TOP TEAM選手・試合情報

試合日程・結果

2015 SEASON MATCHES試合日程・結果

2連勝で2位に浮上!



ホーム・フクアリに横浜FCを迎えた第11節は、3つのゴールを奪う快心の試合運びで快勝。前節ロアッソ熊本戦に続く連勝で勝点を「23」に伸ばしたジェフは、首位ツエーゲン金沢と2ポイント差の2位に浮上した。

この日のフォーメーションは4-2-3-1。GKは高木駿。DFは右から金井貢史、キム ヒョヌン、大岩一貴、中村太亮の4人。ダブルボランチにパウリーニョと佐藤健太郎が並び、2列目には右サイドに井出遥也、トップ下に町田也真人、左サイドに谷澤達也が位置。1トップには前節と同様、ネイツ ペチュニクが入った。

「前節のロアッソ熊本戦で連敗を止めて、その中でホッとすることなく相手を叩くという意味で、選手たちはいい試合の入り方をしてくれたと思います」

試合後の会見で関塚隆監督がそう振り返ったように、試合は序盤からペースをつかんだジェフが優位に進めた。キックオフ直後の1分に相手ディフェンスラインの背後に抜けたネイツがシュートを放つと、主導権を握ったジェフは落ち着いてボールを回しながらチャンスをうかがう。先制点が生まれたのは、17分。中村の右CKに合わせた金井のダイビングヘッドが決まり、1-0のまま前半を折り返した。

50分、横浜FCが退場者を出したことで数的優位に立ったジェフは、さらに落ち着いた試合運びで相手ゴールに迫った。

53分にはゴール正面からやや左、約20mの位置で得たFKを中村が直接ゴール。リードを広げてからの時間帯は安定した守備をベースにカウンターを狙い、町田や谷澤を起点にいくつかのチャンスを作った。横浜FCに押し込まれる場面もあったものの、「守備に関しては全く問題なかった」と振り返ったGK高木を中心に強固な守備を維持。アディショナルタイムには途中出場の田代真一とオナイウ阿道がチャンスを作り、最後は同じく後半途中からピッチに立った田中佑昌が決めて、勝敗を決定づける3点目を奪った。

「非常に堅いゲームができたのではないかと思います。多くのサポーターと勝利を一緒に喜べたことに満足しています。これからアウェイゲームが2試合続きますが、しっかりと準備して、我々の戦いを一つひとつ積み上げていきたいと思います」

指揮官の言葉のとおり、チームとしての力を「積み重ねる」ための重要な試合は、なおも続く。次節は5月6日。敵地で東京ヴェルディとの対戦に臨む。

PHOTO GALLERY試合フォトギャラリー

写真をクリックすると拡大します