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試合日程・結果

2014 SEASON MATCHES試合日程・結果

雨中の激闘となったアウェイの京都サンガF.C.戦は、終了間際の失点により痛恨のドロー決着。あまりにも大きな「勝点2」を失ったジェフは、順位を8位へ下げた。

試合後、関塚隆監督は「集中力」について言及した。

「再逆転した力は評価したいですが、こういうスリッピーな(ピッチコンディションの)中で、笛が鳴るまで、そしてラインを越えるまでの集中力というところでは、まだまだ甘いと思います。そこをしっかりとチームとしてやり切らせたい」

悔しさをぶつけるべき次の舞台は、天皇杯4回戦のV・ファーレン長崎戦。通算対戦成績では1分3敗と苦手にしている難敵に勝つことが、リーグ戦の巻き返しに向けた後押しとなることは間違いない。

直近の対戦は、7月26日に行われたリーグ戦第23節。ホームで戦った90分は1-1で終わり、勝点1を分け合った。前線からのハイプレスを受けて攻撃のリズムを作れない展開が続くと、サイドからのクロスを奥埜博亮にフリーで合わされて失点。しかし、わずか4分後に得たFKを兵働昭弘が小さくつなぎ、山中亮輔が豪快なミドルシュートをゴール右隅に突き刺して同点とした。

この試合でも苦しめられたように、長崎のストロングポイントは「ハードワーク」と「サイド攻撃」にある。試合後の選手からは、「前からの圧力を受けてパスをつなぐことができず、蹴り合いになってしまった。相手の得意な形で失点しまった」という声が多く聞かれた。相手のプレスを受けてもどれだけ我慢して自分たちのパスサッカーを貫けるか、さらには、大きく蹴り出したとしても「どれだけ走り負けずにセカンドボールを回収できるかといった点が勝敗を分けるポイントとなりそうだ。

難敵に初勝利を収め、京都戦で受けたダメージを払拭できるか――。週末のリーグ戦へ良い流れで臨むためにも、大きな意味を持つ一戦だ。


関塚隆監督
「ホームでの長崎戦は、相手にすごくアグレッシブに戦われてなかなか攻撃の糸口がつかめませんでした。後半になってだいぶ盛り返しましたが、サイドからのボールを中で一枚フリーにさせ失点してしまいました。あそこが長崎さんの一番のストロングポイントだと思います。
岡山さんにも速い攻撃でサイドへ持って行かれて、中でやられてしまいました。やっぱりあの形は一番避けなければいけないと思います。
天皇杯は柏戦のようにJ1を相手にした時は、自分たちの立ち位置を知る良い機会です。リーグ戦とは違い一発勝負で上に行けるか行けないかが決まりますから、一戦一戦が勝負だと思います」

大塚翔平選手
「最近はあまり試合に出場できていませんが、とにかく全力で取り組み続けることが大事だと思っていますし、そこは変わらずにやれています。
長崎は本当にアグレッシブでハードワークをしてくるチーム。難しい試合になると思いますが、前回のようにボールの蹴り合いをしてはいけません。自分たちは十分に技術があると思うので、落ち着いてボールを繋いでいけばチャンスが来ると思います」

田中佑昌選手
「ここのところは試合に出れていないですが、サッカー選手であればこういう時期があるものだと思っています。ベンチには入っていますから、いつ出番が来ても良いようにしっかりと準備をしようと意識しています。
長崎は縦に速い攻撃が得意なチームなので、カウンターに気をつけることが大事だと思います。加えて、1人1人がハードワークをし、セカンドボールを拾うことも意識したいです」

佐藤祥選手
「天皇杯の柏戦には自分自身が勢いを持って臨むことができましたが、僕はその次が大事だと思っています。もし長崎戦に出場することができれば、評価してもらえるようなプレーをしっかりとやらなければいけないですね。球際の粘り強さや走り負けないこと、泥臭さが自分の持ち味だと思っています。
長崎はとにかく走って、ピッチを広く使うチーム。受け身になると難しい試合になると思うので、こちらが押し込んでいければと思います」


前節の結果
札幌2-1長崎


V・ファーレン長崎 第30節札幌戦布陣



ジェフ千葉 第30節京都戦布陣



最近の戦績
08/10 群馬2-4長崎
08/17 長崎0-0福岡
08/24 北九州2-1長崎
08/31 長崎2-0富山
09/06 札幌2-1長崎


最近の対戦
2013/05/26 長崎2-1千葉
2013/11/10 千葉0-2長崎
2014/03/22 長崎2-1千葉
2014/07/26 千葉1-1長崎

TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
9.10 (水) 19:00 KICKOFF 第94回 天皇杯 4回戦 VS V・ファーレン長崎

試合会場フクダ電子アリーナ

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