TOP TEAM選手・試合情報

試合日程・結果

2015 SEASON MATCHES試合日程・結果

前節、栃木SCはホームで水戸ホーリーホックと対戦。先制され、追加点を奪われながらも早めの選手交代で流れを引き戻し、1点を返すと勢いを加速。試合終盤にベテランMF本間勲が豪快なミドルシュートで劇的な同点ゴールを奪い、2-2のドローで“北関東ダービー”を終えた。順位は残留を争う21位と下位に沈んでいるが、水戸戦でつかんだ勝点1はチームにポジティブな空気をもたらすはずだ。迎えるジェフにとって、手強い相手となることは間違いなさそうだ。
ジェフは前節、アウェイのギラヴァンツ北九州戦でも直面している苦しい状況から脱することができなかった。森本貴幸の2試合連続ゴールで先制しながら、追加点を奪えず、後半に入るとまさかの3失点。対北九州戦の戦績は5連敗となり、先制点を奪いながら勝利を掴み取れないという展開で、またしても白星を逃した。「複数得点を奪えないゲーム」は6試合連続。明確な課題と向き合い、それを克服するための試行錯誤を繰り返している。
北九州戦について、関塚隆監督は「非常に痛い敗戦」と振り返り、その原因についてこう話した。
「前半からイージーなミスがつながり、後半に足が止まってしまったこと、あるいはパワー不足につながったと思う。そういうところの精度を上げていかなければならない」
同じく北九州戦の直後、キャプテンのパウリーニョは、「戦う姿勢」を強調した。
「今日は悔しい思いをしましたが、自分たちの力を信じ、選手そしてスタッフ一丸となって、一つの目標に向かって戦うという姿勢は絶対にブレてはいけない」
パウリーニョにとって栃木SCは、日本でのキャリアをスタートさせた古巣だ。この一戦に懸ける思いは人一倍強く、また、今はジェフのキャプテンとして復調の兆しを掴まなければならないと強く思っているに違いない。
J2リーグは残り10試合。昨シーズンはここから這い上がり、3位まで浮上してJ1昇格プレーオフへのチケットを手にした。まだ望みが消えたわけでもなければ、これからの戦いによって再浮上できることを、ジェフの選手たちはよく知っている。だからキャプテンが言うように、「一つの目標に向かって戦う」という姿勢だけは、絶対にブレてはならない。


関塚 隆 監督
1点を先制してからちょっと足が重くなるようなところがあるので、もっとそういうところで“先制するまでのプレー”を継続していくことが大事だと思います。相手は(リードを許すと前がかりに)来ますけど、そこでどうやって押し返さなければいけないか。 やはり一人ひとりがもっと積極的にプレーすることがポイントになってくると思います。ここのところそうですが、北九州戦を見て特に感じました。栃木戦までの2日間で、しっかりと(積極性を)取り戻したいなと思います。
(栃木・倉田安治監督とは)ユニバーシアード代表と本田技研で一緒でした。熱血漢ですし、しっかりとした理論家でもあります。 監督同士の対戦というわけではないですが、仲間と両チームに分かれて対戦できるのは楽しみです。そして、なおさら負けられない気持ちです。

中村 太亮
北九州戦、相手にとってはホームで負けるわけにはいかなかったと思います。0-0の時より相手が前がかりにくるのは当たり前だと思うんですけど、そこで自分達が1-0の状態でいかに時間を作ってボールを回したりできるか。試合を見てもボールを奪われる場面は多かったですし、京都戦もそうですけど相手にボールを持たれる時間が長かった。1-0で勝っているところだったので、もうちょっと考えたサッカーをしなければいけなかったと思います。
栃木のような引いた相手に対しては、崩さないといけないですし、質の高い攻めをしないとカウンターを食らってしまいます。それは絶対に避けて、やり切るべきところでしっかりと(攻撃を)やり切らないといけないと思います。

パウリーニョ
(北九州戦の)前半は非常に良い形で戦えて、先取点も奪えました。後半もそれを続けるべきでした。相手が空けてきたスペースを我々がうまく利用できるよう、平常心を持ってやるべきでした。相手(原一樹選手)のシュートも素晴らしいモノで、それによって同点にはされましたが、その後に我々が反撃して2点目を奪いにいこうという姿勢は見せられたと思います。
今は苦しい状況にいますけれど、運よくすぐに栃木戦があります。挽回するチャンスがあります。栃木は自分にとって思い入れのあるクラブですが、今のジェフにとっては勝点3の獲得が何よりも大事です。その勝点を取ることによって我々の自信も回復できると思うので、この大事な一戦で何としても勝たねばなりません。引いてくることも考えられます。我々としても忍耐が必要なゲームになると思います。

森本 貴幸
(北九州戦の得点は)ゴールキーパーとボールの位置を確認してダイレクトで打つ形はずっとイメージしていたので、枠に飛ばそうと意識して蹴りました。でも2点目を取れるチャンスも、僕やネイツのところでありました。追加点を取れないという課題は、前線の選手としてもっと突き詰めていかなければと思っています。試合は前半だけ良くてもダメですし、後半だけ良くてもダメです。90分を通して戦い切るメンタリティーをもっと強くしていかなければいけません。
この先も厳しい戦いが続くので、チーム一丸となってやっていくことを大事にしたいと思います。 栃木戦に向けて(中2日で)時間はないですが、しっかりと準備をして試合に臨みたいです。守備をすることから起点となるプレー、そしてゴールと、チームが勝つためのプレーをしたいと思います。


前節の結果
栃木 2-2 水戸


栃木SC 第32節 水戸戦布陣



ジェフ千葉 第32節 北九州戦布陣



最近の戦績
8/15 栃木 2-1 横浜FC
8/23 栃木 0-1 岐阜
8/29 栃木 0-0(PK3-4)流通経済大
9/13 C大阪 4-1 栃木
9/20 栃木 2-2 水戸

最近の対戦
13/03/17 栃木 0-0 千葉
13/11/17 千葉 1-1 栃木
14/03/02 千葉 0-2 栃木
14/07/20 栃木 0-2 千葉
15/03/21 栃木 1-1 千葉

TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
9.23 (水) 16:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第33節 VS 栃木SC

試合会場フクダ電子アリーナ

この試合のチケット購入はこちら