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試合日程・結果

2014 SEASON MATCHES試合日程・結果

HEADCOACH

鈴木 淳監 督

「点差もそうですが、内容的にも完敗だったと思います。特に攻撃から守備への切り替えがうちの方は遅く、逆に相手は守ったところからの攻撃が非常に速くて、その違いが出ていたと思います。
あとは1対1のところの競り合い、あるいはルーズボールに対しての反応がまったく違って、中盤で置き去りにされる、あるいはそこをなかなか拾えずに、あるいは1対1のところでの仕掛けに戸惑って失点を重ねたということだと思います。
ある程度、サイドを変えて攻撃できると思っていたのですが、なかなか最終的なところまでは入れず、サイドを変えても数的に優位な状況を作れなかったり、あるいは真ん中に入れてもそこで潰されてしまったりということが非常に多くて、まだまだやることがたくさんあると感じさせられました。
湘南ベルマーレは非常に攻守の切り替えが速くて、すばらしかったと思います」

─── 先週の水戸ホーリーホック戦では前線でボールを失ってもすぐに切り替えが出来ていたと思うのですが、今日の試合でそれが出来なかったのは、ジェフの切り替えが遅かったのか、それとも湘南ベルマーレの切り替えがあまりに速かったのか、どちらでしょうか。

そんなに遅くはなかったのですが、やっぱり我々よりも湘南ベルマーレの方が速かったと思います。切り替えの部分はかなり強調はしていたのですが、選手も思った以上に試合の中で速さというのを感じたのではないかと思います。

─── 鈴木監督のやっていることは、全体としては正しいことをやってると思うんですが、湘南ベルマーレのように前に前にいけるようになれば、もしかしたら湘南ベルマーレよりもいいサッカーができるようになるんじゃないかと思うのですが、そのことについてどう思いますか

切替えの部分やスピード、そして1対1のフィジカルコンタクトの強さというところではかなり劣っていたと思います。1対1のボールを持ったときだったり、あるいはボールに対するプレッシャーの速さ、さらには一人目、二人目、三人目という、相手の守備の連動というのは、我々よりもかなり上だったなと思います。
ただ、そういうことを我々もしていかなくてはいけないし、しようとはしているのですが、まだそこまでいってないということだと思います。

─── 今日、試合をやる前とやった後で、相手に対する印象の違いはありましたか?

切り替えの部分と、1対1のところでの競り合いだったりルーズボールに対する反応というのは、戦前よりもやった感じではかなり印象が強く残ったと思います。

町田 也真人MF 28

「つながなくてもいいところでつないでしまったというところはあった。そこが顕著に出てしまった。相手がガンガンくるのはわかっていたので、そこでうまくロングボールを使ってということだったのですが、それができなかった。
ひょう(兵働昭弘)さんからよくボールが入って、左サイドで崩せた場面もあったので、そこを継続してやっていきたいし、そういうパスが何本入るかというのと、そこからボクが前にいけるのかという部分があります。
湘南ベルマーレは3バックでつなぐというのがないのはわかっていた。プレスをかけても、蹴られるという部分があった。プレスバックを今回は掲げていて大事だったので、誰かがいかないとずるずるとなってしまう。そういった場面で、プレスをかけてもいっても蹴られるのはある程度は仕方がない。プレスが中途半端になってしまったというよりも、蹴られたあとのセカンドボールのところをどうしても拾えなかった。また、全体的に引きすぎてしまい、両サイドがディフェンスラインに吸収されてしまい、攻めるときに前に自分とケンペスしかいなくて、相手は3枚。そこで個人で打開できればよかったが、それができなかった」

天野 貴史DF 4

「もっと、全体的に最初は裏に蹴っておけばよかったという思いがあります。ボクもそうだし、みんなにつなぐ意識があったけれど、そこを全部狙われてしまった。蹴って、裏にひっくり返してというのをチームとしてやればよかったと思いました。自分たちのよさがつなぐというところなので、それを狙われたというのもある。ブロックを作って、自分たちの守備からやれたときはやられていない。カウンターで全部やられていた。相手の人数が多かったし、1点目もそうだった。それは改善していかなければいけない。
つかみづらかったというのもあるし、そうとう悔しい。
開始の時間帯のチームとしての入り方を注意しなければいけない。やり方としては間違っていないと思う。湘南のようなやり方をしてくるチームに対して、どういう戦いをしていくのかというのが今後の大きなポイントになると思うが、ここで自分たちのサッカーを貫かずに、蹴ってばかりだったらよくないと思う。自分たちらしい部分をまたイチからやっていきたいです。切り替えていくしかないです。この悔しさを胸に、戦います」

山口 慶MF 13

「外からセンタリングからシュートの形でほぼやられてしまったのですが、そういった部分のところを準備していたところはありますが、もうちょっと戦うところとか、そういった部分を見直さないといけないと思います。自分たちがやりたいサッカーをしても、戦わないと、1対1のところで負けてしまうとどうしようもないというのが正直なところです。
セカンドボールに関しては、ほとんど相手のところにこぼれていました。取ったりしても。そういった部分、こっちにこぼれてくるぐらいの勢いがないと、試合に勝てないと思いますし、そういう部分がないと、どうしてもテクニックも出せない。気持ちのところが大事になってくるとボクは思っています。
ここ2試合、先手を取っていたので、わりとうまくボールを回せていたので、いいイメージはあったのですが、そういった部分を今日は全然出せなかった。相手の方がプレッシャーも早かったですし、そういった中で自分たちが、ある程度つなぎたいのであれば、運動量も増やさなければいけないし、反省点が出てくる。
大敗してしまったので、そういった部分、自分たちで奮い立たせてやっていかないと、次の試合もこうなってしまう。試合によって拾える、拾えないというのは絶対にあると思いますが、少なくしていかなければいけない。日ごろからの意識とか、変えていかなければいけない」

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