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試合日程・結果

2015 SEASON MATCHES試合日程・結果

4月26日に行われた第9節のジュビロ磐田戦から始まったゴールデンウィークの連戦も、いよいよ後半戦に突入。5月6日、ジェフは敵地に乗り込み、東京ヴェルディと対戦する。

第8節、第9節で喫した連敗によるショックは、第10節のロアッソ熊本戦、第11節の横浜戦の勝利で完全にぬぐい払った。現在の順位は、首位に立つツエーゲン金沢と勝点2差の2位。日本サッカーリーグ時代からしのぎを削り、発足当初からJリーグに名を連ねる“オリジナル10”との一戦は、頂点の奪還を見据えた重要なゲームとなる。

東京Vは第10節で横浜FCに、第11節でカマタマーレ讃岐にいずれも0-1で敗れ、連敗を喫して順位を12位に下げた。しかし、ホームの試合では4勝1敗1分と好成績を残しており、特に攻撃陣は6試合で11得点とその破壊力を発揮。2試合連続の無失点勝利に成功したジェフにとっては、この試合も今シーズンの持ち味である守備の安定がポイントとなりそうだ。

前節、東京VはMFを本職とする田村直也をセンターバックに、ボランチにトップチーム昇格1年目の三竿健斗を起用するなどスターティングメンバーを入れ替えた。攻撃の中心は、最前線に位置するFWアラン ピニェイロ。MF中後雅喜を中心に中盤でパスを回し、主導権を握って相手ゴールに迫る攻撃を得意としている。攻撃参加を持ち味とする右サイドバックの安西幸喜、テクニックに優れた南秀仁など個性あるタレントは多く、前節はベンチスタートとなったもののMFブルーノ コウチーニョや安田晃大、さらにFW平本一樹など有能なアタッカーも多い。まずは一対一の局面、“個”の勝負に負けないことが試合全体を引き締める上で不可欠だ。

前節、ジェフは1得点1アシストを記録した中村太亮を筆頭に、数多くのチャンスを演出した町田也真人、途中出場からゴールを奪った田中佑昌など選手たちがそれぞれ持ち味を発揮し、3-0の快勝を呼び込んだ。ネイツ ペチュニクを1トップに据えた布陣も安定感を増し、攻撃のバリエーションは増えつつある。組織的な守備で相手の“個”を封じ、縦に速く、迫力ある攻撃で相手ゴールに迫ることができれば、おのずと勝利の可能性は高まるに違いない。

昨シーズンの対戦成績は、ホーム、アウェイともドロー。J2での対戦成績は3勝3敗4分と五分。力関係の拮抗する相手を敵地で倒し、今シーズン初の3連勝で勝点を積み上げたい。


関塚隆監督
(2連勝、そして2試合完封、その要因は)愛媛FCに戦術を変えてこられて、崩し切れずに、ジュビロ磐田戦ではチャンスがありながら得点が出来ない流れの中で、アウェイで勝利をしてきました。そして戻ってきた横浜FCとのホームゲームは重要なポイントでした。先制して、その中で相手の狙いや動きを自分たちで噛みしめながら、自分たちでゲームを進められたということ、落ち着いてゲームを進めて行けたということが勝因ではないでしょうか。(東京ヴェルディの印象は)非常に良いチームだと思います。この前の(横浜FCとの試合)試合を見ましたが、どちらが勝ってもおかしくないゲームであったし、(FC岐阜との試合では)3点取られながら4点を取ったりと、とてもパワーのあるチームだと感じます。
(途中出場した3選手が絡んでの3点目のゴールは、一体感が出ていると思いますが)練習がスタートする前に全員の前で話しましたが、2対0から相手が一人少なくなった中でも、我々の運動量が減り、相手がもう一度パワーを出してきた時に試合を決めきれなかったのですが、それを田代選手、オナイウ選手と田中選手で決めました。「全員の力というものが今は必要だから」と言う話をしました。「中2日で、また試合だけれどもリカバリー組は(コンディションを)整えるし、トレーニング組はしっかりと取り組もう」とも。彼らも“何をしなければいけないか”ということを理解しながらプレーをしてくれていると思います。(誰が出ても、出場しても、高いレベルでプレー出来ている)とにかく「自分でチャンスを掴み取れ!」ということです。それがなければ他の選手にチャンスが回る訳で、そういう意味ではいい緊張感で選手がプレーをしてくれていると思います。
(次節に向けて)アウェイが二つ続きますが、しっかりと準備して、そして、チームが一つになって(勝点を)積み重ねて行きたいと思います。

大岩一貴選手
連敗(愛媛FC、ジュビロ磐田)したことでみんなが気を引き締めたと思いますし「あらためて、やらなきゃ!」という気持ちが選手から出ています。(東京ヴェルディの印象は?)上手くて、素早い選手が多い。ユースの選手や外国人選手、そして平本(一樹)選手らが昨年よりさらにレベルアップをしているイメージです。また、チームが躍動していると思います。(冨樫監督になって)違うチームになった気がしますし、しっかりと対応したいと思います。とにかく無失点で終わらせることにこだわりたい。今シーズン、ここまで3連勝と3連続無失点の試合がまだないので、次にしっかりと勝てるようにしたいと思います。

井出遥也選手
(東京ヴェルディのイメージは)若い選手というか、ユースから上がってきた選手が多いと思います。自分と同世代の選手が出てくると思うので、やりがいはあります。相手の冨樫監督もユースの時からチームを見ていた監督だと思うので、若い選手を含め、チームの共通理解やサッカーのスタイルという部分は相手の強みだと感じます。そして、危険なブラジル人選手もいるので注意したいです。(どんなことを意識してプレーを)チームのために“守備”と“前に出て行く”ことは意識して行きたい。もちろん自分の結果に対するこだわりはあります。シュートもそうですが、サイドに張るだけではなく、もっと中でプレーをしていけたら。ボールを引き出して真ん中でプレーすることと、シュートの部分にこだわりたいです。3連勝を目指して頑張ります!

中村太亮選手
(チームが好調)コンパクトに守備から入って、ボールを奪った後のみんなの前への意識が高い。そして我慢する所も我慢して守れています。ここ2試合(ロアッソ熊本戦、横浜FC戦)はチャンスで決め切れていることが大きいです。あとは、ちょっとしたスキをなくしていくことが必要です。横浜FC戦では2点をとった後に少し緩みが出てしまった時間があったので、それもなくしていければもっと良くなると思います。
(東京ヴェルディの印象は)毎年、若い選手が出てきている印象があります。元気でパワフルな選手、そしてベテラン選手もいて、良いチームだと思うので、しっかりと準備して勝ちたいと思います。外国人選手も抑えて自分たちのサッカーをしたいです。(意識したいプレー)まずは、自分たちのサッカーを貫くことが一番。コンパクトに保ち、そこから縦への速い攻撃が出来ればいいと思います。

前節の結果
讃岐 1-0 東京V

東京V 第11節讃岐戦布陣


ジェフ千葉 第11節横浜FC戦布陣


最近の戦績
4/19 磐田 2-0 東京V
4/26 東京V 2-0 群馬
4/29 東京V 0-1 横浜FC
5/3  讃岐 1-0 東京V

最近の対戦
2013/06/29 千葉 2-1 東京V
2013/09/23 東京V 1-0 千葉
2014/03/16 東京V 1-1 千葉
2014/09/28 千葉 0-0 東京V