ホーム開幕戦でしっかりと勝てたことに満足しています。1万人を超える多くのサポーターがスタジアムに駆けつけてくれて、我々を後押ししてくれました。
選手も最後までよく戦ってくれたと思います。最後まで失点をゼロで抑えたところを評価したいと思いますし、また準備して次の戦いに臨みたいと思います。

─── 後半は水戸が3バックで前から圧力を掛けてきましたが、これは予想されていましたか？　ピッチの中でどのような修正をされたのでしょうか。

今日の先発メンバーを見た時に、センターバックの選手が3人いたので（3バックを）予想していました。でも、前半は17番の新里選手が上がった状態だったので、「（4バックで）来たな」という感じでした。後半は3バックになりましたが、長崎戦も踏まえて、選手たちがピッチの中でうまく対応してくれたと思います。このあたりは成長したところじゃないかと思います。

リズムをつかむことができましたし、いいゲームだったと思います。やらなければいけないことをしっかりとできましたし、ホームのスタジアムで見せることができました。前半に先制して、追加点を奪って、いい流れでゲームを動かすことができたと思います。
失点しないというのはすごく大事なことです。長崎も水戸も非常にタフでイヤな相手でしたが、失点をゼロに抑えてゲームを終えられたことが本当に良かったと思います。ロングボールの多いチームですから、そこは警戒していました。試合全体を通じて、相手にチャンスを作らせるというシーンはそれほどなかったと思います。

しっかりと前からプレスして、相手に自由にボールを持たせないことを考えながらプレーしていました。ネイツの得点が効いたと思います。僕自身にもチャンスがあったので、決めたかったし、決めなきゃいけなかったと思います。ただ、自分のゴールもほしいですけど、チームが勝てていますし、機能していると思います。今シーズンはネイツが加わったことで、右サイドからいい形で崩せるようになりました。分厚い攻撃ができていると思います。
守備については練習からハードワークを求められているので、しんどいですけど、こうやって勝つことでチームの結束力が高まっていくと思います。連勝することができたので、この状態を続けていきたいですね。

長崎戦で勝てたことで勢いがあったと思いますし、個人としても、チームとしてもしっかり戦えたと思います。“つなぐ”というよりも“押し込む”というイメージがあって、セカンドボールを拾えている時間帯はいい形で機能していると思います。ボールを持った時にもう少しいい距離感でプレーすることができれば、“つなぐ”という部分についても精度が上がってくると思います。
前からプレスして、ボールを奪ったらみんなが追い越していくという「縦に速い攻撃」は少しずつできているという手応えがあります。個人的には、もう少し“間”でボールを受けることができればいいと思いますけど、裏を狙うという部分もあるので、その両方をうまく使い分けられるようになるといいですね。味方との距離感が良くなれば攻撃のバリエーションが増えると思いますので、自分に求められていることをこなしながら、精度を上げていきたいと思います。