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試合日程・結果

2015 SEASON MATCHES試合日程・結果

終了間際に喫した同点弾で、悔やまれるドローを喫したセレッソ大阪戦。しかし敵地で、J1昇格を争うライバルから奪った勝点1は、決してネガティブではない。第27節の徳島ヴォルティス戦で6試合ぶりに手にした勝利の勢い、それをドローでつないだことをポジティブに捉え、残り14試合にすべてを懸ける。それが、今のジェフに求められる“強さ”である。

本拠地フクアリに戻って迎える第29節の対戦相手は、第28節終了時点で8位につけるV・ファーレン長崎。順位ではジェフがひとつ上だが、勝点は「42」で並んでおり、最近4試合では負けなしと好調を維持している強敵である。4位のセレッソ大阪と5位のアビスパ福岡が勝点「45」、6位のツエーゲン金沢が同「42」と肉薄しており、J1昇格プレーオフ圏内に再び戻るためにも負けられない一戦だ。

V・ファーレン長崎は前節、ホームでコンサドーレ札幌と対戦。ボール支配率で上回るコンサドーレ札幌に終始押し込まれながらも、GK大久保択生を中心に粘り強い守備で応戦し、無敗記録を「4」に伸ばした。守備陣は4試合連続無失点と好調で、GK大久保と3バックの堅守はもちろん、中盤から前線にかけての積極的かつ組織的な守備も光る。少しずつ守備が改善されつつあるジェフにとっては、課題とされる攻撃でいかに相手を崩すかが大きなポイントとなりそうだ。

関塚隆監督は、徳島ヴォルティス戦、セレッソ大阪戦ともフォーメーションを2トップにシフト。これによって前線からの守備が安定し、セカンドボールを拾う確率が高まったことで優位に試合を運べる時間帯が増えつつある。もっとも、セレッソ大阪戦では先制点を奪った直後から意識が守備に傾倒するあまり、攻撃面での活動量と積極性を失って防戦を強いられた。今シーズンの持ち味である守備を取り戻し、先制点を奪うという課題をクリアした今、“その後”の時間をどのようにコントロールするかが、セレッソ大阪戦で突きつけられた課題となった。

セレッソ大阪戦の直後、チーム内得点王であるネイツ ペチュニクはこう話した。

「1試合1試合、気持ちを込めてしっかり戦うこと。まだ14試合残ってます。まだまだ自動昇格するチャンスはありますので、まずは目の前の1試合をしっかり戦いたい。次の長崎戦も気持ちを込めて、いいサッカーができるようにいきたいと思います」

ここが正念場だ。チーム一丸となり、“気持ち”を込めてV・ファーレン長崎を迎え撃ちたい。


関塚 隆監督
内容的に言えばここ2試合(徳島ヴォルティス戦、セレッソ大阪戦)は上向きです。ただセレッソ大阪戦のシュート数は、相手の15本に対して8本でした。やはりもう少しシュートを打てるチャンスはあったと思います。毎試合10~15本くらい(シュートを打つことによって)ゴール前のチャンスを作りながら、締めるところではしっかりと組織で守っていく。そのあたりのスタンスはできてきていると思うので、今週もしっかり戦っていきます。
(V・ファーレン長崎戦は)我々のホームですし、しっかりと白星を掴み取るために一丸となって戦っていきたいと思います。非常にプレッシャーを掛けてくるし、堅いチームです。それをどのように跳ね返していけるか。90分間、タフに戦った先に勝点3があると思います。攻守のバランスを取っていくことが大事です。
今は我々も“受けて立つ”という立場ではなく、我々は我々でしっかりと前向きに戦っていくということが大事だと考えています。

谷澤 達也選手
セレッソ大阪戦はそれほどやられている感じはしなかったのですが、自分たちが引いてしまった部分もあって、相手にチャンスを与えてしまいました。もう少し時間を作るプレーを一人ひとりが考えていかないと勝てないと思っています。 チームとしては、少しずつ良くなり出しているという感じはしてきています。今後は、自分のシュートチャンスも増えてくるようになると思っています。
(長崎と)前回、開幕戦でやった時は、(サイドに)スペースがあったと思ったし、(長崎が前節対戦した)札幌戦を見ても、スペースが空く時が多いと感じました。タイミングを見て(縦に)行く時と、時間を作る横パスとをうまく使い分けていければ、押し込むことができると思います。

富澤 清太郎選手
(セレッソ大阪戦の引き分けは)自分の力のなさだと思います。でも(失点場面は)自分だけで解決できる問題でもありません。それぞれみんなとコミュニケーションを取るということは今週もやってきました。
(長崎が採用する)1トップ2シャドーは、その両脇(ウイングバック)も含めると5トップのような形になります。守りにくい部分はあると思いますが、僕自身はこれまでそういう相手と数多く戦ってきています。“勝つ”というのは疲労困憊するし頭も使います。でもやり切ったその先に勝利があるので、苦しいですけどみんなで階段を一歩上って、勝てるチームになっていきます。

井出 遥也選手
最近、個人としては動けているという実感があって、良いコンディションだと思っています。長崎との前回対戦は開幕戦だったということもあって、硬さがある中での試合でした。(開幕戦で)得点を取れたことは自分の中では嬉しかったし、長崎に対して良いイメージはありますけど、今回はまた違う戦いになると思っています。
前半戦は合計5点を決めましたが、後半戦に入ってまだ得点を取れていません。得点を取れば、当然チームが勝つ可能性が高くなりますし、そういう(得点が必要な展開の)時に得点を取れる選手になりたいと思っているので、試合に出たら得点をどんどん狙っていきます。ホームでしっかり長崎に勝ちたいと思います。


前節の結果
長崎 0-0 札幌


V・ファーレン長崎 第28節 札幌戦布陣


ジェフ千葉 第28節 C大阪戦布陣



最近の戦績
7/18 大分 2-1 長崎
7/22 長崎 1-0 群馬
7/26 福岡 0-0 長崎
8/1 長崎 2-0 横浜FC
8/8 長崎 0-0 札幌


最近の対戦
13/05/26 長崎 2-1 千葉
13/11/10 千葉 0-2 長崎
14/03/22 長崎 2-1 千葉
14/07/26 千葉 1-1 長崎
15/03/08 長崎 0-1 千葉

TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
8.15 (土) 19:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第29節 VS V・ファーレン長崎

試合会場フクダ電子アリーナ

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