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試合日程・結果

2014 SEASON MATCHES試合日程・結果

 4連勝と勢いに乗る横浜FCをホームに迎えた第26節は、決定力を欠きスコアレスドロー。順位は6位と変わらず、依然としてJ1昇格プレーオフ出場圏内を維持している。


 直近の2試合で勝点2という結果について、佐藤健太郎はこう話した。


 「もちろん、どの試合も絶対に勝ちたい。この2試合で得た勝点2という結果は、あくまで"最低限"だと思います。ただ、僕はそれが悪いとは思いません。結果を受け止めて、次に向かう。また最高の準備をする。それを辛抱強く続けて、メンタル的にはひとつひとつ切り替えながら戦いたいと思います」


 "最低限"の結果を受け止め、メンタルを切り替えて臨む今節の対戦相手は、ロアッソ熊本だ。上位争いを視野に入れれば、現在19位と下位に沈む相手からは確実に勝点3を奪わなければならない。


 相性も悪くない。熊本とは過去に9度対戦し、5勝3分1敗と大きくリード。最近3試合においてはジェフが3連勝している。アウェイとはいえ、ポジティブなイメージで試合に臨むことができるはずだ。


 ホームで対戦した今シーズン第5節は、攻撃陣が躍動し、3-0と快勝を収めた。試合開始直後にケンペスの今季初ゴールで先制に成功すると、後半にはオウンゴールと谷澤達也の技ありシュートで追加点。守っては無失点を記録するなど前半早々に得たアドバンテージを生かし、安定感のあるゲーム運びで勝利を引き寄せた。今節も立ち上がりから試合の主導権を握り、早い時間帯に先制点を奪うことで試合を優位に進めたいところだ。


 警戒すべきは、トップ下に位置し、6得点でチーム内得点王の澤田崇、5得点の齊藤和樹へ決定的なラストパスを供給する養父雄仁である。アシストだけでなく自らも5得点を記録している養父には、第5節のホームゲームでも「あわや」というミドルシュートを放たれた。司令塔のラストパスを封じる守備陣の奮闘が、勝利への絶対条件となりそうだ。


 混戦模様の上位争いを抜け出すため――。敵地で行われる一戦だが、どん欲に結果を求めなければならない。




関塚隆監督
「熊本は攻撃も守備もアグレッシブにやってくる印象があります。スローインやセットプレーでは素早いリスタートがありますし、色々とバリエーションもあって、抜け目ないチーム作りをしているなと思います。
新たに加入した幸野志有人には1.5列目もしくは2列目でのプレーを期待しています。攻守にわたって動きの連続性があるプレーヤーですし、チームとしてどのように結果を出せるかですね。
井出(遥也)や山中(亮輔)はどちらかというとサイドのプレーヤーですが、幸野はトップ下もサイドもできるプレーヤーという印象を受けました。あとは、2トップに近い位置でどれだけやれるかです。(オナイウ)阿道もだんだん力をつけてきていますし、色々なポジションで競争がありますね」

谷澤達也選手
「個人的に熊本は片山(奨典)選手のイメージが強いです。攻撃で最もアクセントをつけられる選手だと思いますし、彼から得点へ繋げることが多いと感じています。
ポイントはサイドだと思います。これまでの対戦では結構サイドを支配できていたと思いますし、突破する回数も多い。だからこそ得点も多いのだと思います。
逆に守備面では齊藤(和樹)選手に気をつけたいです。ホームゲームでも彼に時間を作られましたからね。そこを上手く抑えて、自分たちのゲームにしたいです」

山口智選手
「熊本は縦に速いチームだと思います。前回対戦した時は上手くいきましたけど、アウェイで対戦する時はいつも苦しめられています。メンバーも多少変わっていると思いますし、注意したいです。
セットプレーからの得点も多い印象です。ゴールに直結するプレーをみんなが選択していますし、それに迷いが無いですよね。普段はキッカーでない人でも、臨機応変にリスタートをするので切り替えに注意が必要です」

キム ヒョヌン選手
「熊本はプレッシャーが速いイメージです。攻撃もサイドを生かしたシンプルなものが多いので、気を付けたいです。
今はチームの雰囲気がすごく良いです。得点のチャンスは絶対に来ますから、それを確実に決めて勝ちに繋げたいと思います」



前節の結果

讃岐1-1熊本


ロアッソ熊本 第26節讃岐戦布陣




ジェフ千葉 第26節横浜戦布陣






最近の戦績

07/20 湘南2-1熊本

07/26 熊本2-1水戸

07/30 松本2-1熊本

08/03 熊本0-1群馬

08/10 讃岐1-1熊本



最近の対戦

2012/07/01 熊本1-0千葉

2013/03/10 熊本0-3千葉

2013/10/20 千葉6-0熊本

2014/03/30 千葉3-0熊本