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試合日程・結果

2016 SEASON MATCHES試合日程・結果

天皇杯3回戦の相手は、J1リーグで年間首位に経つ川崎フロンターレ。ベスト16に駒を進めるためには、国内屈指の強豪を倒さなければならない。現状におけるジェフの力を測る上で、最高の相手だ。

川崎Fは2回戦でブラウブリッツ秋田と対戦。3-1で退け、3回戦へと駒を進めた。J1リーグでは直近の大宮アルディージャ戦に敗れたものの、ステージ優勝を争ったファーストステージから圧倒的な攻撃力を示して好調を維持。悲願の初タイトルに向けて充実のシーズンを過ごしている。もちろん天皇杯にも、全力で臨むことは間違いない。

長谷部茂利監督代行は両者にある“実力差”を認め、こう話した。

「自分たちがミスをしなくてもやられてしまうくらい質の高さを持っています。つまりは自分たちの100%を出したところで、もしかしたら(得点)ゼロに抑えられてしまうかもしれないくらいの実力の差はあると思います。立場的にはJ1年間順位1位への“挑戦者”です」

ジェフは前節のリーグ戦でレノファ山口FCと1-1のドロー。試合終了直前のアディショナルタイムに喫した失点が、チームとしての未熟さと克服しなければならない課題を示した。フル出場した富澤清太郎が言う。

「こちらが決定機を潰した場面もあるが、ネガティブにならずにやっていきたい。監督も言っていたが“強いチームになるための通り道”。最後に追い付かれることはサッカーではあることで、僕も通ってきた道。勝ち切れるチームになることで、自信を深めていきたい」

川崎Fは山口と同じく、敵陣に入ってからの素早く正確なパスワークを武器とする。ポイントとなるのは、長谷部監督代行就任直後から着手してきた堅い守備の構築だ。無失点に抑えることができれば、勝機は必ず見えてくる。丹羽竜平が言う。

「ボールの取りどころをハッキリしなければいけません。プレスをかけて球際に強くいけば(相手の)ミスを誘えると思いますが、なるべく自分の前に人とボールを置かないといけないと思っています。無理に取りに行くと裏をやられてしまう可能性もあるので、そこは注意したい」
昨シーズン、川崎Fの一員としてプレーした船山貴之には、特別な思いがある。

「相手もウチもどういったメンバーで臨むか分かりませんが、勝てるチャンスはあります。(川崎Fの)パス回しに焦れることなく、割り切ってプレーをすることが大事。そこからカウンター勝負にもっていきたい。勝ちたいです。本当に良い試合ができればいいと思います」

客観的に見れば“格上”の相手だが、チャレンジャーだからこそ発揮できる強みもある。何より、ジェフがやるべきことは、新体制下で一貫して目指してきた「無失点・複数得点」に他ならない。敵地で、勝利をつかみ取ることで得られる自信を、なんとしても手に入れたい。


長谷部 茂利監督代行
川崎Fに関しては、自分たちがミスをしなくてもやられてしまうくらい質の高さを持っています。つまりは自分たちの100%を出したところで、もしかしたら(得点)ゼロに抑えられてしまうかもしれないくらいの実力の差はあると思います。立場的にはJ1年間順位1位への“挑戦者”です。カテゴリーが違うJ2の立場から、公式戦で(J1クラブと)試合ができるのは嬉しいことです。
前に戦ったのが山口ということを考えると、山口と川崎Fは(スタイルが)似ていて、どちらもショートパスを上手につなぐチームです。J1上位のチームとJ2のチームで質の差はありますが、(川崎Fの)高品質のプレーにどう対処していくかは、試合に挑む上で大きな課題です。対策を練らないといけないと思っています。

北爪 健吾
(川崎F戦に向けては)チームとして組織の守備をしなければいけません。(山口戦は)連動できずに崩される場面があったので、もう一度しっかりと修正をしたいと思います。(川崎Fは)守れない相手ではありません。ボールを奪ったあとにつなぐことを大事にできれば、ゲーム展開は変わってきます。つながれたとしても、自分たちはボールを持つことができる。そういったことを意識してプレーしたいです。結果にこだわりながら、相手がどこであっても勝って成長をしていきたい。良い準備をして、チームとして戦えるようにしたいと思います。

丹羽 竜平
(川崎F戦に向けては)ボールの取りどころをハッキリしなければいけません。プレスをかけて球際に強くいけば(相手の)ミスを誘えると思いますが、なるべく自分の前に人とボールを置かないといけないと思っています。無理に取りに行くと裏をやられてしまう可能性もあるので、そこは注意したいです。(相手の)後ろはそんなに強くないと思っているので、こちらが耐えることができればいいですね。我慢の時間が続く展開になると思いますが、焦れることなくカウンターで勝機を狙っていきたいです。チームのやり方がブレないことが大事です。

富澤 清太郎
(山口戦の引き分けは)本当に悔しい。こちらが決定機を潰した場面もあるが、ネガティブにならずにやっていきたい。監督も言っていたが“強いチームになるための通り道”。最後に追い付かれることはサッカーではあることで、僕も通ってきた道。勝ち切れるチームになることで、自信を深めていきたいと思います。
(川崎F戦に向けて)山口戦と同じような展開になると感じます。焦れずに頑張りながら、メンタルの戦いになるでしょう。(個人として川崎Fとは)何回も試合をやっているし、分かる部分もあります。カウンターで決め切れるかという部分がポイントです。チームが階段を上るためにはいい相手。引き続き頑張っていきます。

井出 遥也
山口はうまい相手だったし、自分はあの(1-0でリードしていた)状況で入ったのだから、勝ち切るためのプレーをしっかりやらなければいけませんでした。川崎FはJ1ですし、個人的にはJ1の中でも攻撃の部分ですごく飛び抜けているチームだと思っています。対戦したことがないので、もしかしたら想像以上かもしれません。チーム全体として守備をする時間帯が長くなってしまったとしても、そのあとにカウンターをしっかり仕掛けていきたいです。一番はカウンターが勝負どころになると思いますし、回数が少なくてもそこで決め切る力をしっかり出していきたいです。J1を肌で感じることのできる良い機会だし、とても楽しみです。

船山 貴之
川崎F戦は楽しみな部分が多いので、結果も大事になりますが良い試合をしたいと思います。(リーグ戦で前節対戦した)山口もつなぐチームだったので、川崎Fとは多少違いますが良い意味で予行演習になったと感じています。(会場となる等々力陸上競技場の印象は)個人的にはサッカー専用ではないので、あまり好きではありません(笑)。相手もウチもどういったメンバーで臨むか分かりませんが、勝てるチャンスはあります。(川崎Fの)パス回しに焦れることなく、割り切ってプレーをすることが大事。そこからカウンター勝負にもっていきたい。勝ちたいです。本当に良い試合ができればいいと思います。

オナイウ 阿道
(川崎F戦を控えて)やるからには勝ちたいし、タイトルもかかっている試合です。J1J2関係なく、勝つことが絶対一番だと考えているし、勝利することが次の試合にもつながっていくと思っています。自分にとってはチャンスがもらえればアピールの場にもなるので、頑張りたいです。(川崎Fの強力な攻撃陣に対しては)コミュニケーションを取って、前から行く場面と引いてしっかり守備の形を作る場面をハッキリしないといけません。前と後ろで意識がバラバラになってしまうと、そこを突かれてしまいます。(元ジェフの森本貴幸選手、大塚翔平選手との対戦は)楽しみですし、2人が対戦相手にいるという状況は新鮮に感じます。しっかり抑えて、自分が結果を出せるようにしたいです。


[前節の結果/川崎F]
大宮 3-2 川崎F


[前節の布陣/川崎F]



[前節の布陣/ジェフ]



[最近の戦績/川崎F]
8/20 浦和 1-2 川崎F
8/27 川崎F 2-5 柏
9/3  川崎F 3-1 ブラウブリッツ秋田(天皇杯2回戦)
9/10 川崎F 3-1 福岡
9/17 大宮 3-2 川崎F
TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
9.22 (木) 18:00 KICKOFF 第96回天皇杯 3回戦 VS 川崎フロンターレ

試合会場等々力陸上競技場

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