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試合日程・結果

2016 SEASON MATCHES試合日程・結果

目標とするJ1昇格プレーオフ進出に向けて、残された可能性は限りなく小さくなった。それでも、可能性がある限り勝利を目指して戦い続けなければならない。長谷部茂利監督代行は表情を引き締めてこう話した。

「今は勝利のことを考えています。3連敗していて、チームの雰囲気も当然(結果が出ている時よりも)良くないから、それを払拭するためにも当然負けないように、勝ち急がず、引き分け以上を収められるようにしたい。
勝とう勝とうとしすぎると、どうしても取りこぼしたり、自分たちから穴を掘ってしまうことがあります。しっかりと良い準備をして、(試合で)良い守備、良い攻撃をすること。これは欲張りではなく、やるべきことをしっかりやろうというスタンスです」

今節の相手は、徳島ヴォルティス。開幕戦で2-1と勝利して以来、約8カ月ぶりの対戦となる。

ジェフと勝点差1で12位につける徳島は前節、敵地でレノファ山口FCと対戦。立ち上がりの12分に広瀬陸斗のドリブルシュートで幸先良く先制すると、組織的な守備で相手の攻撃を退け、リードを保ったまま前半を折り返した。
しかし後半はホームの山口が攻勢を強め、76分、ペナルティーエリア内の混戦から同点ゴールを許し、さらに試合終了間際のアディショナルタイムに逆転弾を喫して敗戦。3試合ぶりの黒星を喫した。とはいえ、長身FW佐藤晃大の高さを軸に、テクニシャンの木村祐志と大﨑淳矢、経験豊富な外国籍助っ人のアレックスやカルリーニョスなどタレントは揃っている。アランダが言う。

「(徳島は)良いチームという印象を持っています。順位はそれほど高くありませんが、このリーグ戦の中ではそれぞれのチームに大きな差はないと思っているので、順位に関係なく常に相手に対して敬意を払って、チャレンジャーの気持ちで臨みます」

ジェフは前節、松本山雅FCと対戦し、結果的には順位にも表れる“差”を見せつけられた。退場者を出したとはいえ0-3という結果から受けるショックは小さくないが、ポジティブな要素もあった。
アカデミーから昇格したルーキー、DF岡野洵のプロデビューである。前半終了間際の44分からピッチに立った岡野は、デビュー戦とは思えない落ち着きで成長を示した。岡野が言う。

「(松本戦を振り返り)自分としてはもっと周りを見てプレーができる自信もあったのですが、まだまだでした。一つのことだけを見てしまうので、周りをしっかりと見て、一番良い判断ができるようにトレーニングから心掛けたいと思います」

6位・京都サンガF.C.との勝点差は「14」となり、可能性はゼロではないとはいえ、残り6試合でこれを逆転するのは現実的には難しい。しかし、ここまで作り上げてきた「自分たちのサッカー」の精度を少しでも上げるためにも、ここで気持ちを切るわけにはいかない。町田也真人が言う。

「トレーニングしていることを意識していきたいし、そこが攻略できればいいです。距離感は意識できているので、早い時間に得点を取れれば問題はないと感じます。連敗を止めなければいけないですし、とにかく1試合1試合やっていって勝つしかありません。(徳島戦に向けては)まずは無失点に抑えること、そして攻撃陣は点を取ること。シンプルであり難しいことですが、それを達成できるようにしたいです」

残り6試合、最後まで全力で、勝利を求める。


長谷部 茂利監督代行
(ジェフより先に始まる6位・京都の試合結果を)気にしている選手はいるかもしれませんが、僕はまったく気にしていません。まずは自分たちのことが大事なので。わざわざ(結果を)見ることはないですね。最終節で、同勝点で、得失点差で争っているといった状況であれば、そこは気にしますけれどね。しかしそのあたりが今はまだ関係ない状態ですから。
(プレーオフ進出の可能性の)数字云々というよりも、今は勝利のことを考えています。3連敗していて、チームの雰囲気も当然(結果が出ている時よりも)良くないから、それを払拭するためにも当然負けないように、勝ち急がず、引き分け以上を収められるようにしたいです。
勝とう勝とうとしすぎると、どうしても取りこぼしたり、自分たちから穴を掘ってしまうことがあります。しっかりと良い準備をして、(試合で)良い守備、良い攻撃をすること。これは欲張りではなく、やるべきことをしっかりやろうというスタンスです。

岡野 洵
(松本戦を振り返り)自分としてはもっと周りを見てプレーができる自信もあったのですが、まだまだでした。一つのことだけを見てしまうので、周りをしっかりと見て、一番良い判断ができるようにトレーニングから心掛けたいと思います。
裏への対応や前への強さは自分の持ち味なので、チームに貢献していきたいです。(徳島戦に向けては)自分のプレーをしたいです。松本戦のように強く行くところは強くいって、守備に安定感をもたらしていきたいです。自分は死にもの狂いでついていって、スタメンを取りたいと思っています。

山本 真希
チームは厳しい状況になってしまいましたが、そこでバラバラにならず、一つになってプレーをしていくことが大事になります。(相手を)押し込んでいながらシュートが入らない場面があるので、ラストパスやシュートの精度にもっともっとこだわる必要があると感じます。
(徳島とは前回開幕戦で対戦して)ホームで勝ちましたが、あの時のチームとはまた違っていると思うので気を付けたいです。ただ、ホームとアウェイで戦い方を変える必要はないと思っています。とにかく恐れずに自信をもってやっていきたいです。
(意識するプレーは)チームがやろうとしていることをすること。守備面では球際で戦っていかなければなりません。あとはボールを持った時、積極的に縦パスだったりを狙っていきたいです。

アランダ
(松本戦は)いい試合の入りができていたと思うのですが、集中力の乱れから失点をしてしまいました。チャンスも作れていましたが、決めるべきところで決められませんでした。前半のうちに1点でも返すことができていればまた違ったゲームになったかもしれませんが、それができずに残念です。
これ以上後ろに下がるわけにはいかないので、わずかでも前へ進んでいくことが大事です。1試合1試合の“決勝戦”を、気持ちを込めて戦います。
(徳島は)良いチームという印象を持っています。順位はそれほど高くありませんが、このリーグ戦の中ではそれぞれのチームに大きな差はないと思っているので、順位に関係なく常に相手に対して敬意を払って、チャレンジャーの気持ちで臨みます。

井出 遥也
アタッキングサードへ入った時に、チームとしても個人としても、もう一つ恐さを出していかなければいけなかったのですが、(松本戦では)それができませんでした。
特長のあるチームを相手にすべてセットプレーでの失点というのは、避けなければいけなかったと思います。そこはもう一度、見直さなければいけない部分ですし、攻撃面では失点をする前にこちらが取っていかなければいけないと思います。最近は自分の出場時間も短いですし、先発で出た時に結果を残すことが大事だったと思います。
(徳島は)開幕戦で対戦した時とは変わっている部分もあるだろうし、チームとしてこれまで作ってきたモノがあると思います。J1にもいたチーム相手ですが、絶対に勝たなければいけません。とにかく1試合1試合勝っていくしかないので、強い気持ちを持って準備していきます。

菅嶋 弘希
相手があることですが、チームが勝てていない状況ですし、(徳島戦に向けては)自分たちが主導権を持ってアグレッシブに行くことが相手の良さを消すことにもなるので、まずは自分たちの力を出すことを心がけたいです。
(フィニッシュの質については)ここ最近の試合で追加点を取れていないので、もう一度得点を取ることに重きを置いて、泥臭く体を張ってプレーをしたいと思っています。(連敗脱出のためには)一つ勝てば流れが大きく変わると思うので、とにかく結果にこだわってやっていきたいです。
(3バックの相手に対しては)サイドの裏とウイングのところを狙っていき、高い位置を取って攻撃的にいきたいです。

町田 也真人
(松本戦の)試合の入り方は意識して臨んでいたので、良かったと思います。その中で得点を取り切れていないのが課題です。(ペナルティーエリア内でチャンスを作るためには)岡山戦のように中央突破からチャンスを作りたいと思っているので、トレーニングしていることを意識していきたいし、そこが攻略できればいいです。距離感は意識できているので、早い時間に得点を取れれば問題はないと感じます。
連敗を止めなければいけないですし、とにかく1試合1試合やっていって勝つしかありません。(徳島戦に向けては)まずは無失点に抑えること、そして攻撃陣は点を取ること。シンプルであり難しいことですが、それを達成できるようにしたいです。


[前節の結果/徳島]
山口 2-1 徳島


[前節の布陣/徳島]




[前節の布陣/ジェフ]




[最近の戦績/徳島]
09/22 湘南 4-0 徳島(天皇杯3回戦)
09/25 徳島 0-1 C大阪
10/02 長崎 1-2 徳島
10/08 徳島 0-0 讃岐
10/16 山口 2-1 徳島

[過去の対戦成績]
13/06/22 徳島 1-2 千葉
13/07/27 千葉 1-2 徳島
15/06/28 徳島 2-1 千葉
15/08/01 千葉 1-0 徳島
16/02/28 千葉 2-1 徳島

TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
10.23 (日) 18:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第37節 VS 徳島ヴォルティス

試合会場鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム

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