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試合日程・結果

2015 SEASON MATCHES試合日程・結果

まさかの逆転負けで8位後退。



スコアは1-3。ジェフは前半に先制ゴールを奪いながら、後半に3失点を喫して逆転負けを喫した。「完敗」と言うより他ないこの結果が、ジェフに厳しい現実を突きつける。しかし、どんな苦境に追い込まれても、諦めるわけにはいかない。前を向いて、気持ちをもう一度作り直して戦うより他ない。

試合は立ち上がりから、両チームによる激しい主導権争いが続いた。最初のシュートはジェフ。13分、左サイドでボールをキープしたネイツ ペチュニクがチャンスを作り、この日も森本貴幸と2トップを形成した松田力がシュート。直後の14分には中村太亮のロングフィードが相手最終ラインの背後に通り、走り込んだ森本がフリーでシュート。決定的な場面だったが、ボールはゴール上に外れた。

対するギラヴァンツ北九州は、22分、左サイドからのクロスに合わせ、FW原一樹がヘディングシュートを放った。28分にはFW小松塁がチャンスを作るが、ジェフ守備陣が体を張ってこれを阻止する。両チーム交互にチャンスが訪れる展開で、その均衡を破ったのはジェフだった。40分、カウンターから左サイドでネイツがキープし、ペナルティーエリア内でラストパスを受けた森本が振り向きざまに左足シュート。これがゴール右隅に決まり、ジェフが待望の先制点を奪った。

しかし、「1点を奪ってからの戦い方」を課題とするジェフは、この試合でも同じウィークポイントを露呈することになる。

まずは後半開始早々の55分、北九州のFW原がカウンター攻撃の起点となり、ハーフウェイラインを過ぎたあたりから意表を突くロングシュート。これが追い風に乗ってジェフゴールに吸い込まれ、試合は振り出しに戻る。その後も押し込まれたジェフはカウンターからチャンスを作ろうとしたが、72分に放った森本のシュートはGK正面。72分には水野晃樹に代えて谷澤達也、81分には森本に代えて田中佑昌を投入するも流れは変わらず、試合終了間際の87分、さらに89分と立て続けに失点を喫し、まさかの逆転を許してしまった。

他会場では上位争いを演じている東京ヴェルディにV・ファーレン長崎が勝利。7位に浮上し、ジェフは8位に後退した。

夏場から続く“足踏み状態”を、ジェフはなかなか抜け出せないでいる。それでも、ここで諦めるわけにはいかない。信じて戦い続ける道しか残されていない。残り10試合。「J1昇格プレーオフ圏内」となる6位・愛媛FCとの勝点差は「2」。まずはこの苦しい現状を打破するため、3日後のホームフクアリの栃木SC戦で結果を残したい。

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