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試合日程・結果

2014 SEASON MATCHES試合日程・結果

アウェイでコンサドーレ札幌と対戦した第36節は、前半と後半にそれぞれ1点を奪い、2-0で勝利を収めた。勝点3を積み上げたジェフは、J1昇格プレーオフ圏内の5位に順位を上げた。

週末に迎える第37節大分トリニータ戦の前に、チームは天皇杯準々決勝に臨む。相手はJ1で17位に位置するセレッソ大阪。指揮官はその印象とゲームの展望について次のように話した。

「セレッソはリーグ戦では苦しんでいますが、タレントはそろっている。勢いが出ればすごく良いチーム。攻撃時に両サイドの選手が高い位置を取り、クロスの精度も非常に高い。サイドの攻防が試合のポイントとなるはずです」

確かに、成績不振による監督交代やエース柿谷曜一朗の海外移籍、山口蛍の故障による戦線離脱と、今シーズンのセレッソはいくつもの困難に直面している。それでも、2010年ワールドカップ・南アフリカ大会得点王のウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランや元ドイツ代表FWカカウらを擁する前線はワールドクラス。AFC U-19アジア選手権への出場によって新時代のエース・南野拓実を欠くものの、杉本健勇や扇原貴宏など2012年ロンドン五輪でベスト4進出を果たした質の高い選手をそろえている。関塚隆監督は、ロンドン五輪代表監督として彼らを率いただけに、「怖さ」については十分に理解しているはずだ。

基本的な戦術は「堅守速攻」と言えるだろう。

山下達也や藤本康太を中心に粘り強くゴールを守り、ボールを奪うと楠神順平や永井龍の突破力を活かした素早い攻撃を展開。後方からは攻撃的な両サイドバックが彼らをサポートし、攻撃に厚みを加える。関塚監督が言及したとおり、サイドの攻防を制したチームが試合の主導権を握る可能性が高い。左サイドでスタメン出場を続ける谷澤達也はこのように意気込みを口にした。

「サイドの局面で勝ちたい。サイドの攻防で勝てれば自分たちが有利に試合を進めることができる。セレッソはJ1のクラブで個々の能力は高いが、自分たちの力がどれだけ通用するかを試してみたい気持ちが強い」

2002年以来となるベスト4進出へ。セレッソ大阪の本拠地、キンチョウスタジアムでの決戦に臨む。


関塚隆監督
「札幌戦ではやっと連勝を達成することができました。強風の中での試合でしたが、選手たちがよく粘ってくれたので勝つことができました。
セレッソはJリーグでは苦しんでいますが、タレントはそろっています。勢いが出ればすごく良いチームですね。攻撃時に両サイドの選手が高い位置をとりクロスの精度も非常に高いので、サイドの攻防が試合のポイントになるでしょう。
現在ベスト8ですから、さらに上を目指して1つ1つ戦っていきたいです。この時期は試合をしながらコンディションを整えていくことが大事。良い戦いをすることで週末の大分戦につなげたいです」


佐藤勇人選手
「リーグ戦で生まれている勢いを維持するためにもしっかりとこの試合に臨みたい。セレッソに勝てばさらに勢いが出ると思いますし、リーグ戦にも良い影響を与えることは間違いないです。勝てばベスト4ですし十分にチャンスはあると思うので、チームとして勝ちに行きたいです」


谷澤達也選手
「セレッソはJ1のクラブですし、個々の能力は高い。ただ、そのような力のあるクラブに自分たちがどれだけ通用するかを試してみたい気持ちが強いです。
個人としてはサイドの局面で勝ちたいです。サイドの攻防で勝てれば自分たちが有利に試合を進めることができる。得点を決めなければいけないポジションにいますから、もちろんゴールも狙いたいですね。
札幌戦で連勝することができチームの雰囲気も良くなっています。良い状態でセレッソ戦に臨めると思います」


井出遥也選手
「現在は後ろの選手からの指示もあり、前線の選手がしっかりとボールを追えています。受け身ではなく、連動して自分たちから守備に行けている。その点をみんなが意識し実行できていることがチームの強みになっていると感じます。
セレッソは若い選手が中心ですが、前線にはフォルラン選手やカカウ選手など世界的にも有名な選手がいます。リーグでは苦しんでいますが、個人の能力は高い。チームとしてまとまられると強いと思いますが、自分たちがしっかりとやれば絶対に勝てると思います。レイソル戦もそうでしたが、相手がJ1ということでみんながやってやろうという気持ちを持っています。早く試合がしたいですね」


前節の結果
清水3-0C大阪



セレッソ大阪 第27節清水戦布陣


ジェフ千葉 第36節札幌戦布陣



最近の戦績
09/13 C大阪2-0柏
09/20 G大阪2-0C大阪
09/23 C大阪1-2名古屋
09/27 C大阪1-0浦和
10/05 清水3-0C大阪


最近の対戦(リーグ戦)
2005/07/06 C大阪2-0千葉
2005/08/24 千葉1-2C大阪
2006/04/08 千葉2-1C大阪
2006/09/16 C大阪3-2千葉