６試合ぶりの勝利ということで、選手たちは最後まで集中してよく戦ってくれたなと思います。また、多くのサポーターが大分まで駆けつけてくれて一緒に喜び合えたことに満足しています。
試合については、大分さんも前線の選手の組み合わせを変えてきて、監督が変わった中で非常にモチベーションが高い中で前半立ち上がり押し込まれた場面もあったわけなのですが、勝因は先制点が奪えたということです。
後半も相手の圧力が非常にありましたが、我々ももう一度取りにいく中でそのチャンスも何度かあったと思います。そこを決めきることができないと終盤まで苦しい試合になる。そういう試合だったと思います。いずれにしても勝点３を取って失点を０で抑えることができたことを次に続けていきたいと思います。

─── 前半で先制点に絡んだ町田選手を替えた狙いは

ネイツが代表の試合で戻ってきたということで、そういうコンディション的なこともありましたし、前半を戦った中で、セットプレーや中盤での圧力が掛かってきていたので、後半から交替しました。

─── これから内容的にジェフが上向いていくために必要なものは？

けが人が復帰したことは心強いですし、その中で今日も余分なイエローカードもありましたし、そういう所を抑えながらチーム力をしっかりとして落ち着いてゲームを進めていくことをまずやらなければいけないですし、相手の圧力に対してしっかりと繋げられる組織的なボール保持であったり守備をもっと精度を上げていかなければいけないと思います。

ようやく無失点に抑えることができました。ただ、決定的なシュートがあまりなかったのでボクが仕事をしたというよりは、みんなが頑張って守ってくれたということ。よかったです。
全体的には苦しい試合だったけれど、ディフェンスは本当によく頑張ってくれた。

相手はダイレクトでずっと裏を狙ってきていたので、そのことに気をつけながらやっていたのですが、ボールを取ったあと、シンプルに裏返そうという気持が強すぎて、簡単に蹴りすぎてしまい、前の選手をずいぶん走らせてしまった。もう少し、落ち着くところは落ち着いて回す必要があった。
回せばチャンスになりそうだったので、そういった時間を増やしていかなければいけない。これもゲーム運びだと思うのですが、長いボールを使いながら、相手をひっくり返すから間のスペースがあいてきて、ボールを回せるようになるかもしれないし、ボールを回して相手がくいついてきたら今度は裏にスペースもできるので、そういった使い分けをしていきたいです。

今日は試合の入りが良くなかったので、押し込まれる展開が多く、守備に回る場面が多かったです。もう少しチームを落ち着かせることができれば、自分たちの良いシーンを作れたと思います。

得点シーンは（金井）貢史が良いパスを出してくれたからだと思いますし、あとは中でハル（井出遥也）が決めてくれました。

サイドバックが高い位置で持てると最後に抜け出したポジションを取りやすくなるので、自分が走っても出してもらえないことは多いですが、上手く貢史が溜めてパスを出してくれたのが大きかったですね。

（佐藤）健太郎くんの良さはもちろんありますが、今日は（佐藤）勇人さんが戻ってきたことで勇人さんの前への圧力が今日の試合では生きましたし、チームとして“前に”という意識が出せたと思います。

チームのベースとしてあることですが、しっかり身体を張って戦えていたので、それができた結果として勝ちきれたと思いますし、そこは続けていかなくてはいけないと思います。

得点シーンは、ボールに数人が絡んで右サイドからチーム全体で崩すことができて、（町田）也真人くんが良いパスを出してくれたので、合わせるというか打つだけでした。
チームと也真人くんに感謝したいと思います。

今は1試合1試合をチームとして大事に戦っています。次のアウェイでの試合もしっかり勝って帰ってくるので、引き続き一緒に戦いましょう！