第6回なでしこ交流戦レポート（2月17日）

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2017 February02

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2017.2.17 UPDATE

レポート

第6回なでしこ交流戦 in 千葉の3日目は、「春一番」が吹く中で全6試合が行われました。
ジェフレディースは5日間で8試合を行うというハードなスケジュールですが、「なでしこリーグや海外のチームと集中的に練習試合ができる貴重な機会」（三上尚子監督）を通じて、実戦の中でチームづくりや戦力の底上げを図ります。

今日は午前10時から、ゼットエーオリプリスタジアムでAC長野パルセイロ・レディースと対戦しました。
「昨日の試合で出た守備の課題を修正したかったのですが、風が強くてなかなか難しかったです。ただ（選手たちは）かなり意識してやってくれたと思います」と三上監督が振り返った試合は、攻撃力のある長野を90分間無失点に抑えました。（結果は0-0のスコアレスドロー）

風上と風下どちらも有利にならないような強風のコンディションに、多くの選手が悩まされました。

「今の状態としてはここ何年かで一番いい」という櫻本尚子選手。
「自分のことに集中することをテーマにやっています。今年は1プレーヤーとしてチームを引っ張っていきたいです」と意気込んでいます。
今季もチームにはなくてはならない存在です。

三上尚子監督が「攻撃面でのクオリティが高くて、ディフェンス面でも労を惜しない選手」と評する成宮唯選手。
柔らかいボールタッチでリズムをつくり、豊富な運動量で相手を翻弄します。

中盤の左サイドで先発出場した安齋結花選手。
今日は連携面やポジションニングでまだ迷いのありそうなプレーでしたが、持ち味のドリブルを生かした縦への推進力はジェフレディースの大きな武器です。

センターバックでプレーした西川彩華選手。
「現時点ではまだまだな部分が多いですが、シーズンが始まる頃には自分たちで話し合ったことを試合の中で出来るように、そしていい結果を出せるようにしたいです。応援よろしくお願いします」
さらなる活躍が期待される3年目のシーズンに挑みます。

後半、瀬戸口梢選手の放ったミドルシュートは惜しくもポストに阻まれました。
安定感のあるクレバーなプレーは今季も健在です。

いつもキビキビとしたプレーが印象的な若林美里選手は、後半から右サイドバックで出場。
激しいポジション争いの中で、「今年こそ」という思いは強いはずです。

そして新キャプテン上野紗稀選手。
「チーム全体でプレーの質を上げて、誰が出ても同じサッカーができるようにしていかなければいけないと思ってます」と、チームのことを真っ先に話す上野選手。
「（交流戦の合宿で）みんなと1日中一緒にいられる中で、新しく入ってきた選手やベテラン、若手もうまく関わっていけるので、チームの雰囲気は明るいです」。

上野選手と言えば、昨日スペシャルインタビューを掲載しました。
「キャプテンになった気持ちと覚悟が書いてるので、ぜひ読んでくれると嬉しいです」と本人がPR。
そのインタビューはこちらです。