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試合日程・結果

2015 SEASON MATCHES試合日程・結果

ラスト3試合の局面にして、順位は8位。J1昇格プレーオフ出場圏内となる6位のV・ファーレン長崎との勝点差は「3」。3試合でこの差を詰め、逆転し、逃げ切らなければならない状況で求められるのは、もはや「勝利のみ」である。

今節の相手は勝点57で7位と、順位表でひとつ上に位置する東京ヴェルディ。この直接対決を制すれば道は開け、敗れれば大きく後退する重要な一戦だ。

東京Vは前節、2位のジュビロ磐田と対戦。試合序盤から相手に退場者が出たことで数的優位に立ったものの、PK失敗を機に流れを失い、失点を重ねて0-3とまさかの完封負けを喫した。最近8試合で奪ったゴールは、相手のオウンゴールとPKの2得点のみ。第38節の栃木SC戦ではチーム全体が連動する見事なプレスで相手を圧倒したが、攻撃面に課題を抱えていると見られている。

一方のジェフは、守備面の課題を克服し切れていない。コンサドーレ札幌と対戦した前節は、先制点、勝ち越し点を奪って2度もリードしながら、試合終盤に失点を重ねて2-3と逆転負け。後がない状況の中でFC岐阜戦に続く連敗を喫しただけでなく、最近6試合でわずか1勝、最近10試合の成績は3勝2分5敗と足踏み状態を続けている。この苦しい状況を打開できなければ、もちろんJ1昇格は見えてこない。

東京Vに対して警戒したいのは、2トップからボールを追い回すハイプレスだ。ジェフにとってはそれをかいくぐって前線にボールを運べるかどうか、東京Vにとってはいかに高い位置でボールを奪うかが勝負の分かれ目となるだろう。ジェフは得意とするサイド攻撃に活路を見いだし、東京Vは高い位置から仕掛けるパスワークで縦に速い攻撃を仕掛けたい。どちらがイメージどおりのサッカーを実現できるかによって、試合の流れが変わりそうだ。

当然ながら、この1戦は、両者にとって今季最大の大一番と言える重要な一戦である。もちろん、本拠地フクアリでこの重要な3ポイントを渡すわけにはいかない。勝点3を手にしてクライマックスの猛追の弾みとしたい。

すべての想いを結集し、「勝利」のために。まさに一意専心の気持ちを持って、緑のライバルを迎え撃つ。


関塚 隆監督
(ラスト3試合になりましたが?)ここで順位が決定する大事な3試合です。(岐阜戦、札幌戦と)自分たちの満足する結果が得られなかったのですが、対戦相手(岐阜、札幌)も後が無いという必死さを前面に出してプレーをしてきました。
次は我々が(もう後がないという状況で)ホームで東京ヴェルディと雌雄を決する戦いになるので、しっかりと準備をして、自分たちが持つすべてのモノを出して行くことが大事になると思います。
(次節の東京ヴェルディ戦は大きなウェイトを締めますが?)
この直接対決は、ただの3ポイントを争う戦いではありません。勝点で相手と並ぶという所がプレーオフへの(一番大きな)ポイントになると思います。
(相手の印象は?)ハードワークを怠らず攻守に渡ってランニングをしてきますし、非常に勢いのあるチームだと思います。
(相手の攻撃陣は?)チャンスを作ってきますし、その勢いをまともに受けてはいけません。タイトな部分での狙いや技術を我々は準備をして、局面での強さや自分たちの良さを引き出して行くことも勝利へのポイントだと思います。

高木 駿
(札幌戦は)相手の勢いに負けたのは悔しい。うちは後がないのでやるしかありません。戦術、技術だけではなく気持ちが大事になってくると思います。
(東京ヴィルディとの前回の対戦はドローでしたが?)0対0という難しい試合の中で失点をしないことが良かったことだと思います。相手は個人技に長けている選手が多く、前回はハイプレスに苦しみました。我々もハイプレスをかけて中盤と守備ラインをボールに行かせて、中ではやらせないようにしたい。中でのアプローチが大事になります。プレーオフを狙う直接対決となりますし、ここ数試合は向かってくる相手を倒し切れずに相手に劇的に勝利をされる試合が続いてしまいました。相手にやらせている場合ではないので自分たちが勝って勢いに乗りたい。守備では我慢して守り切り、攻撃陣に得点を決めてもらう。自分の役割を全うしていけば問題はないと思っています。

パウリーニョ
前節は悪いゲームではありませんでした。前半は主導権を握りゲームをコントロールすることが出来たので、それを後半にも続けるべきでした。チャンスも90分を通して作れていたので、そこを決めていれば問題はなかったと感じます。
(東京ヴェルディの印象は?)スピードのあるチームなので、しっかりと警戒していきたい。次の試合は今シーズンの大一番と捉えています。引き分けや負けで終わると非常に苦しい状況になってしまうので、勝って終えることが大事なゲームになります。我々がピッチでベストを尽くすことはもちろん、サポーターの方も我々と一緒に戦ってもらい、皆さんと共に勝利を分かち合えるようにしたいと思います。

富澤 清太郎
(東京ヴェルディの印象は?)技術的な部分を持った選手たちが多い。チームとして大切なことは、失点を抑えて攻守で連動した躍動感のあるサッカーを体現することが重要だと思っています。良いパフォーマンスを披露して結果を出せるように、チームの駒としてプレーをしたいと思います。フクアリで戦う時はアグレッシブに戦うことが大前提です。リードした時には、みんなで体を張って、全体をコンパクトにして、中途半端なプレーを減らす。チーム全体で跳ね返していく強さと最後の部分の気持ちに“ギア”を入れていく戦いが必要になります。
(J1・J2通算300試合を振り返って?)数字はまったく気にしていません。300試合に達するまで多くの人に支えてもらったことに感謝をしたいと感じています。僕がここにいることは(チームの)昇格が目標で、1日1日をそのために生きています。数字は大したことではありません。(フクアリでの声援について)特別な空間でもありますし、そこを作ってくれるサポーターは本当に凄い。だからこそ、その思いを背負ってしっかりとピッチで戦いたいと思います。


前節の結果
東京V 0-3 磐田


東京ヴェルディ 第39節 磐田戦布陣


ジェフ千葉 第39節 札幌戦布陣



最近の戦績
10/4 東京V 0-2 札幌
10/10 東京V 1-1 岡山
10/18 水戸 2-0 東京V
10/25 栃木 0-1 東京V
11/1 東京V 0-3 磐田


最近の対戦
13/06/29 千葉 2-1 東京V
13/09/23 東京V 1-0 千葉
14/03/16 東京V 1-1 千葉
14/09/28 千葉 0-0 東京V
15/05/06 東京V 0-0 千葉
TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
11.8 (日) 13:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第40節 VS 東京ヴェルディ

試合会場フクダ電子アリーナ

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