真剣な取り組みができた試合、相手をコントロールできた試合だったと思います。決めなければいけないところで決めることができました。結果（リード）を維持することもできました。相手にチャンスを作らせなかったことも良かったと思います。

―― 前半、熊谷アンドリュー選手が最終ラインに入るビルドアップが機能していたように見えました。

アンドリューには、もっとその動きをしてもらいたいと考えています。彼は素晴らしいパスを出せる選手の一人ですから、我々のサッカーは、彼が多くボールを触るほどいいことは間違いありません。彼には攻撃のスターターになってほしいと考えていて、いつもそういうプレーを要求していますが、できる日とそうでない日があり、今日はできたということです。

早い時間にセットプレーで点を取れたことで、チーム全体として楽になりました。僕自身、前節はプレーの精度が低かったので、今日はいつも以上に集中してプレーしていましたし、（町田）也真人くんにもゴールが生まれてすごく良かったと思います。ただ、相手がマンマークで、ボールの入ったところに動いてくるので、もう少しシンプルにつなげれば良かったかなと思います。どこかでワンタッチプレーを増やしたかったし、アイデアを出さなきゃいけないと思っていました。

後半の立ち上がりはうまくいきませんでしたね。僕自身も決定機を外してしまったし、早く3点目を奪って試合を決めなきゃいけなかった。次はアウェイになりますが、僕自身は苦手意識を持っていません。チームとしてもネガティブな意識を持っていないので、この勝利を次につなげたいと思います。

前半は長くボールを持てたし、前に3枚いてサイドチェンジを心がけていたので、うまく“逃げ道”を作って回せた気がします。ただ、後半の立ち上がりは流れが良くなかったし、少し押し込まれてしまいました。もうちょっと落ち着いて組み立てる、またはもう少し早く足下につけるという感じでリズムを作れればいいと思いました。

今日は早い時間に1点を取れたことがとにかく大きかったです。あれで流れを作ることができました。自分の得点については、最初は乾に出そうとしたパスが相手に当たって戻ってきて、少し余裕があったのでシュートまでいけました。今日は「なんとしても」という気持ちでプレーしていたので、結果を残せて良かったです。

前半戦で負けていた相手だったので、勝ててよかったです。みんなで守備のところをしっかり（プレスに）行くことができていたので、それが攻撃にもつながったと思います。（自身が最終ラインまで下がることにより、サイドの選手も高い位置を取れたが）ただ、もうちょっとゆっくりボールを回せればよかったとは思います。ちょっと慌ててロングボールを蹴っててしまった場面があったので。そこはこれから修正していきたいと思っています。一番は連敗しなかったことが大きいと思うので、次の試合も勝てるように、トレーニングからやっていきたいです。
（古巣を相手にした試合でも）いつも通りの自分の役割を果たすことを考えて、やっていただけです。ただお世話になったチームだったので、成長した姿を見せられるようにと思って頑張りました。

立ち上がりのゴールによって自信を得ることができましたし、落ち着いて試合を進めることができました。どんな形でもゴールを決めたいと思っていますが、ヘディングは好きな形でもあるので良かったと思います。今日は家族も見に来てくれていましたし、間もなく出産を迎える妻も、お互いの両親もスタジアムに来てくれました。家族の前でゴールを決めることができて嬉しかったです。

コンディションはどんどん上がっていますし、自分のいいところを見せられる場面が増えてきたと感じています。今日はチームメイトみんなの良いところが見られた試合だったと思います。連勝することが大事なので、今日の試合で得たいい感触を持って、次の試合に臨みたいと思います。