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試合日程・結果

2016 SEASON MATCHES試合日程・結果

「状況を打開するためには、勝星を挙げること」

関塚隆監督は、迎えるFC町田ゼルビア戦をそう位置づけた。

ジェフは前節、ホームで水戸ホーリーホックに0-1で敗戦。3シーズンぶりとなる3連敗で勝点を伸ばすことができず、順位は9位、勝点は29、首位に立つ北海道コンサドーレ札幌との勝点差は17に開いた。大目標とするJ1昇格に向けて後がない状況であることは、指揮官や選手をはじめ誰もが理解している。この苦しい状況を打開するためには、勝って、勝点3を積み上げるより他ない。

町田也真人が言う。

「本当に大事な戦いになります。連戦してることもありますし、苦しい試合になると思います。相手の攻撃に自分たちがどれだけ耐えられるかという部分と、自分たちの時間帯の時に得点が取れていない状況なので、そこでしっかりと得点を取ってチームを助けられるような活躍をしたいと思っています」

町田は前節、ホームでモンテディオ山形と対戦。勝利から5試合遠ざかっている状況でのゲームだったが、立ち上がりから主導権を握り攻勢を強めた。21分には左サイドのクロスにMF中村祐也がヘディングで合わせて先制。続く25分には右サイドを突破したFW中島裕希のクロスに森村昂太が合わせてリードを広げた。後半に入っても主導権を握り、65分のDF松本怜大の退場によって数的不利に立たされたものの、失点を1に食い止めて2-1で勝利。6試合ぶりの勝利をホームで飾り、シーズン序盤に見せた勢いを取り戻しつつある。

2トップの推進力と、サイドから仕掛けるショートカウンターはこのチームの大きな特徴だ。先制点を奪うと強いという傾向もあり、まさに“正攻法”でもぎ取った山形からの勝利はチームを勢いに乗せるだろう。MF李漢宰、DF松本怜大と2人のキーマンを出場停止で欠くものの、ホームでの連戦は町田にとっては大きな追い風となりそうだ。

もっとも、ジェフにとっては相手がどんな状況でも勝星を拾わなければ、この状況を打開することはできない。

イ ジュヨンが言う。

「相手2トップの連携をどのように守っていくか、そこが一番大事なところになります。そして先制されないこともポイントになると思います」

追い込まれた状況で迎える敵地の一戦。それでも最大限の力を発揮し、勝点3を持ち帰ることができるか。ジェフの力が問われる1戦となることは間違いない。


関塚隆監督
状況の打開にはしっかり勝ち星を挙げることが必要です。町田に勝つために今トレーニングをしています。
(3季ぶりの3連敗で)期待に応えられるような結果が伴っていないということは、本当に残念ですし、それに応えられるチームにしていかないといけないと思っています。
(対戦するFC町田ゼルビアは)2トップを中心に縦に速い攻撃を展開してきます。手数をかけないでプレーするというスタイルは、(前回対戦したときと)変わっていないのではないかと思います。
1つ勝ち星を上げれば、また自分たちの良さも出てくると思います。勝ち切ることが、チームとして大事な薬だと思っています。

北爪 健吾
結果が出ていないということは、“まだまだやれることがある”ということだと思っています。この試合も絶対に勝たなければいけないということはチーム全員が認識しています。あとは結果を出すだけです。自分としては、水戸戦はクロスでミスもあったので、良いクロスをあげるとか、コーナーキックを取れるようにするとか、自分の今後の出場時間をのばすという意味でも、もっとチームにパワーを加えるようなプレーをしたいです。
町田は前線に強い“個”がいて、チーム全体がポゼッションしながら、堅実に勝点を積み重ねている印象を持っています。僕たちは相手の良さを消す意識によって、自分たちの良さを出せないゲームもあったので、この試合では自分たちのできることをしっかり出すことが大事と捉えています。「これだけやり切った」と思えるゲームをすれば、必ず勝点3を持って帰って来られると思います。

イ ジュヨン
(前節を振り返り)立ち上がりから、いい流れがあった中でチャンスを決めきれずに先制点を許してしまいました。守備を固められ得点を出来なかったことが課題の1つです。
(3バックと4バックの役割について)大きくは変わりません。真ん中だったら大きい声を出して指示を出したいと思います。攻撃をする時のカウンターの準備、相手のボールに対して誰が行くかを見極めてプレーをしたいと思います。
(FC町田ゼルビアの印象は)相手2トップの連携をどのように守って行くか、そこが一番大事なところになります。そして先制されないこともポイントになると思います。
(相手の守備ブロックに対しては)両ワイドを使い、サイドからクロス、連携してシュートまで行くことが大事になります。自分もシュートを決められるように頑張ります。

山本 真希
(前節の水戸戦は)決めるべきところを決めないといけない試合でした。入り方も非常に良く、短時間であれだけチャンスを作れた試合もなかったと感じています。
(3バックでも柔軟に対応を見せていますが)感触も悪くありません。いい守備が出来なければ、いい攻撃は出来ません。まずは失点をしないこと。奪った後に確実に(ボールを)前に運ぶこと、短時間でゴールまでいけたらいいですし、出来なかった時には焦らずボールを動かすことが大事になります。数試合先制点を取られているので注意をし、こちらが先に得点を取って試合を優位に運んで行きたいと思います。

井出 遥也
(3連敗で)危機感を持っているし、落ち込んでも良いほうには向かないので、チームとしてここからもう一度前を向いてトレーニングに取り組んでいます。
水戸戦、入りは良かったです。(相手を)崩せたし、個人としても決定機はありました。だからこそ、その最初の15分までに決め切らないといけませんでした。あの良い時間帯をのばさなければと思うとともに、あとは相手にリズムが渡ってしまったときや、自分たちのペースではないときに、いかにして流れを引き戻すかが大事だと思います。
前半戦の町田戦は強風で、お互いに良さを出し合えたゲームではなかったですが、球際や前から(のプレスが)強いというのは感じました。今回、相手にとってはホームという心強い環境かもしれませんが、そこは自分たちにとってあまり関係ありません。自分たちが結果を残すために、戦う姿勢をしっかり見せていきたいと思っています。

町田 也真人
(3バックの併用について)サイドに人がいるというのは助かります。展開がオープンになった時や苦しい時にサイドの選手を助けられるのでやりやすい。
(サイドから長いクロスが入ってきたときは)僕も狙って行きたいし、外の選手の折り返しを狙える形も作りたいと思います。
(FC町田ゼルビアの印象について)相手は4-4のブロックを敷いてきますし、体を強く当ててくると思います。相手にとって苦しいことをしたいので、サイドに流れたときにはサイドバックの背後に走る等の動きを続けていきたいです。
(3連敗後の大事な一戦について)本当に大事な戦いになります。苦しい試合になると思います。相手の攻撃に自分たちがどれだけ耐えられるかという部分と、自分たちの時間帯の時に得点が取れていない状況なので、そこでしっかりと得点を取ってチームを助けられるような活躍をしたいと思っています。

船山 貴之
前節は(結果が)どちらに転ぶか分からない試合で、こちらが先に得点を決めていれば試合を優位に進めることが出来たと思います。勢いのある時間帯に得点を決めなければいけませんでした。
(意識しているミドルシュートについては)しっかりとコースを狙って打っていきたいですね。シュートを打つことで何かが起きると思うので、もっと打っていきたいと思います。
(FC町田ゼルビアの印象は)かなりガツガツと来るチームだと思います。しかし、そのガツガツを受けるのではなく、上手くそれを利用していきたいです。
(相手の守備ブロックに対しては)我慢をしていればどこかが必ず空いてくるので、焦れずにプレーを進めていきたい。幅を使って行くことも大事になると思います。裏に抜けてからのボールキープを頑張りたいです。


[前節の結果/町田]
町田 2-1 山形


[前節の布陣/町田]



[前節の布陣/ジェフ]



[最近の戦績/町田]
06/12 水戸 2-2 町田
06/19 町田 0-1 愛媛
06/26 横浜FC 0-1 町田
07/03 群馬 2-2 町田
07/10 町田 2-1 山形


[過去の対戦成績]
12/05/13 町田 1-6 千葉
12/08/12 千葉 0-1 町田
16/04/17 千葉 1-1 町田
TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
7.16 (土) 18:30 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第23節 VS FC町田ゼルビア

試合会場町田市立陸上競技場

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