悔しいです。結果、勝利に導けなかった、勝利できなかったことに対しての悔しさ。それからもう一つ、これだけ一生懸命プレーしている選手たちに対して、なぜあれだけの誤審ができるのでしょうか。不思議で仕方ありません。真剣にやればやるほど、真面目にやればやるほど誤審が目立ちます。多いと思います。非常に残念です。そこに悔しさを覚えます。

―― 前半の立ち上がりから相手にボールを握られる展開で、攻守の切り替えも遅く感じました。

おっしゃるとおり、我々が少し遅かったかもしれませんし、ヴェルディさんが速かったかもしれません。彼らの特長はセカンドボールを上手にマイボールにするところだと思いますし、私のほうからも選手たちに伝えていました。ただ、そこは相手のほうがうまかったと思います。立ち位置も彼らのほうが良かったと感じていました。サッカーなので簡単に失点をしないことが大事だったんですけれども。後半に関しては、勝っているチームが、考え方として戦術的に「前に出ないで引きなさい」ということだったのかもしれません。勝っているチームが引いて、負けているチームがボールを動かすような展開になって、そこから少し盛り返せたかなという気がします。

―― ボールを持って運べても、攻撃の形があまりはっきりと見えなかったように感じました。

まず一つ、ヴェルディさんがいい守備をしていたと感じています。我々が改善するところは、前半、ボールをアタッキングサードまで運んでから変化をつけるプレーだったり、まずはボールの配球ですね。それから、そこ（アタッキングサード）に入っていく動き。それが足りなかったと思います。

「決めないと勝てない」ということを痛感した試合でした。今日はゆったりした立ち上がりになってしまったのですが、どうしてそうなったのかはよく分かりません。相手に影響されたというよりも、自分たちの問題。試合の最後にエンジンが掛かるまで、やっぱりちょっと遅かった。もちろん、細かいところをもっと詰めなければならないので、映像を見直して、じっくり考えたいと思います。

最後のゴールで同点に追いつきましたけど、結果については、もちろん痛い。レフェリーの判定うんぬんではなく、チャンスを確実にものにするチームにならないと。こういう試合が少なくないので、そこを変えないといけない。ただ、終わったことを言っても前に進めないので、これまでと変わらず、1試合1試合、すべての試合に勝つという気持ちで臨みたいと思います。

前半から相手が激しくくるのは分かっていたんですけど、全体的に、それに対して球際でうまく勝負できなかった気がします。わかりにくい判定もあって、少し戸惑ったというか。立ち上がりの15分は悪かったですね。ただ、その後は自分たちが慣れて、ペースを引き戻せたと思います。だから、その後に失点してしまったのがあまりももったいない。プレーしている感覚としては「ほとんどやられていない」という感じだったので、1-1という結果はやっぱり悔しいです。

前節の山口戦もドローだったことを考えると、この試合も引き分けに終わってしまったことが残念です。合計で勝点4を落としているという感覚。ただ、終わったことを悔やんでも仕方がないので、切り替えて、次のアウェイでしっかり勝って、その後に続くホームでの（順位を争うチームとの）直接対決に臨みたいと思います。

今日は後ろではボールを回せていたんですが、前に運ぶところがうまくいかなかった気がします。相手がコンパクトに守っていたので、そこにうまく侵入していくことができなかった。前半を無失点で折り返すことができれば良かったんですけど、それもできなかったので、前半はあまり良くなかったと思います。

全体的には自分たちがボールをキープすることができたので、もう少し自分たちでペースを作るようなパスの回し方ができれば良かったかもしれません。無理して（ゴール前に）入れてしまうシーンもあったので、そういうところで我慢して、自分たちのペースでパスを回し続けられれば良かったのかなと思います。今日はもちろん、勝点3がほしい試合でした。でも、0ではなく1で終われたことを前向きに考えて、これからの戦いは厳しくなっていくと思いますけど、そこに向けて切り替えてやっていくしかないと思います。

本当に勝てた試合だったと思います。試合に出たら必ず結果を出したいという思いはずっとあったので、1点は取れましたけれど、チームとしてもう１点を押し込むことができた試合でした。これから先の試合でもそういうところはものすごく大事になってくると思うので、チームとしても個人としても決定力を上げていきたいです。あの（ゴールシーンの）場面は、（オナイウ）阿道と目があっていたので、本当に良いコンビネーションで得点が取れました。

（リーグ戦2試合連続ドローという結果については）本当に勝ち切りたいです。ただこの試合にしても、最後のところではさらに得点が取れそうな勢いも出てきていました。それを続けていけば必ず結果として結び付くときが来ると思うので、しっかりとこれを続けてチーム一丸となってやっていきたいです。