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試合日程・結果

2016 SEASON MATCHES試合日程・結果

残り7試合。6位との勝点差は11――。

前節、大一番として臨んだ京都サンガF.C.戦に敗れたことで、置かれた状況はさらに厳しさを増した。とはいえ、可能性がゼロになったわけではない。目の前の一戦に全力を尽くす姿勢を変えることなく、ジェフは最後まで戦い続ける。

今節の相手は、自動昇格枠を争って2位につける松本山雅FCである。前節、同じく自動昇格争いに加わるファジアーノ岡山と対戦した松本は、緊迫した展開の攻防戦を1-1で終えて勝点1を積み上げた。宮阪政樹のセットプレーや両サイドからの攻撃で相手ゴールに迫ると、後半の立ち上がりにサイドを崩してMF工藤浩平が2試合連続となるゴール。終了間際の87分に同点弾を喫したものの、直接対決で及第点と言える勝点1を獲得し、無敗記録を「11」に伸ばした。

好調を維持する松本との一戦について、長谷部茂利監督代行は次のように展望する。

「これまでの戦い方と一緒で、相手の長所を消して短所を突くというかたちで、自分たちの長所を出すことが大事になります。私の目標である無失点複数得点という結果にしたい」

そのために求められるのは、失点に直結する「ミス」を回避することだ。エウトンが言う。

「前節のゲーム(京都戦)では攻守においてミスが多かったと感じます。ミスはチーム全員の責任でもあるので、どこにミスがあるかを分析して、同じミスを繰り返さないように次のゲームに臨みたい」

振り返れば前回の松本戦は、シーズン序盤の勢いを象徴する好ゲームだった。

全員が豊富な運動量で守備に奔走し、ボールを奪ってから素早く切り替えてカウンターを狙った。後半立ち上がりに山本真希のゴールで先制すると、松本の猛攻をしのぎ、終盤は5バックに変更するなど守備戦術を修正して逃げ切りに成功した。苦手とされるアウェイで勝点3を獲得したことはもちろんだが、内容の充実感よりもチーム全体の“一体感”によって掴んだ勝利に手応えを感じた。あの“一体感”を、今こそ思い出したい。

キャプテンの佐藤優也が言う。

「京都戦に負けてしまったことで厳しい状況になりましたが、まだ可能性はあります。自分たちはプロである以上、勝つことで上の順位を目指さなければいけません。試合後に熱くなってくれたサポーターの皆さんのためにも、フクアリで勝利をしたいと思っています」

京都戦で喫した完敗が、選手はもちろん、ファンやサポーターに大きなショックを与えてしまったことは間違いない。しかし、すべてを諦めるにはまだ早すぎる。今こそ力を結集し、自分たちの力で流れを変え、わずかに残された可能性を広げたい。そのためにやるべきことは、「勝利」しかないと長谷部監督代行も言う。

「選手、スタッフ、クラブ関係者だけでなく、応援をしている人も悔しい。多くの方が後押しをしてくれていて、あの(前節・京都戦の)内容と結果では納得がいかないと思うので、(今節は)勝利しかないと思うし、勝利で応えたい」

立ち止まることなく、もう一度前へ。その気概を持って、フクアリに松本を迎える。


長谷部 茂利監督代行
(松本戦は)これまでの戦い方と一緒で、相手の長所を消して短所を突くというかたちで、自分たちの長所を出すことが大事になります。私の目標である無失点複数得点という結果にしたいです。選手には、自分たちのミスからピンチを招いていることを伝えています。どれだけ良いプレーをして、モチベーションが高くても、その試合ごとにやってはいけないミスがあります。それが失点につながってしまうことを話しました。簡単に直るものではありませんが、改善しないと同じように失点をしてしまいます。
選手、スタッフ、クラブ関係者だけでなく、応援をしている人も悔しい。多くの方が後押しをしてくれていて、あの(前節・京都戦の)内容と結果では納得がいかないと思うので、(今節は)勝利しかないと思うし、勝利で応えたいと思っています。

佐藤 優也
京都戦に負けてしまったことで厳しい状況になりましたが、まだ可能性はあります。自分たちはプロである以上、勝つことで上の順位を目指さなければいけません。試合後に熱くなってくれたサポーターの皆さんのためにも、フクアリで勝利をしたいと思っています。(気持ちの切り替えは)チームメイトは言動や行動でも強い姿勢を持っていて、一丸となって進んでいこうと思っていますし、(連敗の)重い空気を払しょくするにも次で勝つことが大事。勝つことが自分たちの自信にもなります。(松本の特長であるハイボールやクロスは)自分を含めて守備範囲を広くもってプレーをしていきたいです。

北爪 健吾
(松本の印象は)攻守にわたってパワフル。特にセットプレーでの得点能力が高く、守備での質も高いと感じます。間違いなくやりがいはある。空いたスペースに飛び出したり、攻めさせている余裕をもちながら、相手の隙を突くことが大事です。周りを見て声をかけながらプレーをしたいです。チーム力が問われるので相手を上回りたいと思います。勝つことで自分たちは力を付けられるし自信もつきます。このゲームで何が出来るかが大事になります。(気持ちの切り替えは)僕だけでなく、みんなが「やってやろう」という気持ちです。僕たちはピッチで表現することしかできないので、その姿勢を見せることでサポーターの皆さんには満足して帰ってもらいたいと思います。

菅嶋 弘希
(京都戦は)相手も高いモチベーションできていて、出鼻をくじかれました。前半で2失点をしたことで気持ち的な焦りが出てしまい、急ぎ過ぎて慎重にいくことができませんでした。もう少し落ち着いてやることも大切だったと思っています。サポーターの皆さんも応援してくれているので、この松本戦をしっかりと勝ち切るようにしたいと思っています。(松本の印象は)ハイボールやセットプレーで強さを出してくる印象があります。

長澤 和輝
(松本の印象は)能力が高い選手が多くいると思います。自分たちが隙を与えると失点につながってしまうので、気を引き締めてプレーをしたいです。特に切り替えの部分やその他の部分でも、気を配ってプレーを進めていきたいです。(リーグ戦の残り7試合に向けては)ミスを減らすことが大事になります。出てしまったミスはしょうがないので、その後を全員でカバーできるようにやっていきたいです。そして、今まで積み上げてきたことをやっていくしかありません。悪い部分ではなく良い部分をもっと出していければ、チームとして勝利につながります。切り替えて勝利を目指したいと思います。

船山 貴之
(攻撃の形を作るためには)その時その時の狙いやタイミングがあります。エウトンに収まればいいというわけではありませんが、速攻と遅攻のメリハリが大事になります。相手からボールを奪った瞬間に、また取られて二次攻撃をされている場面があるので、修正していきたいです。(古巣となる松本には)仲の良い選手もいるので、試合を楽しみたいと思っています。去年も(川崎F在籍時に)対戦していて、今年も2回目の対戦。相手は良い順位にいるので、良い試合にしたいと思っています。自分たちは後がない状況なので、勝点を一つでも多く積み上げて、一つでも上の順位に行けるようにしたいです。

エウトン
ゲームではミスを減らすことが大事ですが、前節のゲーム(京都戦)では攻守においてミスが多かったと感じます。ミスはチーム全員の責任でもあるので、どこにミスがあるかを分析して、同じミスを繰り返さないように次のゲームに臨みたいです。(松本戦に向けて改善したいところは)動きの量を多くすることと、守備にまわった時にコンパクトに保ち、相手にプレスをかけること。そこからボールを奪う回数が多くなり、攻撃につながる回数も増えるのでチーム全員で意識したいです。(松本戦は)相手の強み(ハイボールやクロス)を出させないこと。相手は上の順位にいて良い状態でもありますが、我々のホームゲームです。相手を尊重しながらも、上回れるような試合にしたいです。


[前節の結果/松本]
松本 1-1 岡山


[前節の布陣/松本]



[前節の布陣/ジェフ]



[最近の戦績/松本]
09/11 松本 2-0 京都
09/18 群馬 1-1 松本
09/25 松本 1-0 清水
10/02 讃岐 2-4 松本
10/08 松本 1-1 岡山


[過去の対戦成績]
13/05/19 千葉 1-0 松本
13/08/18 松本 3-2 千葉
14/06/28 千葉 0-1 松本
14/11/09 松本 2-1 千葉
16/03/20 松本 0-1 千葉
TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
10.16 (日) 16:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第36節 VS 松本山雅FC

試合会場フクダ電子アリーナ

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