TOP TEAM選手・試合情報

試合日程・結果

2016 SEASON MATCHES試合日程・結果

残り9試合、6位・京都サンガF.C.との勝点は「7」。10月8日に行われる京都との直接対決に弾みをつけるためにも、今節のザスパクサツ群馬戦を落とすわけにはいかない。敵地とはいえ、なんとしても勝点3を持ち帰りたい一戦だ。

第33節終了時点で18位に位置する群馬は、前節、敵地でツエーゲン金沢と対戦。19分にサイドを崩されて先制点を献上すると、31分には最終ラインでボールを奪われて失点。後半開始直後にはセットプレーから失点し、試合終了間際のゴールで1点を返したものの1-3と敗れた。第30節でFC町田ゼルビア、第31節で北海道コンサドーレ札幌、第32節で松本山雅FCと上位陣との対戦が続いたこともあるが、リーグ戦での最近5試合は1勝2分2敗と苦しんでいる印象だ。

もっとも、ジェフにとって“対群馬”の相性は決して良くない。昨シーズンは2敗を喫し、今シーズンの第5節は0-0のドロー。関塚隆前監督は「内容的にはここまでの5試合でベスト」と話し、選手たちも手応えを口にしたが、結果的には現在も抱える“決定力”という課題を浮き彫りにしたゲームだったと振り返ることもできる。守備に注力し、ボールを奪ってから素早い攻撃を仕掛けようとする相手をどのように攻略するか。やはり今節も、その点が大きなテーマとなりそうだ。

長谷部茂利監督代行が言う。

「こぼれたボールをどれだけ回収できるかなど、そういった場面は頻発すると思います。そこでどれだけ拾えて、どれだけ自分たちに有利に運べるか。もしボールを取れなくても、そこをうまく抑えることは大事だと思います」

ジェフは前節、東京ヴェルディを相手に持ち味を発揮することができなかった。特に相手に主導権を握られた前半の反省は、“立ち上がりの入り方”にある。長谷部監督代行もその点に触れた。

「試合の入り方は特別大事なことだと思っています。東京V戦は相手が良く、決してこちらも緩んでいなかったとは思います。ただ試合開始10分くらいは、まずしっかり試合を運ばないといけません」

いずれにしても、勝たなければ“先”が見えない厳しい状況にある。井出遥也は、今シーズン再三にわたって口にしてきた「仕留める」という言葉を強調した。

「自分たちはここから勝たなければ上には行けません。東京V戦での勝点1を無駄にしたくない。チームとして(東京V戦の)後半のように、得点するチャンスは作ることができているので、あとはそこで仕留められるようにしっかりとプレーをしたい」

同じように、菅嶋弘希もフィニッシュの重要性を語る。

「群馬も残留争いをしている中で、ホームで負けられないという気持ちがあり、勢いを持って来ると思います。相手に先制点を許さず、こちらが先制点を取れるよう、相手の勢いにのまれず積極的にいくことが大事になります。攻撃陣はみんなゴールを狙っていかなければいけませんし、トレーニングで打つシュート1本からしっかり意識を高くして、決めていかなければと思います」

前節は反撃ムードがピークに達した試合終盤に迫力のある攻撃を見せた。しかし、結果に表れているように、それでは遅い。立ち上がりから全力で。しかも、冷静さを保ちながら。その先に、勝利が見える。


長谷部 茂利監督代行
群馬は東京Vしかり、(第31節で対戦した)岐阜しかり、球際が強くてセカンドボールを一生懸命拾って速い攻撃を仕掛けるチームですね。我々にとって苦手というわけではないけれど、比較的そういうところで相手に主導権を取られてしまうことがあるので、力強くタフに戦わなければいけないと思っています。(天皇杯3回戦で対戦した)川崎F戦や、(第32節で対戦した)山口戦とはちょっと違いますね。こぼれたボールをどれだけ回収できるかなど、そういった場面は頻発すると思います。そこでどれだけ拾えて、どれだけ自分たちに有利に運べるか。もしボールを取れなくても、そこをうまく抑えることは大事だと思います。
試合の入り方は特別大事なことだと思っています。東京V戦は相手が良く、決してこちらも緩んでいなかったとは思います。ただ試合開始10分くらいは、まずしっかり試合を運ばないといけません。

阿部 翔平
(東京V戦は)相手の運動量が低下した中で得点ができれば良かったのですが、チャンスの中で得点を生み出すことはできませんでした。前半は悪い流れの中で(セットプレー以外の失点を)耐えられたのは良かった。勝点ゼロの状態から結果的に1を獲得したが、悔しい思いがチームの中に流れていたのは勝点3を目指していたからこそ。その意味でも次につなげなければいけないと思っています。(群馬戦は)どれだけアウェイで良い試合をして勝点を持って帰ってこられるかが大事になります。東京V戦のような「1」ではなく、「3」を持って帰りたい。試合内容にもこだわりたいですが、結果を大事にしたいと思います。

北爪 健吾
アウェイの試合は(ホームである)相手もエネルギーを持って臨んでくるし、こちらももう少しエネルギッシュに行って、前半から勝ちにいく姿勢を出していかなければいけないと(東京V戦を見て)感じました。連戦でキツかった部分もあったと思いますが、プレーをやり切らないと悪い流れも断ち切れなくなってしまうので、そういうやり切るプレーを増やさなければいけないと思っています。群馬戦もアウェイですし、チャンスの場面でシュートを選択できる“自信”を、トレーニングからつけていきたいです。
(群馬県出身ということもあり)ここで結果を出したいので、まずはそのための準備をしっかりしたいと思います。(群馬に)知り合いも多く、いろいろな人が観に来てくれるので、思い出の地で活躍できるようにしたいです。非常に楽しみなゲームです。

アランダ
コンディションも良くなってきているので、自分自身が一番喜んでいます。離脱してチームに貢献できていない歯がゆさを感じていましたし、自分としては悔しい気持ちがあるので、これから返していきたいです。(群馬の印象は)ホームでの試合に出ているので、相手の特長は分かっています。非常にハードなプレーをしてくる印象があります。自分を必要としてくれるかは長谷部監督(代行)の決断となります。(長谷部監督代行が)どんな決断をされようとも、自分は必要とされるために良い準備をするだけです。

井出 遥也
(群馬戦は)時間帯もデーゲーム(13:00キックオフ)になることで、環境面でも注意が必要ですし、自分たちはここから勝たなければ上には行けません。東京V戦での勝点1を無駄にしたくない。チームとして(東京V戦の)後半のように、得点するチャンスは作ることができているので、あとはそこで仕留められるようにしっかりとプレーをしたいと思います。(前回対戦では0-0のスコアレスドローという結果で)嫌な感じはしませんが、去年のアウェイ戦では(0-2で)勝てていません。相手は狙いを持ってプレーしてくると思うので、自分たちがチャンスを決められるかどうかだと思っています。

菅嶋 弘希
(契約の関係で出場できなかった東京V戦は)相手が勢いを持って来ていましたし、悪い流れから失点してしまったという印象です。群馬も残留争いをしている中で、ホームで負けられないという気持ちがあり、勢いを持って来ると思います。相手に先制点を許さず、こちらが先制点を取れるよう、相手の勢いにのまれず積極的にいくことが大事になります。攻撃陣はみんなゴールを狙っていかなければいけませんし、トレーニングで打つシュート1本からしっかり意識を高くして、決めていかなければと思います。
久々に13:00キックオフの試合ということで気温も高いだろうし、そういう面も含めて立ち上がりは本当に大事だと思います。出番があったら、勝利に貢献できるよう精いっぱいやりたいと思います。

吉田 眞紀人
(東京V戦のゴールは)アド(オナイウ阿道)と目が合っていたので、自然と分かり合えていたシーン。気持ちを強く持って入ったので、ゴールができて良かったです。(群馬戦に向けては)個人がどうこうよりも、チームが勝たなければいけません。勝つために自分がやれることはすべてやっていくだけです。(群馬は)波がある印象を持っていますが、勢いに乗ったらパワーを発揮する印象です。相手が勢いに乗る前に叩きたいと思います。ウチが多く(試合を)支配することができれば、相手の良さは消せます。自分たちがボールを持つこと、失ったときにはしっかりと追って行くことなど、基本通りのプレーをすることが大事になります。


[前節の結果/群馬]
金沢 3-1 群馬


[前節の布陣/群馬]



[前節の布陣/ジェフ]



[最近の戦績/東京V]
08/27 群馬 1-0 ソニー仙台FC(天皇杯1回戦)
09/03 山形 5-0 群馬(天皇杯2回戦)
09/11 札幌 3-1 群馬
09/18 群馬 1-1 松本
09/25 金沢 3-1 群馬


[過去の対戦成績]
14/05/03 千葉 3-2 群馬
14/10/26 群馬 1-2 千葉
15/05/31 群馬 2-0 千葉
15/07/12 千葉 1-2 群馬
16/03/26 千葉 0-0 群馬
TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
10.2 (日) 13:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第34節 VS ザスパクサツ群馬

試合会場正田醤油スタジアム群馬

この試合のチケット購入はこちら