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試合日程・結果

2014 SEASON MATCHES試合日程・結果

雨中の激闘となった第28節ファジアーノ岡山戦は、相手の組織的な守備を最後まで崩せず0-1で惜敗。上位対決を落としたジェフは順位を9位まで下げた。

就任後初黒星を喫した関塚監督は、試合を振り返ってこう話した。

「相手のボールを奪ってからの速さを怖がり、前半はいま一つアタッキングサードで崩し切れなかった。後半の立ち上がりは勇気を持っていくつかチャンス作ったが、逆に一発で仕留められてしまった。いずれにしろ、まだリーグ戦が続きます。とにかくひとつひとつ戦っていきたい」

気持ちを切り替えて臨む今節の対戦相手は、14位に位置する水戸ホーリーホック。通算対戦成績では6勝3敗と大きく勝ち越している相手であり、“上”も“下”も肉薄する混戦模様の上位争いに留まるために何としても勝点3を手に入れたい。

アウェイで対戦した第6節は、2-1で勝利を収めた。立ち上がりから3バックの両脇を効果的に突いて試合の主導権を握ると、兵働昭弘がFKを直接ゴールに叩き込み先制。一度は同点に追いつかれたが、谷澤達也のゴールで再びリードを奪って逃げ切った。

もっとも、関塚監督が「前線の選手の高さや馬力を中心に攻撃を組み立ててくるチーム」と話すとおり、水戸の特徴ははっきりしている。前線へのロングボールを多用し、セカンドボールを拾って得点に結びつけるスタイルは、徐々に確立されつつあると言っていい。

警戒しなければならないのは、最前線に位置する三島康平だ。ここまで4得点を記録している大型FWは、空中戦での圧倒的な強さを武器にチャンスを演出する。ジェフとしては三島との競り合いはもちろん、周囲の選手のケアを怠ることなくセカンドボールを回収し、自分たちのペースに持ち込みたい。

リーグ戦では、ここ4戦未勝利のジェフ。ホームで勝利をつかみ、浮上へのきっかけとしたい。



関塚隆監督
「水戸は前線の選手の高さや馬力を中心に攻撃を組み立ててくるチームという印象です。しっかりとハードワークしますし、思い切りの良いダイナミックな攻撃をしてきますよね。
相手のシステムがどのようなものであれ、どうやって攻撃と守備をするかはみんなが整理できているはずです。それはミーティングでも選手に伝えました。あとはそれを試合中にみんなが察知して、どう自分たちの形に持っていくか。相手に我々が合わせるわけではなく、相手のやり方に関わらず良い距離感で攻守ともに連動し、チャンスを多く作って得点する。あとは守備のところでしっかりとボールを奪い返す。それらの作業がとにかく大事だと思います」

森本貴幸選手
「水戸は体格が良く、フィジカルが強い選手が揃っているイメージがあります。出場した時はたとえ1トップであろうと2トップであろうと、点を取るのが大事です。自分がシュートへ持っていけるような形を、中盤の選手と話をしながら上手く作り出したいです。
チームとしてもチャンスはあるなかで決めきれていない状況が続いています。前線の選手がもっと欲を出し、得点へのこだわりをもってやっていきたいと思います」

大岩一貴選手
「岡山戦は自分が決めるべきところで決めれていれば勝てた試合でした。反省していますし、責任を感じています。
水戸は三島(康平)選手という空中戦に強いFWがいるので、セカンドボールという意味ではその周りの選手をしっかりとケアする必要があると思います。自分がCBで出るかSBで出るかはわかりませんが、CBであればしっかりと競りたいですし、SBであればセカンドボールを拾えるよう注意してやりたいです」

町田也真人選手
「岡山戦は裏に抜ける動きが少ないと思って見ていました。もっと相手を引きつけるような選手が必要だと思いましたし、もし自分が出場できればそういった動きを出していければいいと思います。
水戸は前にヘディングが強い選手がいますし、繋いでくるというよりは放り込んでセカンドボール狙いというイメージがあります。前回はウチが勝っていることもあり、積極的に来ると思います。常に試合に出る準備はしていますし、試合に出れればまずはチームのためにプレーしたいと思います」



前節の結果
水戸0-0愛媛

水戸ホーリーホック 第28節愛媛戦布陣



ジェフ千葉 第28節岡山戦布陣



最近の戦績
07/30 水戸0-0長崎
08/03 京都1-1水戸
08/10 水戸1-1北九州
08/17 東京1-0水戸
08/24 水戸0-0愛媛


最近の対戦
2012/08/26 千葉3-0水戸
2013/04/17 水戸2-0千葉
2013/08/04 千葉2-0水戸
2014/04/05 水戸1-2千葉