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試合日程・結果

2015 SEASON MATCHES試合日程・結果

過密日程の5連戦も、いよいよクライマックス。前節の東京ヴェルディ戦と同様、ジェフは第12節も敵地に乗り込み、カマタマーレ讃岐と対戦する。

5月3日に行われた第11節の東京V戦で8試合ぶりの白星を挙げた讃岐は、続く第12節も横浜FCに敵地で勝利。今シーズン4勝目を記録し、13位に浮上した。

横浜FC戦では、持ち味とするカウンターから何度もチャンスを演出。左サイドバックを務める小澤雄希のクロスにMF沼田圭悟がヘディングで合わせて先制すると、1-1で迎えた76分にはセットプレーからFW我那覇和樹がゴールを奪い、勝ち越しに成功した。Jリーグ通算300試合出場を達成した我那覇とブラジルでのプレー経験を持つ沼田は、今シーズンの讃岐における得点源。迫力あるカウンターと彼らの決定力には、十分な注意を払いたい。

前節、東京Vとの試合をスコアレスドローで終えたジェフは、今シーズン初の3連勝を逃し、順位を3位に下げた。相手に主導権を握られて押し込まれた前半、攻勢を強めながらも決定力を欠いた後半とも、それぞれ別の課題を浮き彫りにした。

もっとも、苦しい条件下の試合で、敵地で勝点1を奪うことができたことをポジティブに解釈することもできる。首位ツエーゲン金沢との勝点差は、変わらず「2」のまま。わずか6ポイント差に7チームがひしめくJ2の混戦模様は加速し、ジェフもその渦中にいる。この先頭集団に食らいつき、やがて頭ひとつ抜け出すためにも、5連戦のラストマッチを勝利で飾りたい。

今節は、ここまで攻撃の中核を担ってきた谷澤達也が累積警告により出場停止。関塚隆監督がどのような“一手”を打ってこの状況を打開するかにも、大きな注目が集まる。


関塚隆監督
(中2日で、カマタマーレ讃岐戦を迎えるが)どこのチームも条件は一緒なので、それも踏まえてしっかりと送り出せる選手をこれから考えなければと思っています。(讃岐の印象は)ここまでの12試合で複数失点をしているのは2試合(ギラヴァンツ北九州戦、セレッソ大阪戦)しかない。しっかりと守備から固く入っているという印象があります。
(次節、谷澤達也選手が出場停止でピッチに立つことができないが)これはシーズンを通してどこかにはあることなので、それに対して準備している選手もいるので、チャンスをものにするという意味で誰がそこに入るかですね。
6日(東京ヴェルディ戦)の試合の時は暑かったですね。連戦の4戦目ということもありましたし、日本の気候の中で4月や5月ではあり得ることですが、(その中でも)良くプレーをしてくれたと思っています。
(この5連戦、ビジョンとしての勝点としては)負けは一つ。負けないで終わることができれば一番いい(笑)。その位のポイントですね。あまり引き分けが多くても駄目ですし、勝点3ロスは仕方がない部分だとは思っています。
(トレーニング終了後に選手を集めて)今日も暑い中でハードに練習しましたが、出ている選手はこれ以上に厳しいのだし、そこに入って行く難しさは自分自身も選手として体験しています。自分のテンポやリズムだけでも入っていけないので、“ちょっとキツイけどグっと上げておくように”と選手たちには話をしました。

田中佑昌選手
(カマタマーレ讃岐の印象は)相手は東京V戦、横浜FC戦と連勝してきているし、非常に状態もいいと思います。油断をせずに気を引き締めないと危ない相手だと感じています。前節の東京V戦ではドローで終わりましたが、今回は内容も伴って勝てるようなゲームにしていきたいと思います。
(個人的には)前節はシュートがなかったので、シュートをもっと打たなければいけませんし、クロスもほとんど上げることができていないので、サイドで受けてから仕掛け、もっとクロスを増やしていきたいです。
(谷澤達也選手が出場停止ですが)自分は、左サイドでも右サイドでも問題はありません。最近は左で出る機会も多いですし、違和感はありません。今シーズン、左サイドからのアシストや得点の場面が多いので、(左サイドは)良いイメージがありますね。

町田也真人選手
(カマタマーレ讃岐のイメージは)チームで引いてきて、木島(良輔)選手だけ前に残り、カウンターを狙っている印象があります。とにかく一発を狙ってくるチームなので、そこでの一発に気を付けること。(愛媛FC戦のように)センタリングの位置が低い位置ばかりではなく、もっと高い位置までボールを運んで行って、(ペナルティーエリアの方に)入って行くというイメージは持っていますし、そうしたプレーを増やしていけたらと思います。
相手が引いてきて難しい戦いになることは間違いありません。引かれるとセットプレーも大事になりますし、例えばリスクを冒した仕掛けも大事になってきます。連戦の最後なので、しっかりと3ポイントを取って帰ってきたいですし、どんなことをしても勝ちたいので、僕は僕ができることをピッチで表現したいと思います。

キム ヒョヌン選手
(3試合無失点が続いていますが)東京V戦では危ないシーンはありましたが、ゼロで終われて良かったと思います。押された展開のゲームでもしっかりと守れたら、本当にチームにとってプラスになると思います。
(カマタマーレ讃岐のイメージは)守って守ってカウンターを狙ってくるチームなので、しっかりとリスクマネージメントをして、カウンターでやられないように準備していきたいです。やはり引いてくる相手には、セットプレーが大事になります。僕自身も得点も決めたいし、相手は強固に守ってくると予想しますが、全員でハードワークをして前への意識をもちながら、勝点を取りたいです。
連戦も最後の1試合になるので、強い気持ちで臨みたいと思います。去年は4得点をしたので、今年は5得点を狙っていきたいです。セットプレーから決めることは大きいし、無失点で進んで行ったら自分たちのペースになると思います。


前節の結果
横浜FC 1-2 讃岐


カマタマーレ讃岐 第12節 横浜FC戦布陣



ジェフ千葉 第12節 東京V戦布陣



最近の戦績
4/26 讃岐 1-3 C大阪
4/29 群馬 1-0 讃岐
5/3 讃岐 1-0 東京V
5/6 横浜FC 1-2 讃岐

最近の対戦
2014/04/26 千葉 1-1 讃岐
2014/11/23 讃岐 0-1 千葉