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2016 April04

2016.4.22 UPDATE

熊本への支援活動レポート

レポート

ジェフユナイテッド市原・千葉は4月20日(水)および21日(木)の14時~18時に、平成28年熊本地震の被災者支援として、ユナイテッドパークオフィシャルショップ「12JEF」前で支援物資を募りました。



この活動は、熊本県出身である藤嶋栄介選手の呼びかけにより実施。
選手たち自らが表に立ち、直接支援物資を受け取り、一人ひとりに、「ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えています。



選手会長の井出遥也選手は、選手を代表してご支援いただいたみなさまに挨拶を行いました。
「たくさんのご支援、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします」と感謝を述べ、そして引き続きの支援を呼びかけました。







受け取った支援物資はクラブハウスの一室に運び、物資ごとに分けて置いていきます。




レディース所属の山根恵里奈選手も「12JEF」前に立ち、支援物資を受け取ります。



bayfm『ジェフユナイテッド市原・千葉Spirits~WIN BY ALL!』のパーソナリティー・光永亮太さんも、支援物資を持って駆け付けてくださいました。







終了予定時刻の18時が迫ってもなお、多くの方々がユナパへ物資を届けにきてくださいました。













藤嶋 栄介選手
ファン・サポーターの皆さんに本当にたくさんの支援物資を持ってきていただき、僕自身もとても感謝していますし、熊本に届けるところまで責任をもって預からせていただきたいと思います。熊本の人たちが少しでも早く笑顔を取り戻せるように、なるべく早く届けたいと思います。
実家は熊本市内なのですが、実家はかなりひどい状況で、いつ倒れてもおかしくない状況だということを両親から聞いています。余震が続いているのでそのたびに連絡を取りながら、安否を確認しています。ただ、僕は与えられた仕事をしっかりとやらなければいけないと思うので、サッカーでいい結果を届けられるように頑張りたいと思います。連絡を取り合っている巻(誠一郎)さんはもちろん、クラブとチームメイトの協力を得てこのような支援が実現しているので、本当に感謝しています。
巻さんは「自分より大変な人がたくさんいる」と言っていました。もちろん巻さん自身も大変だと思いますが、そうした状況でも支援物資の中継拠点を作ってくれたり、義援金の呼び掛けをしてくれたり、子供たちのサッカースクールを開催してくれたりと、本当に多くの行動を起こしてくれています。その動きに周りの人間も影響を受けているので、本当にすごい人だなと素直に思います。
プロ選手としては、サッカーを全力でやることが務めだと思います。両親もそれを期待していると思いますし、いい結果を届けることで元気を与えることができるはずです。だから、今はコンディションを崩さないように注意しながら、自分の中で頭の中を整理してグラウンドに立っています。
支援物資の呼び掛けに応じて協力してくださった皆さんには、本当に感謝しています。僕も全力でサッカーをして、そして、お預かりした支援物資をしっかりと届けたいと思います。たくさんのご支援、本当にありがとうございました。


山根 恵里奈選手
今回の活動に参加しようと思った一番の理由は、5年前の東日本大震災です。そのときもこうやって、各地でいろんな方がこのように支援活動をしてくださっていました。あのときの自分は、体は元気だったんですけど、すぐに行動を起こせず、前を向くことができませんでした。支援をしていけば、被災地の方々も前を向くことにつながると思ったので、今度は自分が行動を起こそうと思いました。
今回の支援物資もそうですが、レディースの試合で行った募金活動でも、声をかけた観客の皆さんやサポーターの皆さんが、チケットを買った際のお釣りだったり、そのとき財布に入っていた小銭だったりをすべて募金箱に入れてくださいました。何か一歩踏み出すというのはとても大変なことですが、「助けたい」「力になりたい」と思う方がたくさんいらっしゃって、本当にありがたく感じたとともに、5年前は自分がそのような気持ちに支えられていたのだなと、あらためて思いました。
5年前、自分は本当にたくさんの方々に助けていただいたので、その感謝の気持ちを今でもずっと持ち続けています。一人の力は小さいかもしれませんが、たくさんの人の力が集まれば、こんなに大きく、目に見える形で“支える力”になります。これからも、支援のために一歩踏み出そうと思ってくださる方がいたら、ぜひ協力してくださるとありがたいです。


そして、22日(金)は集められた支援物資を、アシストスポンサーであるジェイアール東日本物流さまのご協力をのもと発送しました。13トンのトラック目いっぱいに積み込み、スタッフ総出で行いました。ご覧のとおり荷台がパンパンですが、もちろん積載制限は超えていません。













この度は、短期間でのご案内でありましたが本当に沢山の物資をお持ちくださりありがとうございました。この場を借りて、感謝申し上げます。約13トントラック1台分の物資は責任を持って熊本(福岡経由)までお届けさせていただきます。

活動の様子は随時ジェフオフィシャルFacebookやtwitterでも公開していますので、ぜひこちらもご覧ください。
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Twitter @jef_united