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2017 SEASON MATCHES試合日程・結果
MANAGER
フアン エスナイデル監督
いい試合だったと思います。大会に関係なく、まずは勝つことが大切です。気持ちを取り戻すことができたし、ホームで強さを見せ続けることもとても大切なことです。
―― メンバー構成について。
試合に勝つため。それだけです。
―― 多くの決定機を作った試合でした。
大切なのはゲームの中でチャンスを作り出すことで、前半はプレスに行き、ボールを奪ってチャンスを作りました。後半は変化を加えてカウンターを狙い、ラインを下げ気味に構えました。それもうまくいったと思います。なぜなら、3度ほどのビッグチャンスがありました。しかし、「決定力がない」ということは確かに結果に反映されていると思います。
―― 難しい時間帯に古川大悟選手を起用したと思うのですが。
どうして「難しい時間帯」と思うのですか?
―― 終盤は東京Vが多くチャンスを作っていました。
大悟は「スペースに走る」という素晴らしい特長を持っています。彼のためのスペースがたくさんありました。だから使いましたし、彼にとって難しい時間帯だったとは思いません。
佐藤 優也GK 23
1-0で勝ったという結果がすべてだと思うし、上に続く大会なので、しっかりと上を目指したいと思っています。ハーフタイムに監督から“構える”という指示があり、自分たちの新しい可能性を探るという意味でも「我慢してカウンターを狙う」という選択肢をとりました。
カウンターからチャンスを作ることができていたので、ああいう場面でしっかりと点を取ることができれば、もっと試合を楽に運べたと思います。もちろんピンチもありましたが、“構える”ことを選択した後半についてもうまく機能していたと思います。
熊谷 アンドリューMF 15
前半は自分たちのサッカーができました。後半は監督から“構える”という指示があったので、少し戸惑う部分もありましたが、結果的に無失点に抑えて勝つことができたので良かったと思います。ただ、前半にも前線のプレスに後ろがついていけない場面が何度かあったし、自分とアランダがうまく連係をとりながらポジショニングを修正しなければならないと思います。
やっぱり、ボールを奪う位置がいい時は攻撃面でもいいサッカーができると思います。今日はうまくカウンターにつなげることができましたし、チャンスも作れました。個人的には、もう少し自分がボールを受けて、ゲームの流れを作るようなプレーをしなければなりません。今日は相手の11番の選手がマンツーマンでついてきたので、逆にボールを受けないでスペースを作ることも考えていました。
清武 功暉MF 8
中3日でキツいゲームでしたけれど、今日は全体的にバランスが取れていました。ホアキン(ラリベイ)とも(町田)也真人くんとも良い距離感でできたので、その部分については良い収穫があったと思います。久しぶりに出る選手が多くて、難しい部分も当然あったと思いますが、一人ひとりがカバーやサポートする気持ちを持ってやれたので、全体的にとても良いバランスでサッカーができたと思います。
(先制点の場面は)ボム(キム ボムヨン)が最初にフェイントしてくれたときに、ゴールキーパーが1歩動いたんです。そこでキーパーが戻って来るところを狙いながら、うまくラリベイと也真人くんが(キーパーの視界を)隠してくれました。あの位置だったら狙える距離だったので、いいボールが蹴れたと思います。(試合全体を通して振り返ると)僕自身1対1の場面もあったし、ラリベイには3、4回(得点の)チャンスがありました。也真人くんがすごく良いパスを供給してくれていたので、(流れの中からも)1点やっぱり決めないといけませんでした。ラリベイは次のゲームでしっかり取ってくれると思いますし、僕自身も次も決められるように準備したいと思います。
古川 大悟FW 34
準備していたら呼ばれて、めちゃくちゃ緊張しました。でも、ずっと上から見ていたピッチだったんですけど、自分が立ってみたら迫力があって、頭が真っ白になって……。でもちょっとずつ慣れて、最後はシュートを打つこともできました。あれをニアサイドの上を狙えるような選手にならないといけないし、反省点もあり、収穫も多い試合でした。
自分がこれから生き残っていくためには、自分の特長をもっと磨いていかないと。出場時間は短かったけど、自信にもなったし、課題も感じた試合でした。サポーターの皆さんからの「大悟! 大悟!」という声がとてもたくさん聞こえていたので、嬉しかったです。ずっとああいう応援をしてもらえる選手になりたいと思います。