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試合日程・結果

2014 SEASON MATCHES試合日程・結果

 兵働昭弘をアンカーに据えた4-3-3の新システムで臨んだ第25節は、首位を快走する湘南ベルマーレを相手に1-1のドロー決着。アウェイでリードされる苦しい展開ながらも同点に追いつく粘り強さを見せ、勝点1をもぎ取った。


 「3連戦で勝点5。あと2つはほしかったのですが、次にしっかりとつなげたいと思います」


 関塚隆監督がそう振り返った夏場の3連戦を1勝2分で終え、今節ホームに迎えるのは横浜FCだ。現在の順位は13位だが、6位ジェフとの勝点差はわずかに6。通算対戦成績では6勝4分1敗と相性が良いだけに、確実に勝点3を奪って差を広げ、上位に迫りたい。


 横浜FCとは第15節にアウェイで対戦し、スコアレスドローに終わった。試合の主導権を握りながらも、累積警告による出場停止でケンペスを欠いた攻撃陣は最後まで相手のネットを揺らすことができなかった。しかし、今節はケンペスの出場が濃厚。アウェイ戦同様、ある程度はボールを支配する展開が予想されるだけに、その決定力に攻撃の仕上げを託したい。


 とはいえ、チーム状況が前回対戦と異なることは横浜FCにも該当する。ジェフとの一戦に引き分け手応えをつかんだチームは、第16節以降の10試合で5勝4分1敗と好調を維持。3位ジュビロ磐田を4-0と一蹴した第23節を含め、直近の4試合は全勝。これ以上ない最高の雰囲気でフクアリに乗り込んでくるだろう。


 要注意プレーヤーはボランチに位置する寺田紳一だ。過去にガンバ大阪で主力として活躍した背番号「10」は、抜群のテクニックと創造性あふれるプレースタイルで攻撃にアクセントを生み出す。ジェフとしては前線からの積極的なプレスで彼の自由を奪い、攻撃のリズムを作らせないようにしたい。1トップや2列目の守備面での働きが、試合を優位に進めるポイントとなるはずだ。


 波に乗るチームを相手に勝利し、上位進出への活力を生み出せるか――。悲願のJ1昇格へ向け、負けられない戦いが続く。



関塚隆監督
「横浜FCは山口(素弘)監督らしい技術的に高い選手が多いチームだと思います。今は4連勝中で波に乗っていますが、それを我々がホームで止めないといけないですよね。
相手は4-2-3-1と4-1-4-1を前半のうちに変えてきたりということをやってきます。監督が個人の特徴を上手く引き出していると思いますから、選手がどこのポジションで入ってくるかというところは警戒しなければいけないところです。システムが変わっても人の特徴はそう変わりませんからね。マッチアップするプレーヤーがどういう選手かを把握しておくことが大事だと思います。
前節の湘南戦は真っ向勝負をし、ゴールに向かう姿勢を最後まで見せてくれました。リードされた状況から追いつきましたし、負けたくないという気持ちが表れたと思います。4連勝中の横浜FCをホームに迎えるわけですから、絶対に勝つという気持ちで臨みたいと思います」

岡本昌弘選手
「前節は欲を言えば失点もしたくなかったですし、勝ちたかった試合でした。でも、ここのところは負けていないですし、練習も良い雰囲気でできています。
横浜FCはテクニックのある選手が多いです。どちらかというとボールを保持するサッカーをしてくると思いますし、そのなかで特徴のある選手が仕掛けてくるのでそこは抑えないといけませんね。
サッカーは90分のスポーツなので何があっても勝ちに行く姿勢が重要だと思います。0-0の時間が長くても焦ってはいけないですし、仮に先に点を取られてしまったとしても終わりではないですから。無失点で抑えなければいけないのですが、先に取られても2点取り返すくらいのメンタリティでやりたいです」

井出遥也選手
「前節はあのゴールの前から何度かニアに入っていましたが、ほぼマークに付かれていました。でも、あのゴールシーンはスルスルと中に入ったらフリーになれましたね。ラッキーでした。
湘南戦はトリプルボランチでしたが、僕はもともとユースの時に4-1-4-1で似た役割をこなしていました。ユースの時とは違う守備の仕方もありますが、攻撃では色々な所に顔を出しやすくなるので、自分としてはすごくやりやすかったです。
個人のゴールとしてはヘディングだったりワンタッチだったりってことが多いですけど、自分の持ち味はドリブルで仕掛けられることだと思っています。山形戦や湘南戦でもそういうシーンはありましたが、もっと数を増やしていきたいです」

田中佑昌選手
「湘南戦の前半は相手のリズムで試合を進められていました。ただ、途中からはボールを持てるようになって、自分たちのリズムでできていましたね。そういう意味ではもう少し辛抱して、無失点で抑えられていれば違った結果になったのかなと思います。
ここ最近は負けていないですし、1試合を通して悪い時間帯も良い時間帯もありますが、以前よりは自分たちのやりたいサッカーができていると感じています。でも、もっともっとできると思いますし、自分自身もやれるという思いもあります。さらにチームとして良くなっていきたいです。
横浜FCはしっかりと守備を固めてくるイメージです。4連勝中ですし、先に失点してしまうと難しいゲームになってしまいます。先に点を取って、自分たちのリズムで試合を運べるようにしたいですね」




前節の結果

横浜2-0富山


横浜FC 第25節富山戦布陣




ジェフ千葉 第25節湘南戦布陣






最近の戦績

07/05 横浜1-1水戸

07/20 岐阜1-2横浜

07/26 横浜4-0磐田

07/30 札幌0-1横浜

08/03 横浜2-0富山



最近の対戦

2012/11/18 横浜0-4千葉(J1昇格プレーオフ)

2013/06/15 千葉1-1横浜

2013/10/27 横浜1-2千葉

2014/05/24 横浜0-0千葉




TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
8.10 (日) 19:00 KICKOFF J LEAGUE DIVISION2 第26節 VS 横浜FC

試合会場フクダ電子アリーナ

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