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試合日程・結果

2016 SEASON MATCHES試合日程・結果

MANAGER

長谷部 茂利監督代行

攻守にいい戦いができたと思いました。選手たちも持っている能力を出し切ってくれましたが、小さな差が大きな差、つまり結果に表れたと思います。ボールの置きどころ、運び方、フィニッシュの質、細かいところですが、その質は大きく違いました。それが結果に表れたと思います。ただ、内容としてはいい戦いができたので、リーグ戦につなげたいと思います。選手たちはよくやってくれました。

―― 試合後は選手たちにどのような言葉を掛けたのですか?

今言ったことと同じようなことです。それから、中2日でまたリーグ戦を迎えますので、次に向けてコンディションを整えようという話をしました。

―― “対フロンターレ”という意味で、よくトレーニングされているという印象を受けました。相手にほとんどチャンスを作らせなかったように感じたのですが。

90分の中で相手にチャンスを作らせなかったということはありませんし、失点してもおかしくない場面もいくつかありました。ただ、トレーニングを含めて選手たちは一体感を持って戦術を全うできる状態でピッチに入り、それを表現してくれたと思います。(対フロンターレの)トレーニングはそれほどできていないのですが、そう映ったのであれば私としては成功です。ただ、サッカーは結果ですから、チャンスを作ったら決めなければなりません。我々は質を改善しなければならないと思います。

―― さきほどおっしゃられた「小さな部分の大きな差」は埋まると考えていますか?

まずは、攻守にわたって組織の質を上げなければなりません。できる選手が相手にいて、それと同じことは今はできないかもしれない。でも、これからできるようになっていくと思います。見て、学んで、理解して、トライして、最後はできるようになると思います。ただ、皆さんに分かりやすく「上手だな」と思ってもらえる選手になるかは分かりませんが、少しずつ良くなると思います。

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北爪 健吾DF 4

相手にボールを回されることは予想できていたので、まずはしっかりと構えて、守備から入ることを意識していました。失点をしてしまったので「プランどおり」というわけではありませんが、ある程度、自分たちのやりたいことができたと思います。

ただ、結果に表れているように、差はありました。相手は「ここぞ」という場面できっちりと点を取ってくる。内容的に、今日のゲームは逆のスコアになる可能性もあったと思うんです。でも、それができないのが、相手との差ですね。ただ、今日は守備からのカウンターという狙いを表現することができたし、あと一歩というところまで戦えたと思います。リーグ戦ではある程度ボールの主導権を握れる試合もありますが、こういう時間帯も必ずある。しっかり守って、速いテンポで攻撃を仕掛けるという形は、リーグ戦にも落とし込めると思います。

阿部 翔平DF 27

ビハインドから同点にして、勝てるチャンスもありました。こういうチームに対して「勝てるという雰囲気」を作れたことが、まずは大きかったと思います。ただ、ゴールがほしくて前に出たということもありますが、1-2にされてからは相手のうまさが際立つ形になってしまったので、そこは残念ですね。勝てるチャンスはあったと、僕は思います。

相手がうまくパスをつないでくる展開の中で、こちらも狙いを持ってボールを奪えたというシーンが何度かありました。そういうプレーが最近はあまりなかったので、手応えとしては大きいと思います。結果は負けですが、いい雰囲気で戦えたと思うので、チーム一丸となってもう一度やるべきことを整理したいと思います。結果を残せなかったことは残念ですけど、次につながると思います。

井出 遥也MF 8

(アシストについて)ちゃんと狙っていたわけではないのですが、今日はニアサイドが空いていたので、ニアに速いボールを蹴ろうと思っていました。今週の練習でもニアに速いボールを入れるということをやってきたので、うまくゴールにつながって良かったです。

前半と後半は、チームとしてやろうとすることがうまくできたところがあって、チャンスもありました。ああいう決定機を決め切る力が、J1のチームと自分たちの差なのかなと思います。自分たちのプランの中ではもう少し粘り強くと思っていたのですが、失点後も落ち着いてプレーできましたし、狙いの形はできていたと思います。ボールを奪ってカウンターという攻撃を狙っていたので、押し込まれても悪い雰囲気ではなかったし、ある程度は仕方ないと思っていました。川崎Fは、今、日本で一番うまくて強いチームだと思うのですが、特に攻撃の部分、チャンスを作るところから決めるところまで、最後の“質”の部分に差を感じました。自分たちもチャンスを作ることはできたので、やっぱり、フィニッシュの質をもっともっと高めなければいけないと思います。

船山 貴之FW 11

非常にもったいないと思います。(ゴールを)決め切るところでしっかり決めることができればウチが勝ったと思うし、その差はすごく大きいと感じました。(得点シーンは)(井出)遥也がすごく良いパスをくれたので、僕は触るだけでした。ただその他にも本当にチャンスはあった。あと2点は決められるチャンスがあったと思うので、決めないとこういう試合になってしまいますね。(川崎Fは)去年1年間一緒に戦った仲間なので、すごく面白かったです。俺は相手の特長を、相手も俺の特長を知っていますし、そう簡単にはいかないなと感じていましたけれど…。天皇杯は終わってしまったので、リーグ戦に懸けていきます。プレーオフ圏内を目指して、今日の試合を無駄にしないように頑張りたいと思います。

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