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2015 SEASON MATCHES試合日程・結果

ゴールは遠く、惜敗



首位・ジュビロ磐田をホームに迎えた第9節は、多くのチャンスを作りながらも最後までゴールが奪えず0-2で敗戦。ホームで連敗を喫し、順位を4位に下げた。

この日のスタメンは、前節の愛媛FC戦から3人を変更。田中佑昌に代わって谷澤達也、故障離脱中の佐藤勇人と森本貴幸に代わって佐藤健太郎とオナイウ阿道がスタメンとしてピッチに送り込まれた。フォーメーションは4-2-3-1。GKは高木駿。DFは右から金井貢史 、キム ヒョヌン、大岩一貴、中村太亮の4人。中盤はパウリーニョと佐藤健太郎がダブルボランチでコンビを組み、右に井出遥也、トップ下にネイツ ペチュニク、左に谷澤達也が位置。最前線にはオナイウ阿道が入った。

前半の立ち上がりから両者ともに鋭い出足を見せ、試合の主導権争いが繰り広げられた。それでも、次第にペースをつかんだのはジェフ。落ち着いたパスワークでボールを支配しながら、チャンスをうかがう展開が続く。5分には谷澤のボール奪取から井出がシュー トを放ち、20分にはインターセプトからショートカウンターを発動。最後はパウリーニョがミドルシュートを放った。

しかし、先にゴールをこじ開けたのは磐田だった。21分、ペナルティーエリア内でジェイが振り向きざまにシュートを放つとボールはゴールに吸い込まれ、ジェフは手痛い先制点を喫する。その後は、中村の左足を起点にジェフが反撃したがネットを揺らすことは できず、1点のビハインドのまま前半を折り返した。

後半もジェフは多くの決定機を作り、磐田ゴールに迫った。60分、CKのチャンスにキムがボレーで合わせると、直後には再びCKから最後はパウリーニョがミドルシュート。続く69分には左サイドの攻撃からネイツが強烈なシュートを放ったが、相手GKカミンスキー の好守に阻まれた。

ゴールまであと一歩のジェフは、74分に1人目の選手交代。井出に代えて水野晃樹をピッチに送り込み、反撃の望みを託した。75分には再びネイツが強烈なシュートを放つと、85分には谷澤もゴールを狙う。しかし、いずれも相手GKのファインセーブに阻まれ、得点 が奪えない。

迎えたアディショナルタイムにはカウンターから失点し、試合はこのまま0-2で終了。相手の堅守を崩し切れず、2戦連続の完封負けとなった。

「サポーターの皆さんと勝利の喜びをともに味わうことができずに残念でした。しかし、長いシーズンなので、この状況をいかに自分たちの力で乗り越えていくかが重要だと思います」

試合後、指揮官はそう語って前を向いた。次節は敵地でロアッソ熊本と対戦。中2日のタイトな日程を乗り切り、何としても連敗を食い止めたい。

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