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試合日程・結果

2015 SEASON MATCHES試合日程・結果

HEADCOACH

関塚 隆監 督

今日は雨の中、本当に多くのサポーターが我々を後押ししてくれました。それが1-0という結果、そして、勝点を積み重ねることができた大きな要因の一つではないかと思います。非常に感謝しています。

内容としては、東京ヴェルディは今、アクションサッカーと言いますか、好守にわたってアクションを起こし続ける手強い相手だったと思います。そういう中で、我々はネイツ(ペチュニク)と森本(貴幸)を起点として攻撃を仕掛け、先制点を取ることができたことが、もう一つの勝因でした。
こういう試合は、なかなか追加点を取れずに追いつかれるということも起こりがちなのですが、本当に最後まで集中力を切らさず、選手たちがよく走ってくれました。残り2試合、これをしっかりと続けていきたいと思っています。

―― 森本選手に対する評価を教えてください。

前線でしっかりと起点を作りながら、(ゴールシーン以外にも)2本、3本とシュートチャンスを作りました。非常に意欲的にプレーして、前線で起点になってくれたと思います。

―― 今日の試合結果や順位、残り試合を踏まえてのチーム状況を改めて教えてください。

他会場の結果が分からないのではっきりとは言えませんが、とにかく我々は、まず、東京ヴェルディに追いついたということだと思います。残り2試合、1戦1戦、しっかりと勝点を積み重ねていく。それをやるだけだと思います。

―― 雨によるスリッピーなグラウンドをうまく利用していたように見えました。

東京ヴェルディも我々のサイドバックの背後を狙っていたので、どちらが攻撃の起点を作れるかというところだったと思います。今日は最終ラインと、ボランチの2人を含めた選手たちが、相手の縦にパスを入れてサポートするという形、そのパスをよく寸断していたと思います。我々はネイツと森本のところで起点を作りながら、そこに田中佑昌と松田力が絡んでいく。そこで時間を作ってサイドバックの上がりを使う。そういう部分でのお互いの攻防だったんじゃないかなと思います。

―― J1昇格プレーオフ出場を狙う上位のチームが勝てない試合が続いている。その理由についてどう考えていますか?

今はJ2のリーグ全体が、昇格も決まっていない、降格も決まっていないという混沌とした状態で、そういう意味ではすべての試合が「どちらに転ぶか分からない」という状況で続いている気がします。最後のホイッスルが鳴るまで何が起こるか分からない。我々も前節、痛い目に遭いましたので、今週は選手たちがメンタル的によく回復してくれて、今日の試合に臨んでくれたと思います。ただ、我々も何も得たわけではないので、次につなげなければいけないと思います。

INTERVIEW MOVIE

中村 太亮DF 17

先制点をうまく取れたことで流れを作れた点は良かったと思います。ただ、2点目を奪うチャンスはたくさんあったので、そこで取ればもう少し楽な展開に持ち込めたはず。ただ、今日は最終ラインが粘り強く守ることができていたので、その部分については良かったと思います。でも、チャンスはたくさんあったので、そこをしっかり決める力を付けないと、いつも今日のように勝てるわけではないと思います。

今日は相手が“攻め残り”することが分かっていたので、そのスペースをうまく使いたいと考えていました。展開を見て、タイミング良く動き出せた時はパスが通ったので、うまくコンビネーションを使ってゴール前に運べた気がします。特に前半は、みんながこっちのサイドを意識してくれていたので、起点を作って崩すという流れをうまく作れたと思います。

あと2試合、とにかく勝点3をしっかり取り続けないといけない。そのために、悔いが残らないようにいい準備をして、次の試合に向かいたいと思います。

パウリーニョMF 5

後半は少し引いてしまい、相手にスペースを与えてしまったところもありましたが、その中でも、耐えることを学んできたと思うし、今日はそれを表現することができました。今日は得点のチャンスもたくさん作ることができて、2点目を奪うこともできたはずです。もちろん、東京ヴェルディにもチャンスはありましたが、ほとんどがカウンターやクロスからであって、決定的なチャンスはほとんど作らせなかったんじゃないかと思います。

今日は自分と(佐藤)勇人のところで、うまくセカンドボールを拾えました。それが大きかったと思うし、ネイツとモリ(森本貴幸)の2人は、我々にとって非常にポジティブな要素です。ネイツはほとんどのハイボールの競り合いに勝っていたし、モリはセカンドボールをよく拾ってくれました。セカンドボールという意味では、彼らがいる“前”でも自分と勇人がいる“後ろ”でも、よく拾えていたと思います。

森本 貴幸FW 9

勝ちしか先がない状況で、勝てたのは本当によかったと思います。(得点場面は)良いところにボールが出て、(シュートが)良いコースに飛んでくれました。(古巣の)ヴェルディは特別なチームですし、自分にとっても重要な試合でした。そういう試合で点を取って勝ててよかったです。

(ベンチに下がったあとは)祈る気持ちで、ずっと試合を見ていました。ああいう(1点差の)展開で決められてしまうというのが数試合あったので、すごく怖さもありました。今日は本当に1-0で勝ててよかったと思います。

松田 力FW 38

今日負けたら終わりという気持ちでピッチに入ったし、みんなそうだったと思います。それを立ち上がりのゴールで表現できたと思うし、セカンドボールもよく拾えていました。入り方は本当に良かったと思います。

前線に2人のターゲットがいる状況で、僕も(田中)佑昌さんもなるべく中に絞るようなポジショニングを意識していましたし、パウ(パウリーニョ)と(佐藤)勇人さんもいいポジショニングでセカンドボールを狙っていました。そこで拾うことを徹底してやっていたので、そういう部分はいい感覚でプレーすることができました。中盤の4人が同じ感覚を持ってプレーすることができたと思います。

左サイドから中に入ってプレーすることで、相手も(マークに)付きにくかったと思うし、自分のところから展開したり、フリーになってパスをもらうシーンも多く作れました。外でプレーすることを求められているわけじゃないので、2列目から飛び出したり、セカンドボールを拾ったり、遠めからシュートを打つことで流れを作らなきゃいけないと思います。

とにかく、あと2試合勝って、絶対にプレーオフに出場したいと思います。

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