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試合日程・結果

2016 SEASON MATCHES試合日程・結果

第31節終了時点で勝点43。11試合を残して、ジェフは6位・京都サンガF.C.と勝点差8の10位につけている。もっとも、現時点で重要なのは順位ではなく、目の前の一戦一戦を全力で戦い、勝利という結果を積み重ねて前に進むことに他ならない。

今節の相手は、8位に位置するレノファ山口FC。4月23日に行われた前回対戦では2-4と完敗を喫した相手だが、ディフェンスリーダーの近藤直也は「気にする必要はない」と強気の姿勢を貫く。
「前回の対戦では、相手のパス回しがうまく(マークを)外される場面もありましたが、こちらが“自爆”した試合でもありました。ミス絡みで4失点をしましたが、そこまでやられてはいません。前回のことは気にせず、受け身にならないこと。ミスはなくして、最近、自分たちがやれている部分をしっかりとピッチで表現したいと思います」

山口は前節、上位争いを演じるファジアーノ岡山と敵地で対戦。前半の立ち上がりから攻勢に出たが、得点を奪えずスコアレスのまま前半を折り返す。後半は両者が積極的な攻撃姿勢を見せて一進一退の攻防となったが、試合終了間際の89分、岡山のMF伊藤大介にゴールを許して黒星となった。
山口は今季J2に昇格したばかりのチームだが、リーグ前半戦から上位争いを演じ、確かな実力を示してきたことは言うまでもない。長谷部茂利監督代行は、山口について次のように話した。
「(ポイントは)抽象的になりますけれど、(相手の)長所を消して、短所を突いていく。それをトレーニングでやりました。あとはセットプレーから(得点を取ること)。自分たちの積み重ねが大事で、その軸として片足は必ず入れておいて、プラスアルファで次の試合に向けて(対策)を入れていく。それがリンクしてチームが育っていけばいい」

ここ数試合のジェフは、確かな手応えを掴みつつある。
8月21日の第30節岡山戦から、天皇杯1回戦と2回戦を挟み、前節は敵地で岐阜から完封勝利を収めて公式戦4連勝。4試合とも複数得点、無失点という理想的な結果を残していることから、選手たちの表情も明るい。キャプテンの佐藤優也が言う。
「今はチーム全体で規律を持ってやってくれているので、そういった部分が結果につながっていると思います。チームとしても失点ゼロへのこだわりは強くなってきているし、そういう意識が(体を張るなど)プレーにも表れています」

長谷部新体制発足後、チームの主軸として確かな存在感を示している菅嶋弘希は、山口戦のポイントとして「攻守の切り替え」を挙げる。
「(山口は)パス回しがうまく、細かいポゼッションをしてくるチーム。自分の守備が求められる試合になります。守備で(ボールを)取った後に速い攻撃が増えると思うので、しっかりと攻撃に出て行けるように運動量を増やしたい。監督、スタッフ、そしてサポーターの方など、僕が得点を取ることを待っていてくれる人がいるので、しっかり勝って、自分は得点を決めたい」

リーグ戦で連勝したとはいえ、状況は依然として厳しい。それでも、目の前の試合で勝利を掴み、それを積み重ねることで道はひらけると、誰もが強く信じている。


長谷部 茂利監督代行
(山口戦のポイントは)抽象的になりますけれど、(相手の)長所を消して、短所を突いていく。それをトレーニングでやりました。あとはセットプレーから(得点を取ること)。自分たちの積み重ねが大事で、その軸として片足は必ず入れておいて、プラスアルファで次の試合に向けて(対策)を入れていく。それがリンクしてチームが育っていけばいいのではないでしょうか。
“守備陣”というのは、僕の場合は(最終ラインの)4人だけでなく(試合に出ている)11人全員を指すことになります。後ろ4人だけでは、到底止められません。前から全員で連動して、その時間を長くすることができれば、必然的に勝率は上がるのではないかと考えています。

佐藤 優也
常に無失点を求めていますが、今はチーム全体で規律を持ってやってくれているので、そういった部分が結果につながっていると思います。チームとしても失点ゼロへのこだわりは強くなってきているし、そういう意識が(体を張るなど)プレーにも表れています。個人としてもGKコーチが代わって、よりゲームを意識したトレーニングができていることで、コンディションを保ちやすくもなっています。
山口のクオリティーはアウェイで対戦したときに感じましたが、自分たちもしっかりとした自信を持って臨みますし、試合を楽しみにしたいと思います。前半戦の(2-4で敗れた)結果は関係なく一戦一戦やっていく考えですが、もちろんシーズンとして同じ相手に2敗するわけにいきませんから、そういう意味では“借りを返す”という言葉が合っているのかなと思います。

大久保 裕樹
(岐阜戦で感じたのは)監督のやりたいサッカーが浸透していて、選手も明確に理解しながらプレーをしていることです。狙いどおり勝点3を取れているし、チームの状態は上がっていると感じています。個人として守備に関しては自信を持ってやれていますが、現在のチームはビルドアップのところ、後ろからの組み立てを大事にしているので、そこの課題を克服していくことで試合に絡んでいけると思います。
(山口の印象は)すごく完成されたチーム。連動性があり、一つのポイントだけ芽を摘めばいいのではなく、多くの芽を摘むことが大事になります。いろいろな部分に危機察知をしながら、試合を進めることが大きなポイントになると思います。

近藤 直也
(岐阜戦で)一番怖いのはカウンターでした。攻めている時のリスク管理、危険な選手を潰しつつカウンターの芽を摘みました。前半に危ないシーンもありましたが、全体を通すとうまく試合を運べたと思います。強いチームには勝ちパターンがあって、前が点を取ることで、後ろも余裕をもって守り切れます。そこのバランスが取れてくると、チームの成熟度が増してきます。
(山口との)前回の対戦では、相手のパス回しがうまく(マークを)外される場面もありましたが、こちらが自爆した試合でもありました。ミス絡みで4失点をしましたが、そこまでやられてはいません。前回のことは気にせず、受け身にならないこと。ミスはなくして、最近、自分たちがやれている部分をしっかりとピッチで表現したいと思います。無失点も続いているので頑張りたいです。

町田 也真人
(岐阜戦で今季10得点目を挙げて)二桁得点を取れたことはうれしいです。自分ひとりの力ではないし、練習の成果が出たもの。残り試合でも取らないと満足できませんし、継続したいと思います。(ゴールへの意識は)入り始めて自信が出てきています。余裕を生み出せていて、(シュートへの)体勢にもっていけています。1試合に2~3回はチャンスがあるので、多くをモノにしていきたいと思います。
(山口との)前回対戦はボロクソにやられました。相手はゴール前の崩しがうまい。それをウチがやりたい。(専修大学時代に一緒だった山口・庄司悦大選手の)パスはグレードアップしているし、チームを一つにする力がある。ゴールも決めているので厄介な選手だと思います。

菅嶋 弘希
チームが勝ち、結果も出せています。失点もゼロですし、いい流れで試合を運べています。(岐阜戦は)立ち上がりから押し込むことができたので、カウンターに注意をしました。得点チャンスはありましたが、なかなか点を取れませんでした。早い時間に点を取れていればもっと楽な展開になったと感じます。
(山口は)パス回しがうまく、細かいポゼッションをしてくるチーム。自分の守備が求められる試合になります。守備で(ボールを)取った後に速い攻撃が増えると思うので、しっかりと攻撃に出て行けるように運動量を増やしたいです。監督、スタッフ、そしてサポーターの方など、僕が得点を取ることを待っていてくれる人がいるので、しっかり勝って、自分は得点を決めたいです。

船山 貴之
岐阜戦は(天皇杯を2試合はさんだリーグ再開戦で)難しいところもありました。課題はまだまだ多いのかなと感じるし、もっと良い試合運びをしたかったです。(攻守両面で結果が出ていることについては)攻撃と守備で別々なのではなく、全体としてのことだと思います。
エウトンとか僕ら前線の選手から守備に行けなかったらピンチも増えてしまうだろうし、前がしっかり攻撃に行けているから失点をゼロにできているという部分もあると思います。(前線としての課題は)ラストパスの精度も含めたフィニッシュのところですね。
山口はパス回しがうまいです。ただ前半戦のような強さや勢いはないと思うので、相手どうこうではなくウチの狙いとするサッカーをやれる展開にしたいです。


[前節の結果/山口
岡山 1-0 山口


[前節の布陣/山口]



[前節の布陣/ジェフ]



[最近の戦績/山口]
8/14 清水 2-2 山口
8/21 山口 0-0 松本
8/27 山口 4-0 東海大学熊本(天皇杯1回戦)
9/7 福岡 2-2(PK2-4) 山口(天皇杯2回戦)
9/11 岡山 0-1 山口

[過去の対戦成績]
16/04/23 山口 4-2 千葉


TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
9.18 (日) 16:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第32節 VS レノファ山口FC

試合会場フクダ電子アリーナ

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