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試合日程・結果

2016 SEASON MATCHES試合日程・結果

残り2試合。今シーズンのホーム最終戦、第41節の相手はJ2リーグで首位を走る北海道コンサドーレ札幌である。もちろんジェフは、ホーム最終戦を 勝利で飾りたい。しかし札幌は、この一戦で勝利を手にしてJ1への自動昇格を決めたい。互いに抱える大きなモチベーションによって、90分間、緊張 感のある試合が展開されそうだ。

長谷部茂利監督代行は次のように展望する。

「いろいろな意味でモチベーションを保てる試合です。非常に良い状態で挑めるのではないかと思います。(札幌が)ここのところ少し好調でない理 由は、ケガ人が出ていることが大きいのではないかと思います。それに対して我々がやることは今までと同じで、相手を崩すこと。つまり自分たちの 長所を出して、相手の長所を消すことです」

今シーズンのJ2リーグを引っ張ってきた札幌だが、最近は足踏み状態が続いている。直近5試合の結果は、1勝1分3敗。2位の松本山雅FCは同勝点、3位 の清水エスパルスは勝点差3と肉薄しており、自動昇格に向けて予断を許さない状況だ。

前節は敵地で徳島ヴォルティスと対戦し、先制点を奪いながらも逆転を許して黒星を喫した。1-1で迎えた後半は55分に逆転ゴールを許し、猛反撃を 仕掛けながらもゴールを奪えず敗北。今シーズン初となる逆転負けを喫した。

もっとも、長谷部監督代行の言うとおり、「相手の長所」には特別な警戒が必要だ。最前線の長身FW都倉賢は持ち前の高さだけでなく、キープからの チャンスメークも巧み。サイド攻撃にも厚みがあり、DF福森晃斗がキッカーを務めるセットプレーは抜群の破壊力を誇る。相手の長所をいかにして消 すか。守備面においては、その点がキーポイントとなることは間違いない。

タイトな守備でボールを奪い、カウンターからチャンスを作る。あるいは、しっかりとボールをキープして打開策を見つける。そうした“正攻法”を ミスなくこなすことができれば、攻撃面でも間違いなく機能するはず。町田也真人が言う。

「札幌戦に関しては“自分たちの力を示すことのできる試合”なので、ホームラストゲームで集大成を見せて、皆さんに来年も応援してもらえるよう な試合にしたいと思っています。要所要所で負けないこと、そして3バックの相手に対して戦い方を整理すること。自分たちのサッカーを見せていき たい」

ホーム最終戦だからこそ、選手たちは「勝って終わりたい」と口を揃えた。もちろん、最終成績の順位を一つでも上げるためにも、連勝を記録して勢 いを加速させたい。シーズンはまだ、終わっていない。改めて、GK岡本昌弘は強調した。

「1年間、応援してくれた方々がいる中で最後のホームゲーム。勝って終わりたい」


長谷部 茂利監督代行
1位という最上位のチームをホームに迎えて試合ができるので、モチベーションは高く持てます。本当は違う意味(自分たちが昇格を懸けて戦うこと )で注目されるほうが良かったのですが。(ジェフの)プレーオフ進出がなくなった今、前節・金沢戦も今節・札幌戦も、そして次節・讃岐戦も、い ろいろな意味でモチベーションを保てる試合です。非常に良い状態で挑めるのではないかと思います。
(札幌が)ここのところ少し好調でない理由は、ケガ人が出ていることが大きいのではないかと思います。それに対して我々がやることは今までと同 じで、相手を崩すこと。つまり自分たちの長所を出して、相手の長所を消すことです。(札幌は)前にダイナミックな選手たちがいて、サイドからの 攻撃やセットプレーがあり、それが1位にいるゆえんだと思います。そこをどう抑えるか。1人では抑えられないので、グループで守ることがまず大事 になると思います。

岡本 昌弘
気持ちでも技術でも相手を上回りたい。金沢戦はそれがモノ足りなかったと感じています。相手ディフェンダーも気迫で体を張っていたので、もう少 し自分たちはプロとして気迫を出していきたいです。
(札幌戦に向けては)相手には申し訳ないですが、試合に勝つのは僕たちです。首位イジメしかできない自分たちが悲しいですが、J2のトップにいる チームに対して自分たちがどれだけできるかを見せるチャンスでもあります。(札幌の)前線には強烈な選手がいて、シンプルに強い相手だと思いま す。前でボール奪取ができればショートカウンターのチャンスになりますし、チームとしてボールを取りに行きたい。相手の特長を出させずに、しっ かりとプレーをしていきたいと思います。1年間、応援してくれた方々がいる中で最後のホームゲーム。勝って終わりたいです。

乾 貴哉
(札幌のイメージは)前線に強い選手が多いと感じていますが、無失点で試合を終われるように頑張りたいと思います。相手の順位に関係なく、自分 たちのプレーをしたいです。前節・金沢戦は自分のプレーが悪かったので改善をして次の試合に取り組みます。(金沢に勝って2連勝で)チームとし て勝てたことは良かったと思っていますが、個人としてのプレーがダメだったので、そこに満足してはいません。(ホーム最終戦となる札幌戦は)勝 って終わることがサポーターの皆さんの喜びになると思うので、精いっぱいのプレーをして勝利に貢献できるようにしたいです。

アランダ
(金沢戦は)前半から集中して試合に入りはしましたが、なかなかうまくいきませんでした。後半は良いゲームができたし、最終的に勝利を収めるこ とができてよかったです。(難しい展開になったのは)アウェイで、C大阪戦(フクアリ)のようなやり慣れたピッチではなかったことも要因として はあったかと思います。ただ結果として勝点3を取って終われたことは大事で、それをポジティブに捉えたいと思います。 (札幌戦は)フクアリでの試合ですので、ホームの利点を全面に利用し、勢いを持って仕掛ける姿勢が大事になると思います。今の札幌の調子がそれ ほど良くなかったとしても、力のあるチームであることはみんな分かっています。“我々の場所”であるホームフクアリで、相手のサッカーをさせな いという意気込みで臨みます。

長澤 和輝
(チームの雰囲気や変化は)2連勝をしたこともあって気持ちが乗っているので、この雰囲気を大切にしてプレーをしたいです。チームとして積極的 にゴールを狙えるようになったと感じています。(札幌は)前線に能力の高い選手がいるので、そこに仕事をさせないようにしたいと思っています。 あとは自分たちの良さを出しながら、攻撃をしていきたいです。ホームでの最後の試合になるので、勝って終われるようにしたいと思います。自分た ちが勝つことだけを考えます。(プレーで意識するのは)後ろでプレーをしているときは、守備の負担も大きくなる中でもバランスを考えてやりたい と思いますし、前線にいるときはまた違う仕事があるので、頭を切り替えてゴールを目指してプレーしていきたいです。

町田 也真人
(チームの雰囲気は)良くなっているし、(オナイウ)阿道も結果を出しています。個人としてもコンディションは上がってきているので、しっかり 結果を出してレギュラーとして出られるようになりたいと思っています。(リーグも残り2試合で)長谷部監督も言っていましが、札幌戦に関しては “自分たちの力を示すことのできる試合”なので、ホームラストゲームで集大成を見せて、皆さんに来年も応援してもらえるような試合にしたいと思 っています。(札幌との前回対戦で得点したこともあり)悪いイメージはないです。(札幌の印象は)個々の能力が高い。要所要所で負けないこと、 そして3バックの相手に対して戦い方を整理すること。自分たちのサッカーを見せていきたいです。

オナイウ 阿道
(金沢戦は)相手が前線から良い守備をしていたこともあり、難しい内容になりました。その中でもシゲさん(長谷部監督代行)がコメントしていた ように、自分たちがあまりやらない形で得点して勝てたのは大きいです。残り試合も全部勝つことがその先につながると思っていたので、勝てたこと が一番良かったです。
(札幌戦は)入りも大事ですが、相手が前から来ていたら割り切ることも必要かもしれません。ただ、フォワードとしては途中出場でも先発でも、思 い切りプレーすることは絶対に必要だし、それがチャンスを生かすことにつながります。C大阪戦のようにスペースが空く状況は、金沢戦よりはある と思っています。そういうチャンスでどれだけ自分たちが攻撃に人数をかけられるかが大事で、その決定機で決め切れるかどうかが勝敗を分けます。 (3試合連続得点を狙って)チームの勝利に貢献していきたいです。


[前節の結果/札幌]
徳島 2-1 札幌


[前節の布陣/札幌]



[前節の布陣/ジェフ]



[最近の戦績/札幌]
10/16 愛媛 2-2 札幌
10/22 札幌 1-2 東京V
10/30 熊本 2-0 札幌
11/03 札幌 4-1 讃岐
11/06 徳島 2-1 札幌


[過去の対戦成績]
14/05/18 千葉 2-0 札幌
14/10/11 札幌 0-2 千葉
15/06/06 千葉 1-1 札幌
15/11/01 札幌 3-2 千葉
16/06/04 札幌 2-2 千葉
TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
11.12 (土) 13:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第41節 VS 北海道コンサドーレ札幌

試合会場フクダ電子アリーナ

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