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試合日程・結果

2016 SEASON MATCHES試合日程・結果

ゴール遠く、敵地で連敗。


アウェイ連戦となった敵地での水戸ホーリーホック戦。ジェフは連敗を避けるべく強い意気込みで試合に臨んだが、その思いを結果で示すことはできなかった。

この日のスタメンは4-4-2の布陣。GKは佐藤優也。最終ラインは右から今シーズン初出場の大久保裕樹、イ ジュヨン、近藤直也、阿部翔平の4人。ボランチには富澤清太郎と井出遥也が入り、右サイドに今シーズン初スタメンの町田也真人、左サイドに長澤和輝が位置した。最前線で並んだのは、吉田眞紀人とエウトンの2トップだ。

試合は序盤から水戸のペースで進んだ。決勝点となる唯一の失点を喫したのは、立ち上がりの5分。CKからニアサイドに飛び込んだDF宋株熏にヘディングで押し込まれ、先制点を献上した。その後も強風の影響からリズムをつかめず守勢が続き、7分には左サイドから崩されてFW三島康平のボレーシュート、23分にはMF兵働昭弘にミドルシュートを打たれるなど防戦が続いた。攻撃のリズムが噛み合わないジェフは最前線と最終ラインが間延びし、中盤でセカンドボールを拾われる苦しい展開を強いられた。

36分と39分には町田が起点となってチャンスを作ったが、町田とエウトンのシュートはいずれも相手DFに阻まれゴールならず。0-1のまま前半を折り返し、試合は後半に突入した。

しかし、反撃を期した後半も立ち上がりは水戸がペースを握った。その状況を見極めた関塚隆監督は早めの交代策で打開を図り、58分にはMF長澤に代えてDF北爪健吾、62分にはFWエウトンに代えてFW船山貴之を送り込む。70分を過ぎると水戸の運動量が落ちてきたことでボールの主導権を握って攻勢を強め、73分には町田、85分にはイ ジュヨンがシュートを放つが、いずれも相手守備陣の堅守に阻まれた。

アディショナルタイムの3分を含め、ラストの約20分間はジェフが攻め続けた。しかし最後まで水戸の堅守を崩すことができず、0-1のまま試合終了の瞬間を迎えた。前節のレノファ山口FC戦に続く連敗となったこの試合を、指揮官は「相手の集中力、勝利に対する意欲を上回ることができなかった」と振り返った。

厳しい現実を突きつけられる結果となったが、ゴールデンウィークの連戦は続く。次節は4日後、3試合ぶりに戻るホーム・フクアリにカマタマーレ讃岐を迎える。

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