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試合日程・結果

2016 SEASON MATCHES試合日程・結果

第38節で対戦するV・ファーレン長崎について、長谷部茂利監督代行はその印象を次のように話した。

「守備のところは全員で守ることを継続していて、堅いですね。(ボールを)奪ってそこから速い攻撃。特に永井龍選手を中心に、前線の選手には注意しなければばいけないと思います。前めの選手はスピードがあるし、ボールを扱う能力も高い。そこは注意するところだし、止めなければいけない。止めなければ失点してしまう」

ジェフと同勝点「45」で13位に位置する長崎は、前節まで10試合未勝利という苦しい時期を過ごした。しかし前節は、攻撃力を武器とするレノファ山口FCを相手にホームで躍動。持ち前の堅守が戻り、決定機でしっかりとゴールを奪って11試合ぶりの勝利を記録した。
梶川諒太が見事なミドルシュートで先制点を奪うと、終盤まで集中力の高い守備を維持し、72分に得点源の永井がPKで追加点。反撃を1点に抑えてホームで勝利を掴み取った。長崎が手にした複数得点の勝利は、まさに今のジェフが理想とする結果だ。

長谷部監督代行の言うとおり、長崎は堅守を武器としながら攻撃陣に警戒すべきタレントを揃えている。プレースキッカーとしてもチャンスメーカーとしても存在感を示す梶川は2列目で存在感を示し、最前線の永井はここまで今季17得点で得点ランキング2位タイに位置。
まさに「自分たちのサッカー」で勝利を手にしたチームは、勢いを取り戻しつつある。ジェフにとっては、難しい相手と言えるだろう。

残り5試合。6位との勝点差は「15」。可能性は限りなく小さいが、今はただ、目の前の相手を倒すために全力を尽くすしかない。船山貴之が言う。

「やるしかない。全員守備、全員攻撃といえるくらいの勢いを持ってやりたいです。ここから、どう上がっていくか。可能性はゼロでないので、個人としてもゴール、アシストで結果を出すことも大事になります。
慌てずに落ち着いてできれば(ボールは)回せます。すべては自分たち次第。相手がどうこうではなく、自分たちがどう試合を進めるかも大事になります」

7年目のJ2にして初の4連敗、しかも3試合無得点という結果に終わった徳島ヴォルティス戦だったが、岡野洵、乾貴哉という若い力が試合開始からピッチに立ち、存在感を十分にアピールした。最終ラインで奮闘した乾が言う。

「初先発だったので、攻撃参加も含めてとにかく動こうとしていました。失点に絡まないようにしたいとは思っていましたが・・・。前半は相手にやられるがままにやられてしまったのですが、後半は自分たちも攻撃をすることができていたので、そこは良かったところです」

今節はチームの得点源である2人、エウトンと町田也真人が累積警告による出場停止処分となる。チームにとっては不安材料の一つだが、誰がピッチに立つことになっても、求められる勝利に向かって全力を尽くさなければならない。菅嶋弘希が言う。

「僕を含めて誰が試合に出ることになったとしても、チーム全体が一つになってしっかりと準備をして、この長崎戦に挑みたいと思っています」

吉田眞紀人の意気込みも強い。
「(4連敗は)サポーターの皆さんに申し訳ない。自分たちは厳しい状況だが、戦っている姿勢や気持ちが見える試合にしたいです。連敗をしているので、勝たないといけない試合になります」

これ以上、負けるわけにはいかない。船山の言うとおり、「すべては自分たち次第」、「やるしかない」。


長谷部 茂利監督代行
(長崎の印象は)守備のところは全員で守ることを継続していて、堅いですね。(ボールを)奪ってそこから速い攻撃。特に永井龍選手を中心に、前線の選手には注意しなければばいけないと思います。前めの選手はスピードがあるし、ボールを扱う能力も高い。そこは注意するところだし、止めなければいけない。止めなければ失点してしまうわけですから。
先にこちらが得点を決めれば空気も良くなりますし、流れも良くなります。追いかけられる展開になり、追加点を狙いにいけますから。一番はたくさんチャンスを作って複数得点を取ること。それが私の理想です。
チャンスがちょっと減ってしまっているので、その前段階を高めなければいけないし、ゴール前の(フィニッシュの)質は、継続して求められるところです。

近藤 直也
(徳島戦は若手の岡野、乾両選手2人が先発したが)乾が緊張しすぎていた(笑)。やりづらさもなくバラバラでもなかったです。
失点は、シュートブロックにいったあとのこぼれ球がフリーになってやられてしまった。もっと前の段階で奪って、シュートまで持っていかれないようにすること。そのためにマークにいくことも大事になります。
単純にやられている場面もあるので(長崎戦に向けては)防げる失点をなくさなければいけないし、徹底して体を寄せることでシュートを打たれる確率を減らすことも大事になります。
攻撃はシュートを枠の中に飛ばさないといけない。守備では失点の可能性を低くし、攻撃では得点の可能性を上げていきたいです。ミスを減らしていくことで、リズムを生み出すことが大事になると思います。

乾 貴哉
(徳島戦は)初先発だったので、攻撃参加も含めてとにかく動こうとしていました。失点に絡まないようにしたいとは思っていましたが・・・。前半は相手にやられるがままにやられてしまったのですが、後半は自分たちも攻撃をすることができていたので、そこは良かったところです。
(初めてリーグ戦フル出場した後でも)コンディションがいつもと変わったとは感じないので、出られたら次も頑張りたいと思います。
まずは失点に絡まないこと。そして徳島戦では声を出すのに少し迷いが出たところもあったので、長崎戦ではできるだけ声も出して、攻守両面で活躍したいです。セットプレーや逆サイドからのクロスに飛び込んでいければ得点のチャンスは増えると思うので、より積極的にプレーをしていきたいです。

山本 真希
(徳島戦は若手の岡野、乾両選手2人が先発したが)全体的に相手のプレッシャーもあって受けてしまい、2人にかかる負担も大きかったと思います。ただ後半は乾も落ち着いていたし、(岡野)洵も球際に強くいけていたので、これからの成長が楽しみです。
徳島戦は、シュート数が少なかったです。打たなければ入らないので、シュートで狙うことが大事です。相手を引き寄せて、シュートを打つ人を助ける動きだったりも必要なので、全員がゴールへの意識を持つことが必要です。(勝利のためには)得点を取らないといけません。積極的にゴールを狙っていくことをやれるようにしたいです。

菅嶋 弘希
(徳島戦は)まずボールを取るところのファーストディフェンスがうまくできなかったと思います。相手のボール回しに対してジェフがプレッシャーをかけにいくのが後手になってしまい、あまりプレッシャーのかけどころが定まりませんでした。そこでうまくボールを取り切ることができない試合になってしまったという印象です。
そして攻撃では、シュートの数がチームとして少なかった(公式記録は7本)。キレイにいき過ぎず、多くのシュートを打っていかなければいけないと思います。
(長崎戦は前線のエウトン選手、町田選手が出場停止だが)僕を含めて誰が試合に出ることになったとしても、チーム全体が一つになってしっかりと準備をして、この長崎戦に挑みたいと思っています。

船山 貴之
(徳島戦は)中盤のつなぎからゴールまでの流れも良くはなく、ミスも多かったです。思い切りの良さも減ってきているし、何かを変えなければ変わっていかないので、変えるためのプレーをしていきたいです。
(長崎戦に向けては)やるしかない。全員守備、全員攻撃といえるくらいの勢いを持ってやりたいです。ここから、どう上がっていくか。可能性はゼロでないので、個人としてもゴール、アシストで結果を出すことも大事になります。
慌てずに落ち着いてできれば(ボールは)回せます。すべては自分たち次第。相手がどうこうではなく、自分たちがどう試合を進めるかも大事になります。

吉田 眞紀人
(エウトン選手、町田也真人選手が出場停止で)チャンスでもあるので、熱い気持ちを持っています。いい準備をして、出場したときには必死にプレーをしたいと思います。フォワードとしては得点が一番のアピールになるので、(得点に)絡みたいです。
(長崎戦に向けては)連係を含めて、よりお互いの良さが出るようにしたいですし、先制点が大事になると感じています。失点をしない試合運びをしたいです。
(4連敗は)サポーターの皆さんに申し訳ない。自分たちは厳しい状況だが、戦っている姿勢や気持ちが見える試合にしたいです。連敗をしているので、勝たないといけない試合になります。


[前節の結果/長崎]
長崎 2-1 山口

[前節の布陣/長崎]




[前節の布陣/ジェフ]




[最近の戦績/長崎]
09/25 岡山 0-0 長崎
10/O2 長崎 1-2 徳島
10/08 横浜FC 2-2 長崎
10/16 群馬 3-0 長崎
10/23 長崎 2-1 山口

[過去の対戦成績]
14/07/26 千葉 1-1 長崎
14/09/10 千葉 2-1 長崎(天皇杯4回戦)
15/03/08 長崎 0-1 千葉
15/08/15 千葉 1-1 長崎
16/05/28 長崎 1-1 千葉


TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
10.30 (日) 13:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第38節 VS V・ファーレン長崎

試合会場フクダ電子アリーナ

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