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試合日程・結果

2016 SEASON MATCHES試合日程・結果

前節、ホームでツエーゲン金沢から勝点3を奪ったジェフは、勝点を13に伸ばして5位に浮上。ここで引き離されるわけにはいかない首位のセレッソ大阪とは、現時点で6ポイント差。3ポイント差で2位の町田ゼルビアを迎える今節は、今後の行方を占う上で重要なゲームとなりそうだ。

4シーズンぶりに舞台をJ2に戻した町田は、第3節から5連勝と絶好調。前節は最下位のモンテディオ山形とアウェイで対戦し、試合序盤に奪ったPKでのゴールを守り切って1-0で勝利した。前線からのコンパクトな守備は組織的に機能し、中盤でボールを奪ってからのカウンターは迫力十分。この試合でもカウンターから何度もチャンスを作り、終始試合を優勢に進めた。追加点こそ生まれなかったものの、3試合連続無失点と守備も安定している。

元日本代表DFの相馬直樹監督が率いるチームは、戦力面でも充実している。2トップでコンビを組む鈴木孝司と中島裕希はパワーとスピードがあり、中盤では昨シーズンまでジェフで活躍した谷澤達也が躍動。ベテランの李漢宰とボランチでコンビを組む森村昂太も好調だ。清水エスパルスで活躍したカルフィン ヨン ア ピンが統率する最終ラインには安定感があり、組織的な守備から繰り出すカウンター攻撃で多くのチャンスを作っている。

関塚隆監督にとって敵将の相馬監督は、早稲田大学で指揮を執っていた頃の教え子。「勢いがある」と快進撃を続ける相手に賛辞を送りつつ、「負けられません」と気を引き締める。

ジェフは前節、ホームに金沢を迎えて手応えのある内容を示した。守備を固める相手に対し、主導権を握って粘り強く揺さぶりを掛けながら、前半終了間際に得点。追加点こそ奪えなかったものの、最後まで主導権を握り続け、なんとしても手に入れたかった勝点3を獲得した。フル出場した井出遥也や途中出場したオナイウ阿道、町田也真人とも存在感をアピールし、選手層の厚さを印象づけた。

相手は5連勝中と勢いのあるチームだが、本拠地フクアリで負けるわけにはいかない。相手のお株を奪うカウンターで先制点を奪い、さらに課題とされる追加点を奪ってフクアリで歓喜の輪を作りたい。


関塚 隆監督
(町田は)勢いがありますね。昨年の金沢さんの前半戦のような勢いを感じます。それに対してとにかくひるまず、負けないこと。(J3からJ2へ)上がってきたチームは情報が少ないし、(これまで昇格組と戦ってきたチームも)どのように戦いに来るか、その対処法を迷っているところがあったと思うので、そこを的確に対処しないといけません。J3から昇格してきたチームは、(戦い方として)しっかりとした形を持って上がってくるわけですから、自信を持ってJ2で戦っていこうとしています。そこの部分でとにかく負けないように、対処法をしっかりと持ちながら戦っていくことが大事だと思います。
(町田・相馬直樹監督は)私が(早稲田大学で)監督を始めたときに、彼は大学2年生でした。非常に理論家で、人間的にも素晴らしいし、指導者になりうる人格者です。そういう意味で応援はしているけれども、この試合ではもちろん、負けられません。

阿部 翔平
金沢戦は攻撃の形が作れましたし、取った1点を守り切れたのはプラス材料ですが、追加点を取れなかったというのは課題かなと思います。複数点を取ることについてはこだわっていきたいです。僕が決めるというよりは、前へパスを送って前線の選手に決めてもらうのが理想の形なので、僕はディフェンスに重きを置きつつ、バランスを取って攻撃に参加したいと思います。
(町田は)狭いスペースを作ってくるチームだと思うので、僕ら(サイドの選手)はしっかりサポートに入って、大きく展開して対応していきたいです。ここまでやってきて、ある程度自分たちのベースができてきたという自信もあります。あとはこれをしっかり継続させて、安定感を出していきたいと思います。

井出 遥也
金沢戦はチームとしても個人としても良いリズムでできて、やってきたことを出せた試合でした。(前線の連係については)これまではサイドに張ることも多かったのですが、タカさん(船山貴之選手)にも「もっと中でボールに関わってほしい」ということを言われましたし、監督からもそういう指示はありました。また、自分と(長澤)和輝くんは流動的に動いたほうがお互いにやりやすいし、和輝くんが右に行ったら自分は左にまわるなど、そういう連係は自然にできるようになってきました。あとは、フィニッシュの部分を突き詰めていきたいです。
町田は5連勝で好調ですし、ヤザさん(谷澤達也選手)は僕がトップに上がってから一緒にジェフでプレーして、かわいがってもらいました。僕が右サイドに入ったらマッチアップする可能性もあるので、個人としてそこはすごく楽しみです。

オナイウ 阿道
(今週はU-23日本代表候補合宿でチームを離れていたが)合宿でもそんなに悪くないプレーができましたし、コンディションは変わらず、良いです。(前節途中出場した)金沢戦は、最後少し相手に押し込まれる時間帯に入っていた中で、前線の選手が守備でも攻撃でも前で体を張って頑張っていました。試合に入ったときは、自分もそういう良いところをそのまま継続できるように意識してプレーしました。
町田はJ2に上がったばかりですが、最近はとても調子が良く、ずっと勝っているというイメージです。その理由として守備が堅いというのもイメージとしてあります。自分が出場したときにはもちろん、勝利に貢献するプレーをしていきたいと思っています。試合に出たいという気持ちはもちろんありますし、出る準備は常にしています。


[前節の結果/町田]
山形 0-1 町田


[前節の布陣/町田]




[前節の布陣/ジェフ]




[最近の戦績/町田]
03/13 山口 0-2 町田
03/20 町田 2-1 金沢
03/26 東京V 0-1 町田
04/03 町田 2-0 札幌
04/09 山形 0-1 町田


[過去の対戦成績]
12/05/13 町田 1-6 千葉
12/08/12 千葉 0-1 町田


TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
4.17 (日) 16:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第8節 VS FC町田ゼルビア

試合会場フクダ電子アリーナ

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