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試合日程・結果

2016 SEASON MATCHES試合日程・結果

九州でのアウェイ連戦を終え、フクアリに迎える相手はファジアーノ岡山。第29節終了時点で2位の松本山雅FCに勝点差3の3位に位置する岡山について、長谷部茂利監督代行は「攻守において強い」と評した。最近5試合において4勝1分と好成績を残している岡山は、指揮官の言うとおり、間違いなくリーグ屈指の強豪である。

岡山は前節、カマタマーレ讃岐との“瀬戸大橋ダービー”を盤石の試合運びで制した。1万2000人を超える観客が詰め掛けた試合は、30分、相手のクリアボールを拾った元韓国代表DF金 珍圭が豪快なロングシュート。これがGKの手を弾いてネットを揺らし、先制点を奪う。
前半終了間際の45分に守備陣の連係ミスから同点ゴールを決められたものの、56分、岩政大樹のロングフィードを受けたFW押谷祐樹がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。これを押谷自らが決めて勝ち越しに成功した。試合終了間際のアディショナルタイムは、途中出場のFW豊川雄太がロングカウンターからドリブルで独走。3点目を奪って勝利を引き寄せた。

この5試合、岡山は司令塔のMF矢島慎也をリオ五輪出場によって欠いていたが、その影響を感じさせない勝負強さで勝点を積み重ねた。そうした結果に、このチームの好調ぶりが表れている。

今シーズンは第2節で対戦。敵地に乗り込んだジェフは、押谷に2ゴールを奪われ、長澤和輝が1点を返したものの1-2で敗れた。その試合の印象を踏まえて、DF阿部翔平はこの試合を次のように展望する。
「岡山はセットプレーが特長でもあるので、その強みをどこまで消していけるか。そして先に得点をして試合を優位に進められるかが大事。ディフェンスとしてはポイントを作らせないことを意識したいですし、ゼロに抑えることで次につながり自信になります。ホームの試合なので絶対に勝ちたい」

攻撃陣の中核を担う船山貴之も、やはり「難しい相手」と岡山を表する。
「もともと走るチームというイメージですが、プラスうまい選手が入ってきているので、こちらも頑張って戦わなければいけないと思います。熊本戦の負け方は良くなかったですが、もうやるしかない。切り替えて岡山戦に臨みます」

九州での連戦を連勝で終えたかったジェフにとって、前節、0-3と完敗を喫したロアッソ熊本戦は悔やまれる敗戦だった。特に、守備に関しては長谷部新体制発足から注力してきただけに、3失点という結果によって厳しい現実を突き付けられた。
それでも、顔を上げて、チーム一丸となって目の前の試合の勝利を目指すしか前に進む方法はない。ホームで迎える強豪との一戦を、何が起きるか分からないリーグ終盤戦に、何かを起こすきっかけとしたい。


長谷部 茂利監督代行
(熊本戦の)失点の場面は、際立って悪かったと思います。それ以外のところで言うと、立ち上がり何回かは遠目からシュートを打たれるような隙という部分はあったかもしれませんが、全体の流れとしてはそんなに悪くはなかったと思います。
あとはフィニッシュの質や、ラストパスの供給、そこの意思の疎通がもう一つあったら良かったのですが。ミーティングでも確認しましたが、そういったところが高まっていけば、もっと優勢に試合を運べるのではないかと思います。
(岡山は)攻守において、強いですよね。切り替えなども、若い選手は走ることができるし、意識も高いです。長い時間をかけて、成熟しているチームでもあると思います。チームとして、いろいろなことはできないけれど、いくつかのことをちゃんとやってきます。そのあたりの意識が高く、強いと思っています。
ホーム・アウェイ関係なく常に全試合勝ちたいという気持ちはありますが、なかなか簡単には勝てないという状況ではあります。でも、ホームでぜひ勝ちたいですね。みなさんと(勝利の喜びを)分かち合いたいと思います。

若狭 大志
(九州2連戦で)2勝したかったが、切り替えて次に向かいます。(熊本戦は)3失点するようなゲームではなかったが、攻守の距離感があまり良くはありませんでした。マークの受け渡しがうまくいかない場面があったので、次に向けて直したいです。
(岡山は)守備が堅いイメージ。前線の攻撃陣も強烈で、伊藤大介選手のパスやキックも非常に警戒しなければいけません。(セットプレーにおいては)相手に競り勝つこと、跳ね返すこと、自分に合わなくても体をぶつけて相手の姿勢を崩すこと、その後のセカンドボールを相手に渡さないことを集中して拾っていきたいと思います。

阿部 翔平
(九州2連戦・1戦目の)北九州戦では1人退場になってしまいましたが、理想とする戦いはできていました。1点を取って追加点を入れてゼロで守れたことは良かった点です。しかし、熊本戦では3失点をしてしまった。綺麗にやられてしまったので、早急に修正をしないといけないと思います。セットプレーでの失点は少なくなっています。
岡山はセットプレーが特長でもあるので、その強みをどこまで消していけるか。そして先に得点をして試合を優位に進められるかが大事になります。(相手の攻撃的選手に対しては)どの状況でも狙っていてキープもできる。ディフェンスとしてはポイントを作らせないことを意識したいですし、ゼロに抑えることで次につながり自信になります。ホームの試合なので絶対に勝ちたいと思っています。

比嘉 祐介
(九州での2試合で)最低でも勝点4は取りたいところでした。1戦目に勝ったことで、2戦目も勝てる雰囲気はあったので非常に残念です。(北九州戦では)チャンスをもらえた中で結果を出せたことは良かった。とにかく試合に勝つこと、90分走り切ることだけを考えました。(熊本戦を外から見て)ウチがやりたいサッカーをやられた印象です。決定機があったが、そこで決め切れないことも大きかったと感じます。
(岡山戦に向けては)守備でハメることと、ディフェンスラインはあまり引かずに設定をしたい。そして、落ちてきた選手へのマークをハッキリしたいです。相手にはスペースを使われない、みんなで声を出してハメに行ったらボールは取れると思います。3位のチームを倒すことで、勢いに乗っていきたいです。

町田 也真人
(ベンチスタートだった熊本戦は)どんどん縦パスを引き出したいと思って入りました。相手の3人目に対して、ウチがついていけなかったところがあったと思います。クサビが入ったところで潰せなかったりとか、簡単に中へパスを出させてしまったりとか。そういったことが重なってしまいました。
そのあたりはミーティングでも振り返りましたが、攻撃に関しては後半だけでも4点くらいは取れるシーンがありました。そこで得点ゼロに終わってしまったのは、攻撃陣としてはダメですね。(北九州戦で自身が決めた1点目のように)やはり、なるべく早い時間に得点を取っていきたいです。
(3バック相手の岡山に対しては)5バック気味にもなるかと思いますが、前線で出たらその背後を狙っていきたいです。サイドハーフで出ることになったら、サイドバックやボランチと連係して、相手をうまく牽制していきたいと思います。

菅嶋 弘希
九州連戦2試合目の熊本戦は、相手に押し込まれる場面が多かったと思います。勝点獲得6を目指していたのに、勝点3しか持ち帰ることができなかった。課題は、守備面だと思っています。(熊本戦では)3失点してしまった。チームで警戒していた選手を自由にさせてしまい、アシストやパスを出されてしまいました。(攻めてくる相手に対する)アプローチがルーズだったと思います。
岡山は、前線が非常に流動的に動いて、みんなが走るサッカーが特長だと思います。前回対戦はアウェイで岡山に負けているし、最近はホームの試合で勝てていません。絶対に勝たなければいけない試合だと思います。チーム一丸となって頑張りたいです。
個人としては試合に出たら、攻守両方チームに貢献してゴールに絡むプレーも出していきたい。チームの目標を達成するためにも負けられない試合です。絶対に勝点3を取りたいと思います。

船山 貴之
(熊本戦は)ウチもしっかり決めるべきところで決めていれば良かったという試合でした。フィニッシュの精度、そしてフィニッシュの前の精度というところを、もっと追求していかなければいけないと思います。ボールを持てればバイタルエリアまでは持ち込めるので、そこから(フィニッシュにつなげること)が課題ですね。
(岡山は)難しい相手ですが、(勝って)しっかりと上位に食いついていきたいと思います。もともと走るチームというイメージですが、プラスうまい選手が入ってきているので、こちらも頑張って戦わなければいけないと思います。熊本戦の負け方は良くなかったですが、もうやるしかないと思っているので、切り替えて岡山戦に臨みます。


[前節の結果/岡山]
岡山 3-1 讃岐


[前節の布陣/岡山]



[前節の布陣/ジェフ]


[最近の戦績/岡山]
07/24 山形 0-1 岡山
07/31 北九州 1-3 岡山
08/07 岡山 1-0 徳島
08/11 愛媛 1-1 岡山
08/14 岡山 3-1 讃岐

[過去の対戦成績]
14/03/09 千葉 1-0 岡山
14/08/24 岡山 1-0 千葉
15/03/29 千葉 1-0 岡山
15/11/14 岡山 1-0 千葉
16/03/06 岡山 2-1 千葉


TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
8.21 (日) 18:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第30節 VS ファジアーノ岡山

試合会場フクダ電子アリーナ

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