LADIES TEAM選手・試合情報

2019 SEASON MATCHES試合日程・結果

前節のI神戸戦は先制点を許し、追いつくことが出来ず0-1で惜敗。これでチームは2連敗を喫することとなった。

藤井奈々監督は「千葉県が度重なる被害を受ける中、勝利を持ち帰るために闘った一戦でした。9日間で3試合こなすタフな選手たちをリスペクトします」と口にした。

ジェフLは、この敗戦で5位へと順位を下げ1試合を残し、3位・I神戸との勝点差は“4”となり、目標とする3位以内を狙うことは不可能となった。
「(I神戸戦)この試合に勝って、ホーム最終戦で3位になることを目指していたので、本当に悔しいです」(林香奈絵)。

順位表を見渡せば、6位・新潟Lが勝点2差で迫り、4位・伊賀FCとは勝点26で並び、得失点3差で上回られている状況だ。
1つでも順位を上げるためにもリーグ最終戦となる次の浦和戦での勝利は大前提であり、23日(土・祝)から始まる皇后杯に勢いをつなげていきたいところだ。

対戦相手の浦和は、首位の日テレ・ベレーザと優勝を争っており、簡単には勝利を譲ってはくれないだろう。
フォワードの菅澤優衣香が得点を重ね、ベテランの安藤梢がボールを前線に引き出す。また右サイドバックの清家貴子の果敢なオーバーラップは攻撃に厚みを加え、左サイドバックの佐々木繭はボランチ、サイドハーフなどポジションを変更し、変幻自在に攻撃を加速させる。

キャプテンの上野紗稀は「浦和も勝たなければ優勝がなくなるので勝ちにきます。その勢いに負けないように自分たちのサッカーをするだけです」と力強く話すと、対面する清家に対しては「清家選手が上がってきた時、その裏を使いたいですし、ダイレクトパスで剥がすことを意識したいと思います」と続けた。

前回、アウェイでの対戦では2-0で勝利。ジェフLとしては、守備から入りラインコントロールに注意しながら思い切りの良い攻撃で得点を狙って第8節の再現をしたい。

小澤寛は次のように意気込む。
「(浦和戦が)今シーズンの初ゴールでした。良いイメージがあるので狙っていきたいですし、思い切り打ちます。シュートを打てば何かが起こるはずです」

浦和は、サイドハーフが中に入ることで人数をかけて流動的に攻めてくることが予想されるが、それを逆手に取りゴールへのチャンスを築きたい。
「中を締めてボールを回させないこと、(流動的に来ても)奪った瞬間は崩れていると思うので奪った後の逆サイド、斜めのボールを狙いたいです。そこに狙いを絞れば得点は取れると考えます」(小澤)。

奪った後のフィードとアイデアで活路を開く。サイドへの大きな展開が勝負の分かれ目となりそうだ。

上野は言う。
「次がリーグ最終節になります。フクアリでの試合なので何としても勝ってサポーターと共に喜びを分かち合いたいと思っています」

泣いても笑っても2019シーズンのリーグラストゲームだ。目の前の試合に全力を注ぎ、自分たちのやるべきことをやり切り悔いのないプレーを表現し、90分間を通し最後まで戦い抜き白星を勝ち取ることで、ファン・サポーターと共に笑い合いたい。
TICKET INFOこの試合のチケット情報

11.2 (土) 13:00 KICKOFF プレナスなでしこリーグ1部 第18節

試合会場フクダ電子アリーナ

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