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試合日程・結果

2015 SEASON MATCHES試合日程・結果

愛媛FC、ジュビロ磐田に喫した今シーズン初の連敗は、敵地で行われたロアッソ熊本戦でストップ。4得点無失点という快心の結果を手に、ジェフはフクアリに戻って来た。

今節フクアリに迎える相手は、第10節終了時点で9位に位置する横浜FCだ。ここ4試合は2勝2分けと好調で、今シーズン喫した黒星は「2」とジェフと同様。シーズン開幕直後からチームを牽引してきた三浦知良は故障のため戦線を離脱しているが、前節はそれまでホーム4連勝中だった東京ヴェルディから白星を奪うなど、勢いをもってフクアリに乗り込んでくる。

今シーズンからチームの指揮を執っているミロシュ・ルス監督は、ネイツ ペチュニクと同じスロベニア人だ。育成手腕に定評のある指揮官は、1997年にブランメル仙台(現ベガルタ仙台)の監督を務めるなど、日本との浅からぬ関係を持っている。ルス監督が作り上げたチームでジェフが警戒すべきは、4-4-2を基本とする横浜FCのサイド攻撃だ。右サイドの寺田紳一はテクニックと創造性で、左サイドの小池純輝は縦に抜けるスピードとドリブル突破で局面の打開を試みる。高さのあるベテランFW大久保哲哉はもちろんのこと、東京V戦で今シーズン初出場を果たしたFW野村直輝も警戒したい。

もっとも、ジェフも熊本戦で今シーズン初出場を果たした町田也真人や、これまで途中出場の多かった田中佑昌、さらに田代真一、北爪健吾、伊藤槙人も途中出場から存在感を示し、敵地での快勝に貢献した。連戦を戦う上で、選手層の厚さがもたらす「総力」の充実は不可欠。森本貴幸や佐藤勇人の欠場が続いているとはいえ、彼らの活躍はチームにとってポジティブな材料だ。

横浜FCとの過去2年間における対戦成績は、1勝3分。昨シーズンは2試合ともスコアレスドローに終わり、ほぼ互角の戦いが続いている。熊本で取り戻した勢いをさらに加速させるためにも、前節と同様の快勝でゴールデンウィークのフクアリを盛り上げたい。


関塚隆監督
愛媛戦では思った以上に相手が引いてきた中で、磐田戦では一瞬のスキで先制点を取られた後で、2試合ともなかなかゴールを割れませんでした。メンタル的に難しいロアッソ熊本との戦いでしたが、町田が入ったことで3人目の動きだったり、次への動き出しが早くなったことでペナルティーキックが取れ、チームはゴールが決まったことで肩の力が抜けてプレーができた試合だったと思います。
連戦の中、ホームで迎える横浜FC戦ですが、相手は守備の固い好調なチーム。自分たちの戦いで勝点3を取りにいきたいと思います。相手を分析しながら"どこが狙いどころか"というところを探る戦いをしてきます。実戦経験も豊富な監督だと思いますし、それも実際にピッチでも表れていると思います。試合の対策としては我々の立ち位置がポイントになりますし、そこが勝負どころになります。連戦ですから、どちらがプレーの質を高められるかが、やはり勝負のポイントになると思っています。

佐藤健太郎
ロアッソ熊本戦は苦しい時間帯もありましたが、4点取れていますし、アウェイで無失点だったので、ジュビロ磐田戦の敗戦を引きずらずに持っていけたと思います。個人としてはボールを持てる時間は少ないと思いますが、それ以外の部分で動けるようになってきていますし、試合をしていく中で、まだまだコンディションも上がっていくと思うので、もっと守備の部分で身体を張ることやフリーランニングがたくさんできればいいと思っています。横浜FCは技術が高い選手がたくさんいますし、ビルドアップしてつないでくるチームだと思います。大久保選手に長いボールを蹴られて自分たちの頭を越える展開になったら、なるべくセカンドボールを拾うことやプレスバックすること、アプローチすることも大事になります。頭を越えた時にどれだけ反応できるかだと思うので、距離感を保ちながらプレーをしていきたいです。シンプルなボールを蹴られた時に局面での勝負となりますが、そこでのこぼれ球や蹴ってくるボールの質を悪くすることを後ろの選手が上手く動かしながら試合を進めていけたらと思います。

田中佑昌
(連戦の中で、田中選手の走りが活きてきますが?)自分の持ち味はそこなので、90分間、そして連戦の中でも労を惜しまずやっていきたいです。(横浜FC戦に向けて)しっかりとポゼッションをしてくるイメージがあるので、高い位置で守備をして、自分たちのリズムに早く持っていきたいです。そして相手には上手い選手が多いので、相手に合わせるのではなく自分たちのサッカースタイルを貫くことが大事になると思います。個人的には逆サイドからのクロスにもっと絡み、シュートを打つシーンを増やしていきたいと思います。また、個人で守備をするのではなく、チームで連動した守備ができれば、相手の危険なサイドチェンジも問題はないと思うので意識してプレーしたいです。

金井貢史
「相手の嫌がることをやりたい」。そのために今までサッカーをやってきたし、そういう部分でのイメージはできているので、一番良い判断ができればいいと思っています。連戦ではありますが、逆に休まずにやれるので調子は良いです。個人的にも休みがない方が、自分の中で調整ができますし、チームとしてはいろいろな選手が出られるチャンスになるので、チーム力が付いていくと思います。横浜FCは寺田選手が上手いという印象を持っています。そして、サイドを上手く使ってくるイメージもあります。サイドで主導権をとって相手の守備の時間を増やせればいいと思いますし、逆にこちらが下がってカウンター狙いということも必要だと思います。球際でしっかりと勝ち、セカンドボールを拾うことでリズムを作っていけば負ける相手ではない。絶対に勝たなければいけない試合なので、しっかりと勝ちたいと思います。


前節の結果

東京V0-1横浜FC


横浜FC 第10節東京V戦布陣


ジェフ千葉 第10節熊本戦布陣


最近の戦績
04/11 熊本0-1横浜FC
04/19 横浜FC2-2長崎
04/26 横浜FC1-1徳島
04/29 東京V0-1横浜FC


最近の対戦(リーグ戦)
2013/06/15 千葉1-1横浜FC
2013/10/27 横浜FC1-2千葉
2014/05/24 横浜FC0-0千葉
2014/08/10 千葉0-0横浜FC
TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
5.3 (日) 16:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第11節 VS 横浜FC

試合会場フクダ電子アリーナ

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