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試合日程・結果

2014 SEASON MATCHES試合日程・結果

HEADCOACH

鈴木 淳監 督

1点でしたが、選手がよく頑張ってくれて、何度かチャンスを作ることができて、良いゲームをしてくれました。前半の立ち上がりからボールを持って、前線の切り替えが速かったので、中盤でインターセプトする機会が何度かあったのですが、そのペースを後半最後までよく続けてくれました。 愛媛はしっかり守って、トップの選手にパスを入れてサポートするということをやってきましたが、我々はトップへのパスを入れさせないようにして、2列目がプレスバックすることでチャンスを作らせなかったと思います。攻撃については、サイドを起点に、特に左サイドから何度かクロスが上がって逆サイドで決められないところがありましたが、良い形ができたと思います。 全体として、ボールを持っている時にもう少し背後を取る動きがほしかった。そういうシーンもありましたが、良いボールが出なかったかなと思います。そのあたりはこれからもっと練習しなければいけないかなと思います。また次のゲームに向けて、良いコンディションを作りたいと思います。

─── 今日を含めて直近の3試合すべて無失点でした。その要因や手応えは?

前線の攻守の切り替えがスムーズにできていると思います。リスクマネジメントも良くなってきましたし、相手にボールを動かされてもラインを高く設定し、コンパクトに守備ができていて、そのあたりが無失点につながっているのかなと思います。

─── 交代のタイミングは当初の予定どおりか、それとも流れに合わせてか?

特に井出選手の右サイドは、向こうの左サイドがかなり前半から高い位置に上がってきていたので、その対応に追われていました。フィジカル的に厳しくなることは予想していたので、交代のタイミングは体力が持てば『そのまま』と思っていたが、2点目がなかなか取れなかったので、動ける選手を入れて守備を整えました。ゲームの流れの中で2人とも交代させたということです。

MF 26井出 遥也

─── 決定的なチャンスが、何度かありました。

自分が試合に出たら、結果にこだわっているので悔しいです。最初の前半のシュートシーン、後半のヘディングも、今まで練習でずっとやってきたことだったので、決めなきゃいけなかったですね。個人としての結果にもこだわりたいので、そういう意味ではしっかり決めたかったです。

─── 相手GKのファインセーブもありましたね。

そうですね……。2点目、3点目を取って余裕を持ったゲーム運びをしなきゃいけないので、そういう意味では、追加点を奪えなかったことが悔しいです。僕は出場機会をもらった試合でたくさんのチャンスを作ってもらっているのに、結果を出せていない。これからは、それをどうやって決めるかが課題だと思います。

─── 今日の試合のような展開に持ち込めれば、これからもたくさんのチャンスに絡めるのではないかと思います。

はい。内容としては札幌戦(第14節)と同じように良かったと思います。自分たちにとって“いい距離感”を保つことができれば、いいサッカーができる。今日は、いいリズム、いい距離感を保ってプレーすることができました。

─── 前線からの守備にも手応えを感じたのでは?

相手のシステムが3-6-1だったので、相手のウイングバックについていくことを徹底しました。僕は、どの試合でも攻撃は自由にやらせてもらっているので、守備面では組織を崩さないようにと意識しています。今日は谷澤さんも僕も守備でよく走れたと思うので、そこは良かったと思います。

MF 14大塚 翔平

─── 手応えをつかむことができた一戦だった気がします。

そうですね。攻撃も守備も前半からアグレッシブにできていたので、もっと点が入れば完璧な試合だったと思います。

─── 前節の横浜FC戦から、意識的に変わったところは?

攻撃陣は点の取れない試合が続いていましたけど、やっぱり攻撃陣が点を取らないと勝てない。みんなで攻撃的に戦おうという話をしていたので、そういう部分はうまくいったと思います。ただ、1点しか取れなかったので、それが次への課題ですね。

─── 相手のシステムにうまく“ハマった”という感覚はありますか?

いや、愛媛は守備を固めてきたので『やりやすかった』という印象はありません。ただ、自分たちでボールを回してリズムを作ることができたので、僕としては手応えはありました。

─── 特に後半は守備への切り替えが速かったように思います。

そこは強く意識しているので、僕たちが前から行ったら、ボランチやディフェンスの選手がしっかり反応してくれる。そういう意味で、守備はうまくいったと思います。

─── 2列目の3選手がそろって途中交代したことが、守備での貢献を物語っている気がします。

そうですね。今日はみんな、よく走っていたと思います。僕はもう、フラフラでした。(笑)

MF 16佐藤 健太郎

─── 非常にバランスのいいサッカーができたのではないでしょうか。

みんなのポジショニングが良くて、必要以上に頑張らなくても適度な距離感でプレーできていたので、すごく楽にプレーすることが出来た気がします。

─── ただ、最初の15分くらいは少し嫌な形でカウンターを受けるシーンもありました。

今日は立ち上がりからダイナミックに行こうという話をしていたので、ミスはあったし、押し込まれるシーンもあったんですけど、相手の攻撃にそれほど怖さは感じませんでした。前節も悲観する内容じゃなかったと思うし、やっていても手応えを感じていたので、やれる自信はありました。今日はホームですし、慌てずにやろうと。

─── 全体的な守備への切り替えが速く、ボランチとしても守備の的を絞りやすかったのでは?

ヤザ(谷澤)、(大塚)翔平、ケンペス、それから(井出)遥也がすごくメリハリの利いたディフェンスをしてくれたので、後ろはそれに反応すれば“出どころ”を抑えられる。前の選手の守備に助けられた部分は大きいし、センターバックの声に助けられたところもあると思います。そうやって連係してボールを奪うことができたので、これを続けたいですね。

DF 2大岩 一貴

─── すごく感触のいいゲームだったと思います。

1-0で勝てたことがうれしいですね。ただ、あと2、3点は取らなきゃいけなかった。

─── 今日ハマった要因は? 何が良かったんですかね?

どうなんでしょう。試合が終わったばかりなのでまだ具体的なところは分からないですけど、みんなでやろうとしていることはできたと思います。特に、今日は最初からハードワークしようという話をしていたので、それはうまくいきました。前線の選手がよく動いてくれたので、後ろとしてもやりやすかったですね。

─── チームとして、状態が上がってきている実感はありますか?

1-0で勝ったということが、今シーズン初めてだと思うんです。僕の中では1-0で勝てるチームは強いという認識があるので、そういう意味でも少しずつ上がってきていると言えると思います。

DF 5山口 智

─── 全体的にバランスのいい試合でした。

相手がそれほど『前に前に』という感じではなかったので、僕らがボールを持つ時間を長くすることができました。攻撃している時のリスクマネジメントをしっかりやっていたぶん、そこまで怖くはなかったですね。

─── やはり、課題は追加点を奪うところですね。

そうですね。そこだけだと思います。

─── 今日は全体的に、守備への切り替えを非常に強く意識していた気がします。

前半から良かったと思います。いつも1-0から同点に追いつかれて終わるという展開が多いので、2点目を取ろうという意識はありました。あれだけチャンスがありながら得点が奪えないのはウチの未熟さだと思いますし、勝ったから良いと思っていると、いつか痛い目を見ると思います。良かったという人もいますけど、僕はそうじゃなくて、2点目、3点目を取らなければならなかったというところにこだわる必要があると思いますね

─── 最初の15分は少し嫌なボールの取られ方をするシーンもありました。

そうですね。堀米選手は結構注意していたし、ドリブルとスルーパスとはケアしていました。ある程度の距離からなら、シュートを打たせても大丈夫。だからそこまで怖さはなかったですけど、河原選手に打たれた後半最後のシュートシーンなどは気をつけないといけないですね。

DF 17中村 太亮

─── 今日はサイドで余裕を持ってプレーできたのではないかと思います。

スペースがあったので、ある程度は自由にやらせてもらうことができました。あれだけフリーな状態でプレーできたので、もっと決定的な仕事ができないといけないかなと思います。

─── 谷澤選手とのコンビネーションから、決定機を演出したシーンもありましたね。

そうですね。ヤザさん(谷澤)はボールをキープできるし、安心して上がれるので、サイドをえぐってからのクロスをもっと増やしたいと思います。特に今日のような展開なら、ゴールにつながるようなプレーをしなきゃいけないですね。

─── 今日は相手のシステムにうまく“ハマった”という感覚はありますか?

相手がすごく引いていたので、うまくギャップを突けばサイドのスペースが空いてくる。そこに人数をかけて攻撃するシーンが何度もあったので、そのあたりはすごく良かったと思います。

─── 追加点を奪うために、足りないことは?

決定力ですよね。相手のGKにビッグセーブされてしまったこともありますが、数あるチャンスを確実に決めないと。そこはチームとしての課題だと思います。

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