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試合日程・結果

2015 SEASON MATCHES試合日程・結果

ゴールデンウィーク期間中の5連戦を3勝1敗1分の戦績で終えたジェフは、第13節終了時点で首位ジュビロ磐田と勝点差「1」の2位。迎える第14節は、ホーム・フクアリに今シーズンのJ2リーグで旋風を巻き起こしている3位ツエーゲン金沢を迎える。

今シーズンからJ2に昇格した金沢は、開幕戦で大宮アルディージャに敗れたものの、その後は安定した戦いで勝点を積み上げてきた。第7節ではアウェイでセレッソ大阪を破るなど勢いは衰えず、最近10試合の成績は7勝3分と無敗。失点「7」はリーグ最少失点で、序盤のリーグ戦を盛り上げる主役となった。

ここ2試合は徳島ヴォルティスとファジアーノ岡山を相手にドローとなったものの、チームのストロングポイントである堅守は健在。相手の攻撃に対して強固なブロックを作り、カウンターやセットプレーからチャンスを作るスタイルに、多くのチームが苦戦を強いられている。

岡山と1-1で引き分けた前節は、相手に先制点を奪われながらも粘り強く戦い、ドローに持ち込んだ。最前線に位置するFW水永翔馬をターゲットマンとする攻撃は、岩政大樹を中心とする岡山守備陣に封じられたものの、セットプレーから水永の高さを生かしてDFチャ ヨンファンが同点ゴール。セットプレーのキッカーであるMF山藤健太の左足は精度が高く、ジェフにとっては十分な警戒が必要だ。

もっとも、前節のカマタマーレ讃岐戦で森本貴幸が復帰したジェフも、万全の態勢が整いつつある。今シーズン初のスタメン出場となった水野晃樹や、フル出場を果たしたオナイウ阿道も活躍。途中出場からゴールを決めたネイツ ペチュニクも好調を維持している。北爪健吾や田代真一も途中出場ながら存在感を増しており、選手層の厚さを感じさせるなどレギュラー争いは白熱している。

J2リーグの上位争いは、依然として混戦模様。勝点「27」で並ぶライバルとの直接対決、ホームで負けるわけにはいかない。



関塚隆監督
(ツエーゲン金沢の印象は)一言で言えば強いチームです。攻守に対して非常に整理されていて、オーガナイズされたチームだと感じます。ラインでスペースを作らないというのがありますし、一枚剥がされても次のブロックがしっかりしていてよくトレーニングされたチームですね。
(攻撃は)タレントも揃っていますし、プレーメーカーの山藤選手や清原選手がワイドから点に絡んできますし、個人の良さを上手く組み合わせています。あとはリスタートで、ペナルティーキックの数も多いですね。
(金沢のように整然と守るチームと対戦する場合のポイントは)やりにくいと言うか、行け行けのサッカーをするとスペースを上手く使われてしまうし、焦れずにどうプレーをするかが大事なところ。前節のカマタマーレ讃岐戦がチームとしては、一つのシミュレーションになったのではないでしょうか。あの形の中で焦れずにどう戦って行くかだと思います。愛媛FC戦の時は隙を突かれてしましましたが、それを上手く戦っていったのが讃岐との戦い方だったと思います。相手にチャンスを与えずに、我々がチャンスを作り、モノにするかというところがポイントになると思います。
今、金沢が手強いチームだというのはどこのチームも思っているはずです。これだけの得点力と失点の少なさには、それだけの理由や要因がある訳で裏付けられるものがあると感じます。

谷澤達也選手
(コンディション面での)疲れは取れたので、次はやってやろうと思ってます(笑)。
(ツエーゲン金沢の印象は)本当にチームとしてまとまっているし、ポイントポイントで上手いなというイメージ。嫌らしさも感じるし、チームの形ができているので、そこが一番怖い部分です。向こうの武器は右サイドだと思いますし、うちの(左)サイドとの攻防でどっちが主導権を握れるかにかかってくると思っています。清原選手と辻尾選手のコンビはいいですし、バランスよくやっています。そこが起点になっていると思うので、そこはうちの左サイドで押し込みたいです。
(相手のブロックは)見た感じは、4-4で、前に2枚を残しています。あれが4-5-1になったら苦しいけれど、4-4だったらどこかで絶対にスペースはできてくると思うので、焦らないでやりたいと思います。ホームだったら、後押しもされるので問題はありません。
(J2に挑戦中の金沢に対して)自分的にはJ2はあんま甘くないよっていうのは見せたい。自分たちが苦労してきているので……。
とにかく相手がどうこうというのは一切考えていません。今は試合に勝つことだけをみんなが意識して一試合一試合臨めていますし、自分たちのスタイルを崩さないでやってきていると思います。

パウリーニョ選手
(ツエーゲン金沢の印象は)無敗できていて負けないチーム。J3から上がってきたチームで、本当に全員がハードワークをしてくると感じます。しかし、ホームゲームで対戦するからこそ、我々の姿勢を強く示す必要があります。特に次節のリーグ戦は、上位や中位のチームの直接対決と言われるゲームが行われます。この後の結果によって、上のチームと下のチームの勝点に少しずつ差が出てくると思うので(金沢戦は)大事なゲームになると思います。
(注意していきたいポイントは?)清原選手の調子が上がっていると思います。J3から昇格してきたチームですが、守りに入らずに讃岐とは少し違ったプレーをしてくる印象です。彼らも前に出てきてゴールを決めて勝利しようというような戦いをしてくるという印象もあります。注意をたくさん払わなければいけませんが、我々は相手を上回るプレーをすることができると信じています。

金井貢史選手
(連戦を振り返り)ジュビロ磐田戦で負け、連敗はキツイというのはみんなが分かっていました。連戦で勝点をいかに取れるかで今後の差が出るので、食いついていけるかどうかをみんなが理解していたと思います。勝点10は全員が戦った結果。もちろん全部勝てれば良かったのですが、難しい状況もあって引き分けにもっていけた試合もあったし、そういう意味では良かったと思います。しかし、次節は勝たなければ意味がないので、しっかり勝っていきたいです。
ツエーゲン金沢とは同じ勝点だし、負けたらすぐに離される。1位になれるチャンスもあるので勝つことが大事だと思います。
(金沢のイメージは)全員がハードワークをしてきて守備から入るチームだと思います。うちに似ている部分もあります。4-4でブロックを作ってセットプレーも大事にしているし、あとはペナルティーキックも多いというイメージがあるので、ペナルティーエリア内では気を付けたいです。
(相手の右サイドの強さについては)うちも左サイドが強いのでどちらが主導権を握るかというのもあるし、左が攻めれれば相手の右も守備に回ると思うので、そういう意味でうちの右サイドでしっかりと攻撃の起点を作り、左に持っていく形をやっていきたいと思います。
(セットプレーでの得点については)自分が点を取れれば良いのですが、キムもいい動きをしていますしキッカーも良いので、本当に中の人がどんなボールがきても決めるだけだと思います。


前節の結果
金沢 1-1 岡山


カマタマーレ讃岐 第13節 岡山戦布陣



ジェフ千葉 第13節 讃岐戦布陣



最近の戦績
4/29 金沢 1-1 札幌
5/3 金沢 1-0 水戸
5/6 徳島 0-0 金沢
5/9 金沢 1-1 岡山


最近の対戦
(初対戦)