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試合日程・結果

2016 SEASON MATCHES試合日程・結果

2年ぶりに開催される「ちばぎんカップ」は、2月14日(日)、13時にフクアリで幕を開ける。同じ千葉県に本拠地を構える柏レイソルをホームに迎える通算21回目の同大会は、ジェフにとって絶対に負けられないダービーマッチだ。

同大会の過去の戦績は、ジェフの7勝13敗。同点で90分を終えた場合はPK戦で決着をつけるレギュレーションで、7勝のうち3勝はPK戦での勝利と、過去の戦績においてはライバルに大きくリードされている。もっとも、2010年からの5大会においては、PK戦での1勝を含む3勝2敗と一歩リード。近年においては、12-11というPK戦の死闘を制した2014年天皇杯3回戦もまだ記憶に新しい。

いずれにしても、ジェフにとって柏は特別なライバルだ。新シーズン開幕に向けて弾みをつけるためにも、ホームのフクアリでこの一戦に勝利したい。佐藤勇人が言う。

「ちばぎんカップはダービーマッチ。選手、監督、スタッフ、クラブ、そしてファンやサポーターの皆さんも楽しみにしている、リーグ開幕前に“あるべき試合”だと思う。ここで今シーズンのやり方など、そういったものも見えてくるので、いつも楽しみにしています。今の自分たちの完成度と課題、それを出すことが大事。そのための大事な試合という位置づけです」

宮崎キャンプで「Jリーグ・スカパー!ニューイヤーカップ宮崎ラウンド」を戦ったジェフは、ロアッソ熊本、アビスパ福岡、鹿島アントラーズとの3連戦を3連勝で終え、見事、同ラウンドを制覇。その後もFC今治、V・ファーレン長崎とトレーニングゲームを行い、大幅に選手が入れ替わった“新生ジェフ”の構築を順調に進めてきた。良い流れの中で迎える「ちばぎんカップ」は、レギュラー争いを展望する上でも、そして何より開幕直前のチーム状態を測る上でも重要な一戦となるだろう。生まれ変わったジェフにとって、タイトルを懸けた真剣勝負は佐藤勇人が言うとおり「大事な試合」となる。ファンやサポーターに対する“新生ジェフ”のお披露目の場としても、チームは今シーズンに懸ける意気込みを示さなければならない。

一方の柏は、直近では2月5日に浦和レッズとトレーニングゲームを行い、3-2で勝利。新監督のミルトン・メンデス監督は4-2-3-1のフォーメーションを採用し、昨シーズンまで標榜していたポゼッションスタイルを継続しながら、さらにアグレッシブな攻撃姿勢を見せて3得点を奪った。今オフにはジェフに加入したDF近藤直也をはじめ、GK菅野孝憲、DF鈴木大輔、DFキム チャンス、FWクリスティアーノ、FW工藤壮人ら主力選手がチームを離れたが、同じく“新生・柏”の立ち上げは、今のところ順調に進んでいるようだ。

関塚隆監督は、迎える重要な一戦について次のように話した。

「レイソルさんを相手にどれだけ戦えるか。勝ちに行きながら、今までやってきた成果を出したい。我々が攻守一体となったサッカーを展開するというところを、チームとして見てほしいと思います。勝負へのこだわり。守る時はみんなで守り、ボールを握った時にはゴールへ向かう。ここの姿勢を、是非お見せしたい」

ジェフにはこの大会の重要性を知る、生え抜きの佐藤勇人や岡本昌弘、井出遥也、仲村京雅らがいる。アカデミーを含めて柏に所属経験のある近藤直也や船山貴之もいる。一方の柏には、ジェフに在籍経験のある山中亮輔がいる。

柏には、負けられない。さあ、ゆこう。勝利のために!


関塚 隆監督
昨シーズンは(ちばぎんカップを)開催できなくて残念でした。千葉県にある2つのJリーグクラブが戦うダービーということで、県民のみなさんに今年の両チームがどうなのか、またその両チームの戦いに注目していただきたいと思います。千葉銀行さんのスポンサードでそういう試合を組めるということは喜ばしく、千葉県のサッカー界にとっては非常に意味のある一戦だと思います。そういう中で我々はまだJ2です。レイソルさんを相手にどれだけ戦えるか。勝ちに行きながら、今までやってきた成果を出していきたいと思います。
我々が攻守一体となったサッカーを展開するというところを、チームとして見てほしいと思います。勝負へのこだわり。守る時はみんなで守り、ボールを握った時にはゴールへ向かう。ここの姿勢を、是非お見せしたいと思います。

船山 貴之
キャンプで体も心も良い感じに仕上がってきています。やりたいサッカーもチームで共有できてきているので、精度や質をもっと上げていければと思います。(前線でコンビを組むことが多い)エウトンとは言葉では話せないですけど、ジェスチャーとかで。アイツも慣れようとしているし、ディフェンスも頑張ってくれます。(コンビネーションも)良い感じです。
ちばぎんカップはプレシーズンではありますが、勝利して、その先のリーグ戦にもつなげていきたいです。プレシーズンにお客さんが入る中で試合をすることはそんなにないので、雰囲気も味わえるし、いい機会だと思います。

佐藤 勇人
ピッチ内でもホテルでも、選手みんなお互いを知る良いキャンプになったと思います。内容にはまだ課題もありますけど、Jリーグスカパー!ニューイヤーカップで優勝して結果も出せましたし、チームとして良い方向に行っていると思います。
ちばぎんカップはダービーですし、選手・監督・スタッフ・クラブ、そしてファン・サポーターのみなさんも楽しみにしている、リーグ開幕前に“あるべき試合”だと思っています。ここで今シーズンのやり方など、そういったものも見えてくるので、いつも楽しみにしています。この時期は相手どうこうというよりも、今の自分たちの完成度と課題、それを出すことが大事です。そのための大事な試合という位置づけです。

井出 遥也
昨シーズン終盤の良い感覚まではまだいっていないですけど、(Jリーグスカパー!ニューイヤーカップのロアッソ熊本戦、アビスパ福岡戦で)得点できたのは個人として自信になりました。新しい選手が多く加わり、良い雰囲気でやれていますが、ポジション争いではその新加入選手に負けないようにしたいと思います。
ちばぎんカップはホームのフクアリで試合ができますし、サポーターのみなさんもたくさん来てくれると思います。アカデミーで育った自分にとって、千葉ダービーは絶対に負けちゃいけない試合です。そこに対する気持ちは、アカデミーのころから人一倍言われてきたことなので、他の選手以上に負けたくないという気持ちは強いです。
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この試合の
チケット情報
2.14 (日) 13:00 KICKOFF ちばぎんカップ 第21回 VS 柏レイソル

試合会場フクダ電子アリーナ

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