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試合日程・結果

2016 SEASON MATCHES試合日程・結果

延長戦の末に敗れた川崎フロンターレとの天皇杯3回戦は、以前から明確だった課題をさらに浮き彫りにし、その一方で、確かな手応えももたらした。「課題」について、町田也真人が言う。

「フィニッシュの質。違いを感じましたし、後半の終盤はウチも立て続けにチャンスを作っていた中で、そこで仕留めないとこういう結果になるということは、みんな痛感したと思います。選手個人のレベルアップもそうだし、『チームのために』という気持ちでみんながもっと連動してプレーできるようにしていきたい」

手応えについては、キャプテンの佐藤優也がこう話した。

「走ることやセカンドボールの反応、球際の強さ。そういった、サッカーをする上での“当たり前のこと”一つひとつに対する一人ひとりの意識が(チームとして)まとまってきました。全員が意識してやっていることでも、一人がサボるとバラバラになってしまいます。前線から守備もしっかりできているし、逆にそれが(攻撃面で)チャンスにつながることもあります。そういった意識付けもできているなと感じます」

天皇杯の戦いを終え、残るはJ2リーグの終盤戦のみ。残り10試合で課題を克服し、手応えを確固たる力に変えて目標をクリアしなければならない。長谷部茂利監督代行は、「継続」の重要性を改めて説く。

「(今までやっていたことを)継続して、攻守にわたってそれを出してもらえればと思っています。東京ヴェルディ戦も、今後も。その質を高くしないと、結果につながらず勝てません」

今節の対戦相手は、第32節終了時点で15位に位置する東京V。前節はカマタマーレ讃岐と対戦し、3-2と打ち合いを制して勝点3を積み上げた。天皇杯3回戦では横浜F・マリノスを相手に0-4で敗れたものの、残留争いの渦中にあるチームはモチベーションも高い。

讃岐戦では、カウンターから先制点を許したものの直後に同点とし、1-1で迎えた後半、好パフォーマンスを見せた高木善朗のゴールで逆転。セットプレーから再び同点とされたが、試合終盤に得たPKをドウグラス ヴィエイラが決めて接戦をものにした。

今節は中盤のキーマンである中後雅喜が出場停止となるが、高木善朗や二川孝広、ドウグラス ヴィエイラなど個の能力を秘めたタレントは多い。敵地での対戦となるジェフにとっては、まずは新体制で培ってきた堅守で対応し、決定機を確実に決める“正攻法”の完成度が問われる一戦となる。2点のリードから同点に追いつかれた前回対戦を振り返りながら、比嘉祐介が言う。

「2-0で勝っていたのに追い付かれてしまいましたが、得点が取れない相手ではありません。うまく守っていくことで得点は取れると感じます。理想の試合運びとして、1-0ではなく複数得点を取ること。2-0で終わることができれば理想です。残り試合も少ないので“負けたら終わり”という覚悟でやらないと、上位との差は詰まりません。その気持ちを(ピッチで)出せば、勝てると思っています」

相手がどこでも、“やるべきこと”をピッチの上で表現し、勝点3を手に入れるだけ。それができれば、チーム一丸となって思い描く逆転のストーリーが見えてくる。


長谷部 茂利監督代行
(東京V戦に向けては)まずは(今までやっていたことを)継続して、攻守にわたってそれを出してもらえればと思っています。東京V戦も、今後も。その質を高くしないと、結果につながらず勝てません。(質向上を求める中で)一番目立つところでいうと、フィニッシュのところ。「シュートをする」ことと、「(味方に)シュートを打たせる」ということ。そういう意味で、クロスが一番分かりやすい部分です。
(東京Vは)オーソドックスなチームで、中後雅喜選手は(出場停止で)出られませんが、外国籍選手の調子が良いというイメージはあります。冨樫剛一監督と僕は同い年で、現役時代チームメイトだったこともあれば対戦したこともあります。S級ライセンスの講習も彼と一緒だったんです。彼は人間性が素晴らしいから、選手たちが慕うのも分かりますし、そんな感じでチームを作っているというのも見て取れます。

佐藤 優也
走ることやセカンドボールの反応、球際の強さ。そういった、サッカーをする上での“当たり前のこと”一つひとつに対する一人ひとりの意識が(チームとして)まとまってきました。全員が意識してやっていることでも、1人がサボるとバラバラになってしまいます。前線から守備もしっかりできているし、逆にそれが(攻撃面で)チャンスにつながることもあります。そういった意識付けもできているなと感じます。
(東京Vは)苦しみながらもこのあいだ(リーグ前節・讃岐戦)は勝っていたし、開き直ると強いチームです。(昨季までのチームメイトである東京Vの選手は)ポテンシャルがあるし、調子に乗り始めると(敵としては)面倒な選手ばかり。リスクをかけて捨て身で向かってきたときは、特に注意しなくてはいけません。

比嘉 祐介
(東京V戦に向けては)チームとしての守備ができているので、そこは継続して、みんなでブレずにプレーをしていきたいです。前からプレスに行くか、ブロックを作るか。カウンターも強みなので自信があります。(自身ジェフで初の先発出場となった前回の東京V戦は)2-0で勝っていたのに追い付かれてしまいましたが、得点が取れない相手ではありません。うまく守っていくことで得点は取れると感じます。理想の試合運びとして、1-0ではなく複数得点を取ること。2-0で終わることができれば理想です。残り試合も少ないので“負けたら終わり”という覚悟でやらないと、上位との差は詰まりません。その気持ちを(ピッチで)出せば、勝てると思っています。

若狭 大志
(守備の連動性向上については)ここ最近、リーグ戦でも良い守備ができているので自信になっています。(ジェフは)選手層が厚いので、誰が出ても良いサッカーをすることは間違いありません。(東京V戦に向けては)相手に合わせたくはない。ウチはボールを持ってリズムを作ることが主体ですが、山口戦のように引いてカウンターにつなげるなど、どちらもできるサッカーをします。自分たちのサッカーを貫き通すことに加え、臨機応変に対応することも一つの手。状況に応じたメリハリのあるサッカーをしたいと感じます。(リーグ前節・山口戦は)複数失点していないし、負けたわけではないのでしっかりと切り替えて自信を持って勝ちたい。もう勝点1ではダメだと思う。勝点3を目指します。

富澤 清太郎
(東京V戦に向けては)しっかりと勝点3を目指すだけです。チームとして、一つの駒として役割を果たせるようにプレーをしたいと思います。その時その時で、戦い方を使い分けながら戦えるようになっているのが、今のチームの強みでもあります。簡単に勝てるわけでもありませんが、しっかりと90分間やり続けたいです。(チームとして守備の意識は)最後の最後は個々の部分になりますが、チームとして良い部分をそのまま続けることです。(ボールを)失うとか、一歩が出ないとか、そういうところでやられてしまうので、最後にもう1回、山を登るような集中力で締めていきたいと思います。

町田 也真人
川崎F戦は、勝てる試合だったと思います。(そこで勝敗を分けたのは)フィニッシュの質。違いを感じましたし、後半の終盤はウチも立て続けにチャンスを作っていた中で、そこで仕留めないとこういう結果になるということは、みんな痛感したと思います。選手個人のレベルアップもそうだし、「チームのために」という気持ちでみんながもっと連動してプレーできるようにしていきたいです。 (東京V戦は)良い外国籍選手もいますし、個でやれる選手もいます。川崎Fにも個が強い選手がいたので、まずは1対1で負けないようにしたいです。前半戦の東京V戦は2-0にしても2-2に追い付かれました。早い時間帯の先制点はもちろん、さらに得点を重ねて、早い時間に試合を決めるような展開にしたいと思います。

オナイウ 阿道
(天皇杯3回戦・川崎F戦で感じたのは)攻撃でも守備でも、みんな一生懸命に走っていましたし、チャンスも作れていたと思います。粘り強く守りながら戦っていたと思いますが、最後のシュートの質が足りなかったと思います。(東京V戦に向けては)勝つためにできることをやるしかありません。球際やパス、シュートを無駄にしないことが大切になりますし、自分はやることをやっていくだけです!


[前節の結果/東京V]
東京V 3-2 讃岐


[前節の布陣/東京V]



[前節の布陣/ジェフ]



[最近の戦績/東京V]
8/27 東京V 2-1 VONDS市原FC(天皇杯1回戦)
9/3  熊本 1-5 東京V(天皇杯2回戦)
9/11 水戸 1-1 東京V
9/18 東京V 3-2 讃岐
9/22 横浜FM 4-0 東京V(天皇杯3回戦)


[過去の対戦成績]
14/03/16 東京V 1-1 千葉
14/09/28 千葉 0-0 東京V
15/05/06 東京V 0-0 千葉
15/11/08 千葉 1-0 東京V
16/06/12 千葉 2-2 東京V
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INFO
この試合の
チケット情報
9.25 (日) 16:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第33節 VS 東京ヴェルディ

試合会場味の素スタジアム

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