TOP TEAM選手・試合情報

試合日程・結果

2017 SEASON MATCHES試合日程・結果

第18節の相手は、昨シーズンJ1を戦った昇格候補の一角、アビスパ福岡。最近5試合で4勝1敗と好調をキープするリーグ首位の強豪だ。

フアン エスナイデル監督は言う。

「(アビスパ福岡は)いいチームだと思います。経験のあるチームだと思いますし、競える選手がたくさんいます。もちろん勝つには大変難しいチームだと思います。(相手の)イメージは持っていますが、僕はまず僕らことを考えたいし、自分たちが成長し続けたい。相手について考えすぎないというのも、一つの方法です」

相手がどこでも、自分たちのサッカーを突き詰めるだけ。指揮官を中心とするチームの軸はブレない。

福岡は前節、カマタマーレ讃岐を迎えたホームゲームで快勝。序盤から積極的な攻撃姿勢を見せ、4分にエースのウェリントン、12分に山瀬功治、28分には岩下敬輔がゴールを奪って前半で試合を決めた。

チームの特長は、何といっても破壊力抜群の攻撃陣にある。第16節のザスパクサツ群馬戦は20本のシュートを放ちながら1得点に終わったが、直近5試合のうち他4試合はすべて3得点以上。ゴール数、シュート数ともリーグトップの攻撃力がチームを首位に押し上げる原動力となった。

警戒すべきは11得点を記録しているFWウェリントンだが、2列目、3列目の攻撃力も充実している。スタメンには坂田大輔、ジウシーニョ、山瀬功治、駒野友一、三門雄大ら経験豊富なベテランが名を連ねるが、運動量も多い。ジウシーニョこそ出場停止で出られないが、ウェリントンをターゲットとしたロングフィードからの攻撃には厚みがある。

守備の要、近藤直也が言う。

「長いボールに対してウェリントン選手は強さを発揮するので、カバーを徹底したい。全員がカバーをする意識でやりたいと思います。徹底することで、単純なボールでゴールを奪われることはなくなると思っています」

ジェフは前節、ファジアーノ岡山とのアウェイゲームで今シーズン初の逆転負け喫した。得点、あるいは失点後のチームマネジメントやゲームコントロールという課題を抱えていただけに、この敗戦のショックは小さくない。山本真希が振り返る。

「もったいなかった試合。防げたミスでした。相手があの戦い方をしてくることは分かっていました。これからもそういうチームと対戦するので集中をしていきたいと思います。後半は『切り替えてやろう』と、みんなで話しましたが、すぐに失点をしてしまったことが結果的に響いてしまいました。前半から難しいプレーを選択して奪われていた部分があったので、後半もっとみんなでシンプルにプレーできれば違った展開になったと感じます」

無敗のホームで、首位の福岡を相手に“課題”を克服できるか。真価が問われる大一番となりそうだ。


フアン エスナイデル監督
(アビスパ福岡は)いいチームだと思います。経験のあるチームだと思いますし、競える選手がたくさんいます。もちろん勝つには大変難しいチームだと思います。ただ何回も本当に繰り返しになりますが、僕は僕ら自身がやることを本当に大切にしています。もちろん相手へのリスペクトは欠かしていませんが、僕らのやりたいことをもっと良くしたいです。どこから攻撃しようとか、どこから(相手に)ダメージを与えようとか、イメージは持っていますが、僕はまず僕らことを考えたいし、自分たちが成長し続けたいと思っています。相手について考えすぎないというのも、一つの方法です。僕らのほうを突き詰め、僕らのいいものに目を向ける。相手チームが僕らに依存しているという状態が大切です。

近藤 直也
(岡山戦は)もったいない試合。ボール、ゲームを支配していて、一つのミスから失点をしてしまいました。判断のところだったり、シンプルにやる部分とリスク管理をする部分が大事になります。高くラインを上げているだけにすぐに失点につながってしまう可能性もあるので、迷ったらシンプルに蹴ることを統一したい。相手もゴールキーパーが出られないボールを狙っています。その対応は難しいのですが、後ろとボランチを含めて判断を統一してやっていきたいです。
(福岡戦は)長いボールに対してウェリントン選手は強さを発揮するので、カバーを徹底したい。全員がカバーをする意識でやりたいと思います。徹底することで、単純なボールでゴールを奪われることはなくなると思っています。

キム ボムヨン
(岡山戦は)自分が点を入れてチームが勝てればよかったのですが、後半一つのミスで勝点を取れなかったことが悔しいです。能力が足りないから負けたというわけじゃなくて、細かいところの一つのミスなので、そこを改善すればもっと強いチームになると思います。細かいところで失点しないで勝つチームが一番強いと思うので、そこを目指していきたいです。岡山戦は負けてしまいましたが、まだみんな自信は高く持っています。それを信じて、みんなを信じて、チーム一つになって戦えたら福岡戦も絶対に勝点を取れると思います。(ジェフの)攻撃は点を取れる選手もそろっているので、福岡が蹴ってくるロングボールなどに対して守備ラインがしっかり守れれば良い結果になると思います。選手もですが、サポーターの皆さんもホームで勝ってほしいと思っているだろうし、わざわざ来てくれたサポーターの皆さんに喜んで帰ってもらえるようにしたいです。

山本 真希
(岡山戦は)もったいなかった試合。防げたミスでした。相手があの戦い方をしてくることは分かっていました。これからもそういうチームと対戦するので集中をしていきたいと思います。後半は「切り替えてやろう」と、みんなで話しましたが、すぐに失点をしてしまったことが結果的に響いてしまいました。前半から難しいプレーを選択して奪われていた部分があったので、後半もっとみんなでシンプルにプレーできれば違った展開になったと感じます。
(福岡戦に向けては)まずは単純なミスをなくすこと、先制点を奪うこと。あとはホームでは負けていない、そしてサポーターの後押しがあります。思いきってやりたいです。(首位を叩く機会だが)何回も上に近づくチャンスがありながら足踏みをしている状態なので、上のチームとやるときは勝って差を縮めたいと思っています。

佐藤 勇人
(福岡は)首位を走っているので、自信をもってくると思います。自分たちはホームなので、最大限にその強みを生かしたい。しっかりとした入り方をして、前半のうちに試合が動けば、試合終了時に良い結果が得られると思います。(相手のロングボールに対して)全体をコンパクトにすることが大事。前から守備に行くことで後ろはラインを上げなければいけません。行けないときは全体をコンパクトにすることで、ウェリントン選手へのボールや駒野友一選手からのクロスボールを拾える確率が高くなるので、間延びしないように全員で意識をしてやっていきたいです。セカンドボールに対しても自分はしっかりと予測をして、誰よりも速く反応してシンプルに味方につなげてテンポを作ることを意識したいと思っています。

高橋 壱晟
(岡山戦は)前半の終わり方が良くなかった。我慢して1-0で折り返すことが絶対でした。ハーフタイムでは、落ちている感じもなく声をかけ合えていたし、良い雰囲気でした。監督には「チームとして集中力が足りない」と言われたので、そこはみんなで意識をしてやっていきたいと思います。(ミドルシュートを打った場面は)最低でも枠に飛ばさなければ得点の可能性はない。ゴールの枠に飛ばすことを意識することで、こぼれ球も拾えると思っています。
(福岡戦に向けては)ラインが高いのでオフサイドを取れれば一番ですが、セカンドボールを拾って自分たちの攻めの時間を多くすることで相手もイライラして疲れてくると思うので、中盤でしっかりと拾いたいと思います。

清武 功暉
(岡山戦は)攻撃の形としてうまくいったというシーンが自分の中で見えませんでした。自分も1本しかミドルシュートを打たなかったし、シュートを打てる場面でパスを選択してしまった場面もありました。そういうところでシュートを打って流れを変えて、自分自身も乗っていかなければいけないなと思います。(福岡の)ウェリントン選手は強いので、そこのケアをちゃんとしないといけないと思いますが、相手のフォワードやディフェンダーがどうこうっていうのを意識し過ぎずに、自分たちのサッカーをしっかりやって自分たちの形を作って(相手を)崩していきたいと思います。(福岡には)J1で戦ってきた選手が多いし難しい試合になるとは思いますが、ホームで負けていないことで自分たちはポジティブにやれているので、とにかく連敗しないことと連勝していくことが今すごく大事だと思います。


[前節の結果/福岡]
福岡 3-1 讃岐


[前節の布陣/福岡]



[前節の布陣/ジェフ]



[最近の戦績/福岡]
05/13 福岡 1-0 岡山
05/17 湘南 0-3 福岡
05/21 金沢 0-5 福岡
05/28 福岡 1-3 群馬
06/03 福岡 3-1 讃岐


[過去の対戦成績]
13/09/01 福岡 3-4 千葉
14/06/07 福岡 1-0 千葉
14/10/04 千葉 3-0 福岡
15/06/14 千葉 2-2 福岡
15/10/10 福岡 1-0 千葉
TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
6.10 (土) 13:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第18節 VS アビスパ福岡

試合会場フクダ電子アリーナ

この試合のチケット購入はこちら