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試合日程・結果

2017 SEASON MATCHES試合日程・結果

「ホーム開幕戦」への特別な思いが、背番号22にはある。

「いろいろな思いが巡ってきます。選手は、フクアリで何をするかを示すだけ。全員で守り、全員で攻撃することで戦術云々は帳消しにされるところもあります。チーム全員でまとまっていきたい」

羽生直剛にとって10年ぶりとなるフクアリでの開幕戦は、もちろんチーム全体にとっても大切な一戦だ。それは全42試合のうちの1試合に過ぎないが、開幕連勝を成し遂げてスタートダッシュを成功させるための特別な1試合でもある。フアン エスナイデル監督が目指すサッカーを完成に近づけるためにも、大事な90分だ。指揮官が言う。

「まだまだ改善できる、僕らがやりたいサッカーがまだまだできる」

フクアリに迎えるのはモンテディオ山形。開幕戦は京都サンガF.C.と対戦し、昇格争いのライバルと目される強豪に敵地で2-1と競り勝った。シーズンオフに選手が大幅に入れ替わったものの、昨シーズンまで愛媛FCを率いた木山隆之新監督が率いるチームは早くも一定の安定感を手に入れているようだ。もちろんジェフにとっては、昇格争いのライバルでもある。

京都戦では、3-4-3のシステムを採用。中盤では本田拓也や風間宏希などJ1経験もある選手が舵取り役を担い、前線では瀬沼優司と阪野豊史の大型アタッカーに加え、東京ヴェルディから加入した南秀仁が攻撃に変化をもたらした。木山監督とともに愛媛から加入した選手も多いが、戦力は昨シーズンよりもパワーアップした印象。堅い守備からの速攻を強みとするチーム作りを進めているようだ。

ジェフは開幕前から取り組んでいる3-5-2のシステムで前線から積極的にプレスを仕掛け、最終ラインを高く保ってサイドに起点を作るサッカーを目指している。まだ成長段階にあるが、だからこそ、敵地での開幕戦を勝利で飾れたことは何よりのプラス。この勢いをもって、ホーム開幕戦では一段と精度の上がった“自分たちのサッカー”を表現し、勝利を掴み取りたい。

攻守のキーマンとなる左サイドアタッカー、ホルヘ サリーナスが言う。

「厳しいゲームになることは間違いありません。我々にとってはホームゲームなので、相手に屈することなくホームの利点を全面に出してプレーをしたいと思っています。(サイドでの主導権争いについては)自分にとってはマークの付き方が明確になりますし、自分たちにとってはやりやすい展開となるのでそこを狙っていきたいです」

目指すは開幕連勝。新しいサッカーの完成度を高めながら、勝点3にこだわる“気迫”を示したい。


フアン エスナイデル監督
(開幕・町田戦は)まずハードワークをした試合だったと思います。疲れだったりナーバスになったところもあったので、間違った部分も多くあったのは否めませんが、いい時間帯もありましたし、全体的にいい勝利だったと思います。ただ、まだまだ改善できる、僕らがやりたいサッカーがまだまだできるというのもありました。
山形がどういう風にサッカーをしてくるかはなんとなく分かっています。僕らがどこを突いていくか、どこをメインに攻撃していくかというのも分かっていますし、どこが相手のストロングポイントかも分かっています。まあ同じような似たようなシステムを使ってくるかもしれないので、そんなに大きな差をつけることはできないかもしれないです。ただ、僕らがいつもやっているサッカーをすれば、勝つ可能性が大いにあるとは信じています。

西野 貴治
結果として開幕戦のアウェイを勝てたことは大きいです。そこはみんなで喜びたいと思っています。(最終ライン裏のケアは)相手もしっかりとスカウティングしてきたのを感じましたが、臨機応変に対応しながら自分たちのサッカーが出来ました。前半のようなサッカーを続けていけばしっかりと結果は付いてくると思います。(山形戦は)ホームなので絶対に勝ちたい。山形もスカウティングをしてウチを対策してくると思うので、相手に合わせるというよりも自分たちのサッカーをどんどん仕掛けていきたいです。初戦に勝ったこと、結果が出たことで、チームにポジティブな要素が増えました。次も勝利を収められるように全力で頑張ります。

イ ジュヨン
(町田戦は)67分からピッチに入りましたが、試合の状況を見ながらしっかりとアップをしていました。1-0でリードをしている状態だったので、最後まで守り切ることだけを考えていました。危ない場面もありましたが、無失点で終わったことは大きいです。守備の選手として(失点を)ゼロで終えることは自信になりますし、次につなげることが出来ます。山形戦もみんなで力を合わせて、失点ゼロを目指したいと思います。(ホーム開幕戦を控えての心境は)ウチのチームはフクアリでは負ける気がしません。ホーム開幕戦なのでチームで戦っていきたいですし、町田戦で勝って得た勢いをこの試合に持ち込みたいと思っています。

ホルヘ サリーナス
アウェイでの開幕戦となった町田戦は、勝利で終えることが大事でした。今度は(山形戦、名古屋戦と)ホームでの試合が続くので、非常に大事になります。しっかりと勝利を収めたいと思います。(町田戦は)自分にとっては気持ち良くプレーが出来ましたし、まだまだ良くなる手応えがあります。順応のレベルをさらに上げて良いサッカーをしたいと思っています。(山形戦が)厳しいゲームになることは間違いありません。我々にとってはホームゲームなので、相手に屈することなくホームの利点を全面に出してプレーをしたいと思っています。(サイドでの主導権争いについては)自分にとってはマークの付き方が明確になりますし、自分たちにとってはやりやすい展開となるのでそこを狙っていきたいです。

溝渕 雄志
今シーズンが始まってからずっと前向きに自信を持ってやってきた結果、監督が開幕戦(町田戦)のベンチに入れてくれたというのは、きちんと評価してもらえたと考えています。僕にとって初めてのJリーグの試合でピッチに立ちたかったですけど、それでもいろいろ得るものがありました。勝ったし、チームにとっても自分にとってもいい試合だったと思います。ベンチから見ていて「自分だったらこうする」とかをイメージしながら考えられたので、そこはすごく良かったし、だからこそ次にどんどんつながっていくと思います。ピッチに出る機会・チャンスがくれば、やっぱり結果を出したいし、自分というのを前面に出して、とにかくチームが勝つことが一番だと思って戦いたいです。開幕戦で勝ったからこそ、次のホーム開幕の一戦は余計に大きい試合になると思います。ホームですし、チームが勝つために、自分もチームとしてもしっかり準備をして、ホーム開幕戦勝利に何かプラスになれるように僕も頑張りたいなと思います。

熊谷アンドリュー
開幕戦でチームが勝ったことは自分も嬉しいし、ただあそこに自分が立てなかったのは悔しいです。でも出られる自信もあるので、そこはもっと積極的に練習からやっていきたいと思っています。(出場したら)まず自分の特徴でもあるボール失わないことと、展開力に自信があるので、そういうところを意識してやっていきたいです。あとはスタミナの面がちょっと心配ですけど、出たら最初から飛ばしていければいいかなと思っています。
徐々にチームもいい方向に進んでいるので、もっと試合数をこなせば、もっと良いチームになって、勝てるチームになるかなって思います。次はホーム開幕ですが、やっぱりチームが勝つことが一番だと思うので、そこに自分が貢献できればと思います。ジェフというチームはJ1にいなきゃいけないチームだと思うので、それに自分がどれだけ貢献できるかっていうのは、今年一番意識してやっていかなきゃいけない部分だと考えています。

羽生 直剛
早くフクアリで、皆さんが見ているところでしっかりとしたパフォーマンスを発揮したいです。高いレベルの意識の中で、ブレずにやることが僕の中で大事だと思っています。とにかく意識を高く持ち続けることで、試合に出る権利を得られる。次の試合に向けて準備をするだけ。その積み重ねです。それが勝利につながり、昇格につながればいいと感じています。(フクアリでのプレーについては)いろいろな思いが巡ってきます。モチベーションを高くして、良いパフォーマンスが発揮できればいいと思います。選手は、フクアリで何をするかを示すだけです。セカンドボールや球際、奪い合いをピッチで出せれば主導権を握れる時間も増えます。そのための準備をしたい。全員で守り、全員で攻撃することで戦術云々は帳消しにされるところもあります。チーム全員でまとまっていきたいです。


[前節の結果/山形]
京都 1-2 山形


[前節の布陣/山形]



[前節の布陣/ジェフ]



[最近の戦績/山形]
02/26 京都 1-2 山形


[過去の対戦成績]
14/05/11 山形 1-1 千葉
14/07/30 千葉 2-0 山形
14/12/07 千葉 0-1 山形(J1昇格プレーオフ決勝)
16/06/08 千葉 3-0 山形
16/07/20 山形 1-1 千葉
TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
3.4 (土) 14:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第2節 VS モンテディオ山形

試合会場フクダ電子アリーナ

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