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試合日程・結果

2017 SEASON MATCHES試合日程・結果

柏レイソルとジェフにとってプレシーズンの大一番「ちばぎんカップ」が、今年は柏のホームスタジアム・日立柏サッカー場で開催される。1995年に第1回が開催された同大会は、今年で22回目。通算成績は8勝13敗と負け越しているだけに、敵地で勝利をつかみ「千葉にジェフあり!」を強く示したい。年に1度のダービーは、プレシーズンの親善試合とはいえ負けられない一戦だ。

2016シーズン、年間8位(1st 7位/2nd 5位)の成績でJ1リーグを終えた柏は、同シーズン途中から指揮を執るクラブOB下平隆宏が新シーズンもチームを率いる。オフにはベガルタ仙台からFWハモン ロペスやブレンビーIF(デンマーク)から元韓国代表DFユン ソギョン、さらにレノファ山口からDF小池龍太を獲得。ピンポイント補強で昨シーズンに作り上げたベースの上積みを試みている。

攻撃の中核を担うのは昨シーズン、ヴァンフォーレ甲府と柏で計16得点を記録したFWクリスティアーノと、同12得点のディエゴ オリヴェイラ、さらにハモン ロペスを加えたブラジル人トリオ。その破壊力はJ1でも屈指のレベルにある。

日本人選手の顔ぶれも充実している。昨シーズンは中盤では小林祐介や中川寛斗、最終ラインでは中谷進之介や中山雄太、さらにGK中村航輔らアカデミー出身のヤングタレントが活躍し、定位置争いを激化させた。日本代表候補にも名を連ねるFW伊東純也は右サイドで躍動。もちろん、MF大谷秀和やMF栗澤僚一、DF鎌田次郎らベテラン勢も健在で、選手層は極めて厚い。1月中旬に始動したチームは同23日から2月5日まで13日間の指宿キャンプに臨み、昨シーズンの4-3-3とは異なる4-4-2の布陣で強化を図っていたようだ。

フアン エスナイデル新体制が本格スタートしたジェフも、調子は上向きだ。沖縄1次キャンプでは「DAZNニューイヤーカップ」に臨み、2次キャンプでは広州恒大(中国)とも対戦。充実の実戦経験を積みながら、着実にチームとしての力を蓄えてきた。指揮官が言う。

「僕も本当に、試合に対してやる気があります。相手に素晴らしい選手がいるというのは情報として入ってきていますし、試合自体は簡単なものではないという覚悟はしています。僕らとしては素晴らしい挑戦ですし、そのためにしっかり準備できていると思います」

「しっかりとした準備」の手応えは、もちろん選手たちも感じている。今シーズンのキャプテンを務めるDF近藤直也にとっては、長年過ごした古巣との対戦。特別な思いがある。

「(対戦相手として日立台に)立ったことがないので、どういう気持ちになるか分からないけれど、14年間やってきたチームであり場所なので、すごく思い入れはあります。しかし今はもうジェフの選手なので、ジェフの選手としてライバルチームである柏をどう攻略していくか、そういうところしか考えていません」

新ユニフォームの背番号10を身にまとう町田也真人は、攻守両面のポイントを挙げた。

「フアン エスナイデル監督の考えているサッカーというのはキャンプでハッキリしたと思います。ディフェンスは前から行き、攻撃はサイドチェンジするというのが、一番大きいポイントだと思っています。ゴールを取りたいですね。ゴール、アシスト、あとは監督が求めていることを少しでもやれれば、それがチームへの貢献につながると思います」

年に1度の千葉ダービー。間もなく開幕する新シーズンへの“勢い”を手にするために、内容も、結果も、貪欲に求めたい。


フアン エスナイデル監督
今までの試合ももちろんそうですけれど、全試合全力で、100%でやってきたつもりです。もちろん相手のこともリスペクトしていますし、今回も同じような姿勢でもう1試合こなすということ。100%で臨みたいと思います。
理想を言えば(柏と)同じカテゴリーで公式戦として戦いたいところです。そちらの方が試合も盛り上がるでしょう。ただ千葉同士のダービーというのは、その枠を超えて魅力的なところがあると思います。
僕も本当に、試合に対してやる気があります。相手に素晴らしい選手がいるというのは情報として入ってきていますし、試合自体は簡単なものではないという覚悟はしています。僕らとしては素晴らしい挑戦ですし、そのためにしっかり準備できていると思います。 本当にたくさんの人に来て欲しいと思っています。サポーターが来てくれれば来てくれるほど僕らは嬉しいですし、燃えます。サポートもして欲しいですし、サポーターの皆さんにも僕らのサッカーを楽しんで欲しいと思います。

近藤 直也
キャンプでやってきたことを、このちばぎんカップでどれくらい出せるか。もちろん勝ちたいけれど、プレシーズンマッチなので勝ちよりも内容というか、やってきたことをしっかり出せるかどうかだと思います。
柏レイソルには強力なフォワードが揃っているので、そこをどう抑えていくかですね。全力でやらないと止められない相手だし、それを開幕前に体感できるのは、自分にとってはすごくいいタイミングだし、すごくいい機会、いい相手です。(対戦相手として日立台に)立ったことがないので、どういう気持ちになるか分からないけれど、14年間やってきたチームであり場所なので、すごく思い入れはあります。しかし今はもうジェフの選手なので、ジェフの選手としてライバルチームである柏をどう攻略していくか、そういうところしか考えていません。

西野 貴治
監督が目指しているサッカーが徐々に浸透してきているし、自分自身も理解も含めてできたと思っています。
ガンバ大阪にいた時もダービーは熱かったですし、絶対負けられないというのは選手もそうです。サポーターの皆さんもすごく熱くなって絶対負けられない戦いだと思っているだろうから、勝負にこだわって戦っていきたいです。ちばぎんカップについては、ヨネくん(米倉恒貴選手)とかからも、「すごく熱い」という話を聞いているので、プレシーズンではありますけど、まずは負けないこと、しっかり勝ちきることを意識してやっていきたいなと思っています。
無失点で終われるようにしっかり体を張って守っていきたいです。あとはチャンスがあればヘディングでセットプレーからの得点というのも狙っていきたいなと思っています。柏の中山進之介選手とは(年代別代表で)少し一緒にやったことがあります。同じポジションで同世代なので負けられないです。

アランダ
(去年も出場したちばぎんカップは)自信を持ってすごく気持ちよくできたという印象を持っています。特に我々のホームだったし、非常に気持ちよくプレーできました。キャンプでハードワークをしてきて、その準備してきたものをサポーターに見せる良い機会で、それを表現できたいいゲームでした。試合というのは毎回同じで、試合がある限り真剣に立ち向かう、(今回のちばぎんカップも)その試合の一つだと捉えています。去年戦っていますし、リーグ戦に向けての良い準備になると思いますが、我々は全力で試合にすべてを出し尽くすという気持ちで臨みます。
リーグ戦に向けての準備として、これから数少ない試合の一つになると思うので、もうこの試合がリーグ戦の中の一試合だというくらいの気持ちで臨む、それくらいの真剣味で戦うということが非常に大事だと考えています。

清武 功暉
キャンプ中の試合は、最初のFC琉球戦(1月22日)はチームとしてうまくハマりませんでした。そういう部分もキャンプ中に修正して、最後の広州恒大戦(2月4日)に関しては、やろうとしたことがある程度できた部分もありました。ただ2失点したので、もう1回話し合わなければいけないところも出ました。リーグ開幕までまだ時間があるので、そこをしっかり詰めていければと思います。
九州ダービーは経験したことがありますが、同じ県にあるクラブ同士のダービーとなると初めてです。サポーターの皆さんの思いもあるだろうし、負けられない戦いになるのは分かっています。日立台はプレーしたことないですが、テレビで見ていて良い雰囲気はすごく感じています。この試合はこのキャンプで積み上げたことを出すことが大事だと思っています。そこをまず考えながらも、もちろん勝利できるように頑張りたいと思います。

町田 也真人
やりたいことや目指しているものなど、フアン エスナイデル監督の考えているサッカーというのはキャンプでハッキリしたと思います。ディフェンスは前から行き、攻撃はサイドチェンジするというのが、一番大きいポイントだと思っています。
(ちばぎんカップは)みんな楽しみにしている試合です。僕は去年出ていませんが、今年もまた勝って、いいスタートダッシュを切れるような戦いになればと思っています。僕たちはJ2なので、(J1の柏を相手に)どれくらいできるのか。やれればすごく自信になると思うし、胸を借りるつもりというかチャレンジ精神でぶつかっていきたいです。(出場したら)ゴールを取りたいですね。ゴール、アシスト、あとは監督が求めていることを少しでもやれれば、それがチームへの貢献につながると思います。

ラリベイ
(ダービーは)どのチームも勝たなければならないという意地を見せる試合ですね。サポーターの皆さんにとっても大事な試合です。この千葉ダービーに関していえば、私は二つの面があると思います。もちろんダービーですから、勝つぞ!という意地を誰もが見せるゲームになるということ、そしてもう一つの面は、開幕に向けての準備というところです。今まで出てきている課題を整理するという意味でも、非常に良い機会になると思います。サポーターの皆さんには、自分がチームの勝利のためにすべてを捧げる姿勢があるというところを見てもらえたらいいなと思います。
まだ自分自身、個人的なコンディションだったり、チームメイトとの連携の部分は完璧でないところがありますので、そこの面を詰めていく過程であり、完璧な状態を目指して継続しているところです。リーグ戦が始まるまでに必ず埋めて、完璧な状態で臨めるようにと思っています。その期待感を持っています。
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INFO
この試合の
チケット情報
2.11 (土) 13:00 KICKOFF ちばぎんカップ 第22回 VS 柏レイソル

試合会場日立柏サッカー場

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