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試合日程・結果

2017 SEASON MATCHES試合日程・結果

前節の横浜FC戦は、落差の大きな90分間だった。前半の内容はほぼパーフェクト。4バックシステムでこの試合に臨んだジェフは、前線からのプレスと鋭いリアクションでセカンドボールを拾い、パスをつないで中盤を支配した。その結果、サイドを起点とする攻撃は次々に機能し、立て続けにチャンスメイク。ゴールこそ生まれなかったものの、誰もが手応えを感じる前半だった。

ところが、この45分間でゴールを奪えなかったことが結果的に響いた。後半は一転してリズムを失い、ミスも絡んで4失点。0-4というスコアほど差のあるゲームではなかったが、大敗のショックは決して小さくなかった。それでも、指揮官フアン エスナイデル監督は表情を引き締めて言った。

「悲しんでいる時間はないです。前節の試合は痛い敗戦でしたけれど、翌日からは次のことを考えないといけないし、すぐに切り替えて次の相手のことを考えました」

今節、ホーム・フクアリに戻って迎える相手は徳島ヴォルティス。5勝2分2敗の好成績で4位につけており、首位・東京ヴェルディに勝点1差と肉薄している。ジェフにとっては、難敵と言えるだろう。

前節、徳島はアウェイでFC町田ゼルビアと対戦し、粘り強く戦い、1-0で勝利。4試合ぶりの白星を挙げ順位を上げた。リカルド ロドリゲス新監督率いるチームには組織的な安定感があり、最近5試合でわずか1敗と絶好調。3バックと4バックを併用する柔軟さもあり、ダイナミックなサッカーを展開している。前々節の名古屋グランパス戦を2-2のドローで終えるなど、強豪相手にも大崩れしない守備の粘り強さが特徴だ。ここ2試合でスタメン出場し、町田戦で決勝ゴールを奪ったFW前川大河など警戒すべき選手も多い。

カギを握ることになりそうなのは、攻守両面で激しい攻防が予想されるサイドの主導権争いだ。右サイドの定位置を掴みつつある北爪健吾が言う。

「(横浜FC戦は)絶対に繰り返してはいけない失点であり、試合です。悔しい思いはありますが、気持ちを切り替えて次に向けて進んでいきたいと思っています。内容も伴うようにとにかく勝点3を取る。連敗していては、上には行けません。(徳島は今季から)監督が代わり、良いサッカーをしていると聞きます。上位チームに勝つことが自分たちの自信と成長につながるので、ホームで負けないように勝点3を積み上げたい」

「勝点3」への思いは、チームの背番号10を背負う町田也真人も強い。

「横浜FC戦の前半は、ほぼ自分たちが支配をしていたと思っていますが、その中でやっぱりシュートチャンスを逃しすぎてしまっているし、決定機が少ない。決め切れないというのが、今勝てていない現状だと思います。自分たちがやってきたことを「大丈夫」だって、選手自身にも見ている人にももう一度思わせるようにするためにも、この徳島戦は大事な大事な試合です」

勝敗を分ける“ゴール”を決められるか。そして、守り抜くことができるか。ホームで“ゴール”への強いこだわりを示し、それを勝点3につなげたい。


フアン エスナイデル監督
(横浜FC戦の0-4という結果を受けて)悲しんでいる時間はないです。前節の試合は痛い敗戦でしたけれど、翌日からは次のことを考えないといけないし、すぐに切り替えて次の相手のことを考えました。 (徳島のリカルド ロドリゲス監督とは、開幕前に開かれた)キックオフカンファレンスで初めて会って話をしました。いい方だと思いますが、監督として(の仕事について)判断する基準は分かりません。ただここまでやってきたシーズンの結果を見ると、彼がやってきていることは素晴らしいのだと思います。
相手は危険なチームだと思いますし、縦への強調がされているチームです。いい攻撃をしますし、先制点を取られたら難しくなると思います。僕がやらなきゃいけないと思っているのは、もっとコンスタントに結果を出せることを求めて、僕らのやりたいサッカーをできる時間帯を長くすることです。

北爪 健吾
(横浜FC戦は)絶対に繰り返してはいけない失点であり、試合です。悔しい思いはありますが、気持ちを切り替えて次に向けて進んでいきたいと思っています。
(徳島戦は)ホームなので、サポーターの皆さんが多く見に来てくれると思います。皆さんの後押しを受けながら、チームの勝利に直結するプレーをしたいと思っています。(横浜FC戦の)前半は、やりたいことも表現できていました。(徳島戦で)それ以上のモノを見せられるように良い準備をして、内容も伴うようにとにかく勝点3を取る。連敗していては、上には行けません。(徳島は今季から)監督が代わり、良いサッカーをしていると聞きます。上位チームに勝つことが自分たちの自信と成長につながるので、ホームで負けないように勝点3を積み上げたいと思います。

若狭 大志
(横浜FC戦は)そこまで相手にビッグチャンスはありませんでしたが、チームとしてシュートに持っていく形をもっと増やせれば良かったと感じます。(1対1での粘り強さについては)後ろはしっかりと守らなければいけないので、しっかり守りたい。相手の得点はペナルティーエリア外からのシュートで難しい部分もありましたが、そこを修正して、得点を取られないように頑張りたいです。(心掛けているプレーは)個人としては、対人で負けないことをテーマに置いているので、そこを意識したいです。
(徳島戦は)負けたくない、監督もそうだと思います。相手どうこうではなく、僕らは前節負けているので、勝つことを見せられるように頑張るだけです。(連戦の入り口ですが)問題はありません。誰が出場しても変わらない選手層があります。出場していることが安泰だと思っている選手も、いないと思います。

キム ボムヨン
(横浜FC戦は)前半は立ち上がりから最後までチャンスを作れましたし、失点もしませんでした。それはいいことでしたが、後半に軽いプレーで失点したのはもったいなかったし、細かいこと一つひとつが失点に結びついてしまうということが分かりました。練習中からポジショニングを注意してプレーしていきたいと思います。
連敗はしたくないし、僕が(ジェフに)入ってから、まだフクアリで1回も勝てていません。どういう形でも勝点3が欲しいです。(徳島に)勝って、サポーターの皆さんの前で喜び合いたいですし、雰囲気を盛り上げていきたいです。終盤のキツい時間でも走り切って、(チームを)引っ張っていきたいという思いがあります。みんなの信頼を得られるように、頑張ってプレーしたいです。

町田 也真人
(横浜FC戦は)1点を入れられて、ガクッときてしまいました。。ガクッとこなくてもいいのに、取り返すような雰囲気をみんなで出すことができませんでした。横浜FC戦の前半は、ほぼ自分たちが支配をしていたと思っていますが、その中でやっぱりシュートチャンスを逃しすぎてしまっているし、決定機が少ない。決め切れないというのが、今勝てていない現状だと思います。もっとゴールに特化して、徳島戦に向けてシュート練習などチームで大切にやっていきたいなと思います。
前節0-4で負けて今のサッカーにちょっと疑問を抱きそうなテンションかもしれないけれど、横浜FC戦の前半は僕は良かったと思うので、そう(横浜FC戦の後半のように)ならないよう、自分たちがやってきたことを「大丈夫」だって、選手自身にも見ている人にももう一度思わせるようにするためにも、この徳島戦は大事な大事な試合です。

熊谷 アンドリュー
(横浜FC戦の)前半はうまく試合を進めることができましたが、後半に相手がシステムを変えてきて対応が後手になってしまいました。自分たちの時間が少なかったと感じています。自分たちのサッカーは出来ていますが、得点が取れないと徐々に焦りが出て、間延びをしてボールが拾えなくなるので、そこはチームで修正していきたいと思います。
徳島はリーグ4位にいて、調子がいいと感じています。しかし自分たちも、レベル的には負けていません。敗戦の後だからこそ、次は絶対に勝たなければいけないと思うので、みんなで力を合わせて戦っていきたいと思います。先制点はどうしても必要になるので、そこは求めていきたい。前半からアグレッシブに行って(得点を)狙いたいです。

菅嶋 弘希
(コンディションは)個人的に良い感触があります。あとはもっと試合に絡めるように、トレーニングからアピールしていきたいです。(横浜FC戦は)負けている状態でピッチに入り、とにかく得点を取りに行かなければいけないという状況の中、ゴールを強く意識しました。前半から守備は良かった。4失点するような実力差もなかったと感じています。不運だったこともありますが、立て続けに取られたことは改善しなければいけない部分もあります。そこは次に向けてチームとして立て直さなければいけないところです。
徳島は前節(町田戦)で勝利を収めて勢いがありますが、ウチにとってホームの試合になります。絶対に負けられない試合なので、しっかりと準備をして頑張ります。


[前節の結果/徳島]
町田 0-1 徳島


[前節の布陣/徳島]



[前節の布陣/ジェフ]



[最近の戦績/徳島]
03/25 横浜FC 0-2 徳島
04/01 徳島 0-2 松本
04/08 山口 1-1 徳島
04/15 徳島 2-2 名古屋
04/22 町田 0-1 徳島


[過去の対戦成績]
13/07/27 千葉 1-2 徳島
15/06/28 徳島 2-1 千葉
15/08/01 千葉 1-0 徳島
16/02/28 千葉 2-1 徳島
16/10/23 徳島 1-0 千葉
TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
4.29 (土) 15:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第10節 VS 徳島ヴォルティス

試合会場フクダ電子アリーナ

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