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試合日程・結果

2017 SEASON MATCHES試合日程・結果

第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会の初戦となる2回戦、ジェフは同じJ2リーグを戦う東京ヴェルディとホーム・フクアリで対戦する。

今シーズン、東京Vとはリーグ戦第14節で対戦。苦手とする敵地でのゲームだったとはいえ、3失点を喫する0-3の完敗に終わった。3回戦に進出するためには、約1カ月ぶりの対戦での“リベンジ”が求められる。

指揮官フアン エスナイデルが展望する。

「1ヶ月で(彼らの)チームはそこまで大きく変わりません。東京Vにはレベルの高い選手が所属しているので、対戦するときには(相手には)いい選手がいると考えます。ただ、だからといって、僕らのやり方が変わることはありません」

直近5試合で1勝2分2敗と満足な結果を得られていないジェフは、リーグ戦では15位に沈む苦しい状況にある。リーグ戦においては、前節、絶好調の水戸ホーリーホックと敵地で対戦し、1-3と完敗。指揮官は「私が就任して以来、間違いなく最悪の試合」と位置づけ、「自信を持ってプレーすることができなかった」と振り返った。

町田也真人が言う。

「シュートチャンスが少なくなっているとは感じます。ここ2戦は、プレスにいっても蹴られてしまう場面が多くなっています。プレスも大事ですが、セカンドボールの部分で負けてしまっているので、中盤のプレスバック、上下動をしないと厳しいと感じました」

一方の東京Vはリーグ戦ではここ3試合負けなし。首位のアビスパ福岡との勝点差は「6」で、J1進出プレーオフ圏内の6位に位置している。前節の愛媛FC戦は2度のリードを奪われる展開も、試合終了間際のアディショナルタイムに途中出場の高木善朗が値千金の同点弾。持ち前の得点力は健在で、得点数はリーグ3位タイの「27」を記録している。

勝敗を左右するポイントは相手のパスワークを阻止する組織的な守備と、“自分たちのサッカー”ができている時間帯にゴールを奪う決定力だ。

最終ラインの中核を担う岡野洵は“勢い”の重要性を口にした。

「自分はいい準備をして成長につながるプレーを心掛けたいと思っています。前回の対戦では、自分たちのペースで前半をやれていました。良いイメージを持ちながら、良い時間で得点を取り切ればあの試合も変わったと感じます。前半で勝負を決める気持ちで、そしてチーム全体で勢いを持って勝利につなげたいと思います」

ゴールが期待されるFWラリベイは言う。

「(東京V戦は)我々にとって大事な試合です。我々の本拠地でプレーできるわけですし、必ずサポーターの皆さんに勝利を届けなくてはいけません。勝てない試合が続き、我々に対するプレッシャーも強くなってきている中で、勝利を届けることが何よりも大事です」

どの試合でも“勝利”が特別なカンフル剤になることを分かっているからこそ、無敗を維持しているホームでの戦いでは何としても勝利を掴み取りたい。


フアン エスナイデル監督
(トーナメント戦の天皇杯でも)僕はいつも、勝てる確率が一番高いと考えられる選手を使います。フィジカル的なこともそうですし、技術的なところもそうです。勝利を第一優先に考えて、選手を配置します。
(東京Vとは5月17日にリーグ戦で対戦しているが)彼らと試合をする前から、彼らがどういうプレーをするかなんとなくイメージとしては分かっていました。1ヶ月で(彼らの)チームはそこまで大きく変わりません。東京Vにはレベルの高い選手が所属しているので、対戦するときには(相手には)いい選手がいると考えます。ただ、だからといって、僕らのやり方が変わることはありません。 勝つことは精神的にもプラスになります。いつも勝たなければいけないのですが、負けた試合のあとは特に勝たないといけません。そういう気持ちで試合に臨みます。

岡野 洵
(水戸戦は)相手が前から来ることは分かっていましたが、相手にうまくプレッシャーをかけられている場面が多くなってしまいました。ビルドアップでもっと工夫をして相手をはがせたと思いますし、良いクサビやパス、指宿選手へのロングボールもありました。それが常にできなければ難しい展開になってしまいます。
選手として借りを返すのはピッチの上だけ。(東京V戦に向けて)その気持ちは強いです。自分はいい準備をして成長につながるプレーを心掛けたいと思っています。前回の対戦では、自分たちのペースで前半をやれていました。良いイメージを持ちながら、良い時間で得点を取り切ればあの試合も変わったと感じます。前半で勝負を決める気持ちで、そしてチーム全体で勢いを持って勝利につなげたいと思います。

大久保 裕樹
(水戸戦をベンチで見ていて感じたことは)もっと助け合えるのになと思いました。チームとしての関係性として、それぞれ自己犠牲の気持ちを持って、もっと助け合える状況にできないかなと思って、外から見ていました。
(東京Vは)新しい監督が来て1年目ですが、昨季よりも完成されているなというイメージがあります。得点パターンもしっかり持っていますし、外国籍選手の強みも生かせている上に、若手選手が躍動しています。いま一番、勢いのあるチームなのではないかなと思います。(出場したときには)ウチの長所を出すことはもちろん、相手の短所を消すことも大事になってくると思うので、そこを意識したいです。試合に出たいので、いい準備をしたいと思います。

キム ボムヨン
(水戸戦をベンチから見ていて)相手のプレスは早かったと思いました。僕らのプレーを研究していたと感じます。最初はバタバタしていましたが、みんながやることをやって気持ちも出していました。でも、ミスのところで僕らのテンポにできなかったことが悔しいです。
(東京Vには)リーグ戦では負けてしまいましたが、この対戦では勝ちたい。トーナメント戦なので、たとえ延長戦になったとしても、PK戦になったとしても勝ちたい。そして、その後に続くリーグにつなげたいと思います。相手は若い選手だけではなく、外国籍選手も良いので注意したい。一度対戦をしているので、どういうチームなのか、どういう戦い方をしてくるかは分かっています。ミスから失点をしないようにしたいです。今度は本拠地(フクアリ)でもあるし、サポーターに良いプレーを見せたいと思います。

熊谷 アンドリュー
(前節は)水戸のやりたいサッカーにやられてしまった印象です。いつもの自分たちのサッカーで戦えず、自分たちのサッカーができませんでした。(自身が出場した時には)もう少しサイドに振り、センタリングでラリベイ選手や指宿選手に出せれば良かった。あれだけ引かれていると崩すことは難しく、自分のところでもボールロストが多かったので、そこは修正しなければいけません。
(東京V戦では)自分の特長を出しながら、チームの勝ちにこだわりたいです。前回対戦では自分のミスからやられているので、悔しさをぶつけたいと思います。ここ最近は前半が良く、後半が悪い試合が多いので、それ(良い展開)を1試合通してできるようになれば勝利する試合が増えていきます。そして点を取れるときに取らなければ厳しくなるので、(得点を)奪いにいきたいです。

町田 也真人
(水戸戦は)最後に清武選手がフリーキックで得点をしてくれて一矢を報いましたが、(チームとして)シュートチャンスが少なくなっているとは感じます。ここ2戦は、プレスにいっても蹴られてしまう場面が多くなっています。プレスも大事ですが、セカンドボールの部分で負けてしまっているので、中盤のプレスバック、上下動をしないと厳しいと感じました。
天皇杯に勝つとチーム自体も上がって行けると感じているので、すごく大事な試合になると思います。(5月17日のリーグ戦での対戦は)ボールを持てた試合でした。一発でやられてしまったので、自分たちのミスをどれだけ減らせるか。そこをポイントにやっていきたいです。そしてセンタリングの質を上げること。決定機が少ないので、自分自身もゴールに向かって行く動きやドリブルなどを考えてプレーしたいです。

ラリベイ
(東京V戦は)我々にとって大事な試合です。我々の本拠地でプレーできるわけですし、必ずサポーターの皆さんに勝利を届けなくてはいけません。勝てない試合が続き、我々に対するプレッシャーも強くなってきている中で、勝利を届けることが何よりも大事です。
東京Vがいいチームなのは分かっています。前回の対戦も互角の展開で、どちらが勝ってもおかしくありませんでした。今回もそれと近いゲームになると思うので、より集中力の高いほうがゲームをモノにできるのではないでしょうか。このJ2において、ジェフと東京Vどちらも上位にいておかしくないチームです。リーグ戦ではなく天皇杯というまた違った大会ですが、我々は変わらず、勝利のために戦います。


[前節の結果/東京V]
東京V 3-3 愛媛


[前節の布陣/東京V]



[前節の布陣/ジェフ]



[最近の戦績/東京V]
05/21 東京V 1-2 京都
05/27 長崎 1-0 東京V
06/04 松本 1-1 東京V
06/10 東京V 2-1 名古屋
06/17 東京V 3-3 愛媛


[過去の対戦成績]
15/05/06 東京V 0-0 千葉
15/11/08 千葉 1-0 東京V
16/06/12 千葉 2-2 東京V
16/09/25 東京V 1-1 千葉
17/05/17 東京V 3-0 千葉
TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
6.21 (水) 19:00 KICKOFF 第97回天皇杯 2回戦 VS 東京ヴェルディ

試合会場フクダ電子アリーナ

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