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試合日程・結果

2014 SEASON MATCHES試合日程・結果

HEADCOACH

関塚 隆監 督

「天皇杯の一発勝負。前半は、先制されて前への推進力がなくなってしまった。後半は同点に追いついたゴールから攻撃的に行くことができて、私自身もチームがガラッと変わったという印象を受けました。苦しい試合に勝利できたということはチームにとって収穫と言える試合だっと思いますし、サポーターに感謝したいと思います。こういう試合を続けることで、多くのサポーターに足を運んでもらえるようにしたいと思います」

─── 選手交代の意図について。

「(ジャイールから町田也真人の交代については)前半、相手に先制を許して、相手が作る(最終ライン)5、(中盤)4のブロックに対して、中盤の運動量がほしいという意味での交代です。田代は足が痙攣(けいれん)していたので、そういう意味での交代ということです」

─── 長崎の高木琢也監督は「ジェフのプレッシャーが強かった」と言っていました。苦手意識を鼓舞するようなところはあったのでしょうか。

「やはり、苦手意識を持ってはいけない。自分たちが戦えるところを示そうという話はしました」

─── 前半、ジャイールに対して指示を送っていました。

「左のサイドに深く張っていたのですが、そこではサイドバックが上がるスペースが生まれない。そこからいかにインサイドに入って行くかを要求していたんですが、もう一つ、チームとしての機能性が足りなかったと感じました。相手の裏に動く動きは出ていましたが、相手が"5+4のブロック"を作った時は、そのラインの間のスペースでボールを受けられるプレーヤーが必要でした。そのいう意味での交代です」

─── チームが変わってきた印象がある。関塚監督が変えるために植え付けてきたことは?

「戦うということ。本当の技術というのは、今日の長崎さんとの試合のように、圧力がある中で発揮しなければならないもの。そういう中で本当の技術、戦術が生まれると思うので、自分たちが仕掛けていく中でその精度を求めています。チーム全体で前に行く。相手にボールが渡った瞬間に、攻撃するために奪いに行く。そういったところを求めています」

山口 慶MF 13

サイドバックはここ1年やってなかったので、新鮮な感じとやり辛さがありました。
チームは前半良くなくて、前に進めず動きも少なったんですが、後半すぐに点が入ったあとから、みんながよく動くようになりました。僕もそれに伴って、動きもだいぶ出てきたと思います。チームにも勢いが出て、自分たちがどうしなきゃいけないのかもだいぶはっきりしたので、その辺がよかったと思います。
(決勝ゴールが決まったときは)日頃試合に出ていない選手や出場時間の短い選手が、こうやって試合に出て結果を出していくというのは、、チームにとっても個人にとっても大事だと思うので、これが相乗効果としてチームに還元されて、いいサイクルになればいいなと思いながら喜んでました。
これからの試合は今日みたいに最後まで集中して、90分の中で勝負を決められるようにみんなで高め合ってやっていきたいと思います。

町田 也真人MF 28

得点のシーンに関しては、ケンペス選手にふわっとボールが入った時に競り勝ちそうな予感がしました。走り込んだところにボールが来てトラップも上手くいったのですが、そこからのシュートシーンはどうなったか覚えていません。まあ、ボールがゴールに向かってくれたんで嬉しかったです。
前半を見ていてすごくはがゆかったので、自分が入って状況を変えたいと思っていました。監督が「後半の頭から行くぞ」と言ってくれたので、すごくやる気が出たというかチャンスが来たと思いましたね。
個人のパフォーマンスについてはあまり良くありませんでした。でも、あのゴールでチームを乗せることはできたかなと思います。

幸野 志有人MF 33

前半は全体の連動性がなく、前にボールが入りませんでした。長崎は横パスを合図に守備のスイッチを入れるので、そのプレスを一番受けやすい回し方をしてしまったと思います。
後半は町田選手が入り、僕の近くでプレーしてくれました。それで前にボールが入るようになったことで状況が変わりました。
ジェフに来て以降、練習からあまり良いプレーができていませんでした。焦りもありましたし、なぜ自分のプレーができないんだろうという気持ちもありました。ここで結果を出さなければ、いつメンバーを外れてもおかしなくない。そういう意味ではこの試合に懸ける気持ちは強かったですし、自分にプレッシャーをかけて臨みました。今日は自分の中で思い通りというか満足するプレーは全然できなかったですが、気持ちの部分を見せることはできたかなと思います。

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