TOP TEAM選手・試合情報
2017 SEASON MATCHES試合日程・結果
MANAGER
フアン エスナイデル監督
今日の試合に勝てたのは、いい攻撃ができたからだと思います。攻撃に関してはいい時間帯がたくさんありました。ペナルティエリアに入り込むのが本当に難しい、守備の素晴らしい相手だったので難しかったのですが、攻撃は良かったと思います。ただ、ディフェンスは悪かったですね。2つの局面(攻撃と守備)で全く別のチームのようでした。
結果として勝つことができたのは、相手を攻撃面で上回ることができたからでしょう。この試合に関しては修正しなければならない点がたくさんありますが、嬉しいことに変わりはありません。見に来ていただいた人にとっても特別な試合になったと思いますし、こういう試合があるからこそ、サッカーはこれだけ人気のあるスポーツになったのでしょう。
今日のチームは走りましたし、ハードワークをしました。1人少ない状況でもよくやってくれましたし、力を残すことなく100パーセント出し切ってくれたという意味では文句のつけようがありません。ただ、さきほども言ったとおり修正点はたくさんあります。
―― 修正点について。
プレスは良くなかったと思います。相手がボールを持った時にフリーにさせてしまいましたし、ラインを上げるべきではない時に上げてしまったりしました。GKの佐藤優也に関してはもう少し前にポジションを取ってほしかったですね。いつも「前にいてくれ」というのですが、失点シーンは後ろに残ってしまったことによるものでした。「前に出ろ」と言っているので頭の上を越されることもありますが、それは指示どおりですから許されます。もっとも、これは彼だけのことではなく、守備全体のことを言っています。
我々のいい守備ができる時は、前からプレスに行けている時。それは攻撃の選手から始まり、中盤が前に出ます。しかし、今日はそれがうまくできませんでした。
―― ラリベイ選手が好調です。その理由は?
順応する時間が必要でした。彼が今までやってきたサッカー、最後にプレーしたクラブと比較するとプレースタイルが大きく異なります。ただ、今はチームのスタイルに慣れてきたと思いますし、今のラリベイが、我々に必要なラリベイです。この調子を続けてほしいですし、チームにとっても、彼が今の状態を続けることがとても大切です。
乾 貴哉DF 28
今日はゴールを奪ってもすぐに奪われるという展開でしたし、自分も失点シーンに絡んでしまったので、守備の人間としては、ああいう一発でやられる失点シーンをなんとかしてなくさなければいけないと思います。走り出した相手にちゃんとついていくこと、ポジショニングを修正すること、そういう基本的なことから見直したいと思います。
攻撃面では高い位置でボールをもらえたんですが、もっとクロスの質を高めないと。そこは練習あるのみだと思うので、いいクロスを上げられるように練習したいと思います。今日の結果については、運が良かったと思います。たまたま勝った試合だと思うので、次は自分たちのいいプレーを見せて勝てるように頑張ります。
熊谷 アンドリューMF 15
今日は失点の仕方が良くなかったので、みんなで改善しなきゃいけないと思います。相手に真ん中を閉じられた時にどうするか。サイドからクロスが上がってくる時に人数をかけて飛び込むとか、そのあたりの修正は必要だと思います。
1失点目は自分のところです。サイドに寄りすぎて戻るのが遅くなってしまいました。サイドバックが前に出て、横にズレて、自分が真ん中にいてというカバーができれば良かったのですが、試合の流れの中でそれができない、隙きが生まれてしまうシーンがここ数試合続いているので、そこは早く修正しないといけないと思います。自分たちのサッカーにおいてはあそこをいかにケアするかが重要なので、もう少し突き詰めたいですね。ただ、今日はなんとなく、負けそうな雰囲気がありませんでした。こういう雰囲気が大事だと思うので、続けたいと思います。
羽生 直剛MF 22
相手は中央の守備が強固だったので、必然的に外から攻撃を作るという形になりましたが、もう少しテンポ良くボールを回したいなと思っていました。なかなかそれができなかったので、入っていくのが難しいゲームでした。ハーフタイムに少し話してポジショニングを修正したんですが、それでもなかなか難しかったですね。ラッキーなところもあって結果がこっちについてきたのですが、充実感はそれほどないというか、そういう試合でした。
失点については、ウチが失点するパターンはどれも似ていて、そういう意味では、ああいう場面を作らせないことがまずは大事なんですが。後ろの勝負になる前に、しっかりと前でボールを回収する努力をしなければいけないと思っています。ボールを奪われた後ですぐに回収する努力と、最低限のリスクマネジメントをすることが、このサッカーをする上での課題だと思います。
ラリベイFW 9
本当に難しいゲームでした。サポーターの皆さんにとっては楽しめる試合だったと思いますが、本当にいろいろなことが起こりました。たくさんゴールが入り、退場もあり、PKもあった。改善しなければいけない点はたくさんありますが、後半戦が始まるにあたって、勝つことは本当に重要でした。
僕がゴールするということよりも、チームが勝つことが一番大事でした。(自身の取った3点の中で)一番良かったゴールは、勝利に重要視されるところという意味で、最後のゴール(自身3点目、チーム4点目)が一番嬉しかったです。(ハットトリックは)UAEでもイタリアでもあり、イタリアでは2回ハットトリックしたことがあります。アルゼンチンで僕の家族も見てくれましたし、本当に幸せな気持ちです。
自分にとってリーグ前半戦は、少し難しい時期でした。個人的にも改善しなければいけない点はたくさんありますが、自分を信じることを忘れずにいた結果が、こういう形になりました。後半戦をこういう形で始めることができたのは、自分にとってもとても良いことだと思っています。