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試合日程・結果

2015 SEASON MATCHES試合日程・結果

3週間の中断期間を経て、J2リーグはいよいよ終盤戦へと突入する。残る試合数は「12」。12勝10分8敗で勝点「46」のジェフは、第30節終了時点でJ1昇格プレーオフ圏外となる7位。逆転でJ1昇格をつかみ取るためにも、ひとつも負けられない戦いが続く。

もっともこの中断期間は、ジェフにとって明るい兆しの見える時間だった。

天皇杯では1回戦で東京国際大学を、2回戦でFC岐阜を撃破。東京国際大学戦ではリーグ戦での出場機会が限られていた選手が多くピッチに立ち、それぞれに存在感をアピールしながら危なげない試合運びを見せた。岐阜戦では立ち上がりに主導権を握られながらも徐々にペースをつかみ、セットプレーから奪った1点を守り切って完封勝利。追加点こそ奪えなかったものの攻撃は変化に富み、守備は大崩れすることなく粘り強く戦った。

「チームとしてもっと精度を上げて、追加点を取れるチームにしていかなければ、やはり今後の戦いの中で勝点3を積み上げる、あるいは天皇杯で勝っていくということが厳しくなってくる」

関塚隆監督は課題を挙げながら、手応えについても口にした。

「最後まで(失点を)ゼロで抑えることができたことは次につながる。サポーターとともに目標に向かって前進していきたい」

新戦力の松田力は第29節のV・ファーレン長崎戦、第30節の横浜FC戦に続き、岐阜戦でもゴールを記録。同じく岐阜戦ではキャプテンのパウリーニョが久々にフル出場し、これまで控えに回ることが多かった水野晃樹もスタメン出場で存在感を誇示した。ここのところ続けている2トップシステムも、少しずつその機能性を高めている。終盤戦の巻き返しに向けて、好材料が揃っていると言えそうだ。

しかし“巻き返し”への強い意気込みを持っているのは、対する京都サンガF.C.も同様である。勝点「33」で18位と下位に位置するものの、得点ランキングの2位につけるFW大黒将志を筆頭に、前節のツエーゲン金沢戦と天皇杯2回戦の流通経済大学戦でゴールを奪ったFW宮吉拓実、ドリブラーのMF駒井善成など警戒すべきタレントは多い。リーグ戦では4試合負けなしと調子を上げており、ジェフと同様にこの中断期間を利用してさらにコンディションを高めているに違いない。

両者にとってこの試合は、終盤戦の流れを左右する大一番だ。その試合をホームで迎えるアドバンテージを力に変えて、なんとしても勝利を手にしたい。


関塚隆監督
まずは大雨による災害や先日の蘇我の竜巻で近隣の住民の方が被害を受けていることに対し深くお見舞いを申し上げます。我々にも出来ることがあればやって行きたいと思いますし、試合もありますので(この街を)盛り上げて行けるようにやっていきたいと思います。
(今週はミニキャンプを行いましたが)天皇杯があり3週間空きました。新しい選手が夏に加わり、リーグ戦も残り12試合ということで、もう1度、みんなで共通意識を持って戦って行きたいという思いからキャンプを行いました。
(今節の京都サンガF.C.戦に向けて)相手は天皇杯も含め、6試合負けなしで我々と同じように天皇杯を勝ち上がってきています。負けていないというのは、勝利への意識が上がっていることだと思うので、しっかりと我々の狙いを出しながら、勝利を目指して準備して行きたい。京都はタレントが各ポジションにいるので、それを上回れるようにする必要があります。
(チームでのシュート意識も高くなってきています)シュートチャンスが増えてきています。ただ攻めに行った後に、つまらない失点をしないことも大事なこと。しっかりとやりながら得点機会を多く作ってモノにすることが必要になると思います。

谷澤達也
涼しくなってきたこともありコンディションもだいぶ上がっています。
(京都サンガF.C.戦に向けて)残り12試合を連勝していかないと厳しいと感じます。とにかくホームでの試合から再開する、その京都戦が大事になります。相手は前期の頃と比べるとメンバーも替わってきている。若返りを図っているという話しを聞きます。細かいプレーも多く勢いを感じます。相手を勢いに乗らせないようなプレーをしていきたいです。
(ミニキャンプを実施しましたが)これからもチームが一つになることを監督も要求をしていると思います。短い期間ですが新しい選手も入ってきた中で、いろいろとコミュニケーションを取ってチーム力を高めていきたいと思います。

キム ヒョヌン
疲れはありますが、今年3年目ということもあり体も慣れています。天皇杯2試合を勝ち、良い雰囲気の中でキャンプを迎えています。プレーだけでなく、チームで話し合いしながら、いい準備が出来ていると感じます。あとはリーグ戦に向かっていくだけです。残り12試合を勝ちたいと思います。
(京都サンガF.C.戦に向けて)最近は自分自身にゴールもないので、そろそろ決めたいですね。相手は足元が上手いですし、大黒将志選手は動き出しがいいので危険な選手です。守備陣でしっかりと対応をしていきたいと思います。
(縦パスについて)天皇杯のFC岐阜戦ではマンツーマンということもあり間が空いていたので狙っていきました。次もチャンスを見てドンドン狙っていきたいです。

森本貴幸
(京都サンガF.C.戦に向けて)個人的にコンディションはとてもいい状態です。もっと上がると思いますので毎日のトレーニングでもしっかりと打ち込み、最高のモノにしたいと思います。
(追加点を取るために)自分の所にチャンスは来ると思うので、チャンスを呼び込む回数を増やして、決定的な場面も増やせるようにコンビネーションだったり、スタミナをつけていきたいと思います。
(京都サンガF.C.のイメージは)大黒将志選手は危険だと思います。しかし、相手どうこうよりも自分たちのコンディションや戦い方をしっかりとピッチで表現することが大事だと思っています。
(攻撃陣の加入で刺激に?松田力選手との2トップは?)彼は技術も高い、フォワードとしての能力のレベルが高い、プレーしていても初めてやった気がしない。もっともっとコンビネーションを良くしていけたら良くなると思っています。


前節の結果
京都 1-1 金沢


京都サンガF.C. 第30節 金沢戦布陣


ジェフ千葉 第30節 横浜FC戦布陣



最近の戦績
8/8 磐田 3-3 京都
8/15 京都 2-1 大分
8/23 京都 1-1 金沢
8/30 京都 2-2(PK5-3)立命館大学
9/6 京都 4-0 流通経済大学


最近の対戦
13/04/28 京都 3-3 千葉
13/09/15 千葉 1-2 京都
14/06/14 千葉 3-0 京都
14/09/06 京都 3-3 千葉
15/04/05 京都 0-2 千葉
TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
9.13 (日) 19:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第31節 VS 京都サンガF.C.

試合会場フクダ電子アリーナ

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