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試合日程・結果

2016 SEASON MATCHES試合日程・結果

MANAGER

長谷部 茂利監督代行

攻守に渡って、想定内のいいプレーができたと思うのですが、試合としては見たとおり、札幌さんのほうがうわてであったと思います。こちらも策は考えていましたが、タイミングの問題、役割を全うできなかったというところが、いくつかあったのではないでしょうか。ただ想定内のプレーでやられてしまったことも非常に悔しい、そういう試合でした。

いつも複数得点を目標としていますが、今日に限っては2点目を奪うことができなかった。奪うチャンスはありました。そこに尽きる今シーズンのホーム最終戦だったのではないかと思います。

――監督代行に就任してからの時間を振り返って、J1昇格に達することができなかった要因をどのあたりに感じていますか?

直接結果につながる「ゴールを取る」「ゴールを守る」というところに尽きるのではないかと思います。全くチャンスを作れていないとか、ピンチばかりであるならば修正しなければならない課題がたくさんあるという状況ですが、課題はもちろんありますが、チャンスは作っているし、ピンチの数も減ったというか、試合の中で相手の長所を消すということをできるようになってきたのではないかと思います。相手の長所を消す、我々の長所を伸ばすというところ、それが足りなかったところで、それを高めることができれば、もっと(J1昇格に)近づけるのではないかと感じました。

――最終節のカマタマーレ讃岐戦について。

42試合のうちの1試合と位置づけて、勝利を目指して戦いたいと思います。来年につながるということではなく、今シーズンの締めくくりのゲームだと思っています。シーズンの最後の試合で、いつもどおり勝利を目指して頑張りたいと思います。

――今日は縦に急ぐのではなく、じっくりとパスを回すような攻撃が多く見られました。札幌対策ということでしょうか?

はい。私から選手たちに伝えて、チーム戦術として選手たちが実行してくれました。前半、それから後半も何回かありましたけれど、間で受けてチャンスを作る形、フィニッシュにつなげるところまではなかなか行けなかったですけれども、こちらから指示して実行してもらいました。

――シーズン途中から指揮を執られて感じた「J2リーグの難しさ」について教えてください。

この数カ月で感じたことは、まず、僅差であるということ。上位と下位にそれほど大きな差はありません。そこに、ストロングポイント、特に攻撃面で長所を存分に発揮できるチームが上位にいけると感じました。守備のところは、ここのところ多いシステム、3バックに2人足した5バックのような形で、人数を掛けて守るということは、(J2の)攻撃のクオリティーを考えれば守れてしまうという現状もあるのではないかと思います。それらのことは以前から感じていましたが、今回の経験を通じて、実際に肌で感じました。

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岡本 昌弘GK 1

悔しいです。勝てるチャンスがあったのに、最後まで我慢できなくて。セットプレーとロングボールというシンプルな攻撃でやられてしまって、僕も止めなきゃいけないと思うし、2点取られるのはGKの責任だと思います。とにかく、なんとかしたかった……。

メンタル的には、最後まで切れていなかったと思います。球際も激しくいけていたし、ほとんどのところでいい状態を保つことができていた気がするので。ただ、最後に力負けというか、押し切られてしまう試合はこれまでもあって、そういう流れを切るために僕が試合に出るようになったと思うので。だから、こうして同じ結果を招いてしまうことが、僕自身が個人として反省しなければならないし、責任を感じます。

井出 遥也MF 8

今日のような内容で、勝ちにつなげられるようにしたい。ゲームを決める力、終わらせる力、2点目を奪う力がチームとして大事だと思うし、特に、こういう試合内容でそれができなかったということは、上の順位にいる相手の勝負強さを感じましたし、自分たちに足りないところだと改めて感じました。

ただ、個人としては自分のリズム、自信を取り戻しつつあって、もう一度ゴールを目指すところから始めようという思いを少しずつ表現できるようになってきた気がします。自分がいいフィーリングでプレーできている時は、チームのみんなが僕のことを見てくれて、どんどんボールが入ってくる感覚があります。それはチームとしてもいい感覚でできているということだと思うので、今日はその時間帯に決め切ることができなかったことが悔しい。個人としても、チームとしても、もうひと回り成長できるポイントなんだと思います。

長澤 和輝MF 10

攻撃のところでいい形を作れていて、最後はフィニッシュまでいけていたので、最後の最後、ああいう形でやられてしまったことが残念です。ボールを回して前線の選手をうまく使ったサッカーができていたので、チャンスを決め切ることができれば優位に進めることができたし、結果にもつなげられると思います。

ただ、プレーしている感触としては、今日は手応えを感じることができた試合でした。課題は最後のところ、そこに尽きると思います。今日に関しては相手に押し込まれているとか、やられているという感じはありませんでした。そういう意味ではよく守れていたと思えるだけに、結果につながらなかったことが悔しいです。

町田 也真人MF 14

とにかくジェフのプライドを持って戦いに臨みました。(先制点は)ターンできれば前に行けるという感覚はみんなにあって、どこかで勝負を仕掛けたいと思っていました。はる(井出遥也)がうまくシュートしてくれましたが、シュートを打たないとああいう場面にはならないと思うので、あそこで決めることができたのはよかったです。シュートの意識が、チームとして最後に上がってきた証拠のゴールだと思います。
C大阪戦のような戦いになると思っていましたが、決定機を作りながらも決め切れなかったのが今日の敗因です。本当に勝ちたかったし、最後あのような形で負けてしまったのは、今季を象徴していました。もっと良いときにしっかり(得点を)取れるチームにならないといけないと思うので、追加点を取れるようにして、最後の試合(讃岐戦)に臨みたいと思います。

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