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2015 SEASON MATCHES試合日程・結果

無敗記録更新!



ホームに大宮アルディージャを迎えた第7節は、井出遥也が奪った試合終盤の連続ゴールで2-0と快勝。勝点3を積み上げたジェフは、再び首位に浮上した。

この日のスタメンは前節と同様。フォーメーションは4-4-2。GKは高木駿。DFは右から北爪健吾、キム ヒョヌン、大岩一貴、中村太亮の4人。中盤はダブルボランチで佐藤勇人とパウリーニョがコンビを組み、右に井出遥也、左に谷澤達也が位置。2トップにはネイツ ペチュニクと森本貴幸が入った。

立ち上がりは大宮がやや優勢に試合を進めた。それでも安定感のある守備でピンチを回避すると、次第にジェフが主導権を握り始める。最初のチャンスは7分。ゴール正面で得たFKを中村が直接シュート。16分には右コーナー付近でFKを獲得し、パウリーニョのクロスにキムが頭で合わせた。32分にはパウリーニョが高い位置でボールを奪い、左サイドに流れてクロス。これをフリーのネイツがヘディングシュート。惜しくもゴール上に外れたが、中盤の主導権を握ったジェフが攻勢を強めた。ゴールこそ奪えなかったものの、前半は攻撃面の持ち味を十分に出した45分間だった。

迎えた後半、立ち上がりはムルジャを中心とした大宮の波状攻撃を受ける。関塚隆監督は56分に北爪に代えて金井貢史を投入。以降は前半と同様に中盤で激しい主導権争いが繰り広げられ、一進一退の展開となった。

状況を打開したいジェフは、71分に2枚目の交代カードを切った。谷澤に代えて好調の田中佑昌をピッチに送り込むと、指揮官の狙いどおりに試合が動き始める。交代からわずか6分後、ピッチに立ったばかりの田中が左サイドからクロスを送ると、ニアサイドに飛び込んだ井出がわずかにコースを変える技ありのゴールを奪った。

さらに、歓喜から3分後の80分には追加点が生まれる。ネイツからパスを受けた井出はペナルティエリアの外からドリブル突破。ゴール右隅に鮮やかなシュートを突き刺し、リードを2点に広げた。その後も集中力を切らさず、ハードワークを貫いたジェフは大宮攻撃陣を完封。京都戦に続き連勝を達成し、大きな勝点3を積み上げた。

ヒーローインタビューに臨んだ井出は、開幕戦以来となる得点の喜びを口にした。

「ここのところゴールを決めていなかったので本当に良かったです。自分がゴールを決めることがチームの勝利につながると思う。もっともっと点を取り、チームが勝てるよう努力していきたいです」

開幕からの無敗記録は「7」に伸びた。連勝で得た勢いを手に、次節は敵地・愛媛に乗り込む。

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